菊地直哉
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菊池 直哉(きくち なおや 1984年11月24日-)は、静岡県清水市(現静岡市清水区)出身のサッカー選手である。Jリーグ・ジュビロ磐田所属。
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[編集] 略歴
小学校1年の時からサッカーを始める。各年代の日本代表を経験。世界大会での活躍はヨーロッパのクラブでも評価を得ていた。高校卒業時は、エールディヴィジに所属するフェイエノールトの練習に参加し、入団目前だったが資金面などで折り合わず断念した。当時、高校卒業後にJリーグを経由せず直接海外クラブへ入団するケースはほとんどなく話題を集めた。
フェイエノールト入りを断念後に、ジュビロ磐田へ入団を果たす。入団1年目からトップチームでの試合に出場し活躍した。しかし、2005年には出場時間が減り、出場機会を求めてアルビレックス新潟へとレンタル移籍をした。新潟ではレギュラーとして活躍、経験を得て磐田に復帰。
[編集] プレイスタイル
判断力の速さ、パスの精度に優れる。最終ラインやボランチなど主にディフェンシブなポジションでの起用が多いが、高校時代はトップ下やサイドバックの経験もあり、攻撃的なポジションも含めてゴールキーパー以外ならどのポジションもこなせるユーティリティなプレイヤーである。
自身では子供の頃から、ポジションよりも「チームの中心」としてプレーすることにこだわっていた、と語る。また自身の課題として、ボールを落ち着かせたり溜めを作る動きを挙げている。
[編集] 逸話
- チームメートからの愛称の1つに、髪が逆立ちやすいことを理由に付いた「ウニ」というものがある。
- アルビレックス新潟に期限付き移籍中の2005年第26節川崎フロンターレ戦において、ゴールキーパーの野澤洋輔が退場したことにより一度だけゴールキーパーを務めた事もある。
[編集] 所属チーム
[編集] 戦歴
[編集] Jリーグ通算成績
年度 | チーム | リーグ | 背番号 | リーグ戦 | カップ戦 | 天皇杯 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
J・J1 | J2 | ||||||||||
出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | 出場 | 得点 | ||||
2003年 | 磐田 | J1 | 27 | 7 | 0 | - | 2 | 0 | 3 | 0 | |
2004年 | 磐田 | J1 | 27 | 18 | 1 | - | 5 | 0 | 5 | 0 | |
2005年 | 磐田 | J1 | 27 | 9 | 0 | - | 1 | 1 | 0 | 0 | |
新潟 | J1 | 36 | 15 | 1 | - | 0 | 0 | 2 | 0 | ||
2006年 | 磐田 | J1 | 8 | - | |||||||
通算 | 49 | 2 | - | 8 | 1 | 10 | 0 |
[編集] 経歴
- 2003年8月16日 - プロデビュー(Jリーグ) - 浦和レッズ戦(埼玉スタジアム2002)
- 2004年9月26日 - プロ初ゴール(Jリーグ) - ヴィッセル神戸戦(神戸ウイングスタジアム)
[編集] 出場大会
- 2000年 U-17 アジアユース ()
- 2001年 U-17世界選手権 (グループリーグ敗退)
- 2002年 U-20 アジアユース (準優勝)
- 2003年 ワールドユース (ベスト8)
- 2004年 アテネオリンピック (グループリーグ敗退)
[編集] 代表歴
- U-16 - U-20 日本代表
- アテネオリンピック 日本代表
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
ジュビロ磐田 - 2006 |
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1 川口能活 | 2 鈴木秀人 | 3 茶野隆行 | 4 大井健太郎 | 5 田中誠 | 6 服部年宏 | 8 菊地直哉 | 9 中山雅史 | 10 成岡翔 | 11 西紀寛 | 13 森下俊 | 14 村井慎二 | 15 西野泰正 | 16 岡本達也 | 17 太田吉彰 | 18 前田遼一 | 19 藤井貴 | 20 金珍圭 | 21 佐藤洋平 | 22 カレン・ロバート | 23 福西崇史 | 24 山本康裕 | 25 ファブリシオ | 26 中村豪 | 27 上田康太 | 28 船谷圭祐 | 29 森野徹 | 30 八田直樹 | 31 松井謙弥 | 32 山本浩正 | 33 犬塚友輔 | 監督 アジウソン | クラブ | 編集 |
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