群馬県立富岡高等学校
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群馬県立富岡高等学校（ぐんまけんりつとみおかこうとうがっこう）は、群馬県富岡市にある公立の男子校である。 学生のほとんどが4年制大学に進学する。富岡工業高校が存在しないため、愛称は「トミタカ」ではなく、「トミコウ」である。
全日制(男子校・昼間)・定時制(共学・夜間)がある。
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[編集] 校訓
文武両道 質実剛健 自主自立
[編集] 沿革
- 1897年 群馬県尋常中学校甘楽分校として開設
- 1901年 群馬県立富岡中学校と改称
- 1948年 群馬県立富岡高等学校に改称
- 1950年 男女共学化開始
- 1959年 弓道部国体優勝
- 1969年 男女共学化廃止
- 1980年 新・教室棟完成
- 1981年 新・体育館完成
- 1993年 ハンドボール部高校総体初優勝
- 1994年 家庭科棟・新弓道場完成
- 1997年 創立100周年記念記念祝典・祝賀会挙行
- 2006年 理系クラスでの必修科目履修漏れが発覚
[編集] 特徴
富岡高校に入学するほとんどの生徒は、4年制大学への進学を希望している。最近では理数系の教育に力を入れており、更なる飛躍が内外より期待されている。 地域柄、高崎・前橋のように受験熱はそれほど熱いものではなく、生徒も楽観的な感があるが、そういったプレッシャーのなさも、この学校の躍進を支える要因となってるようだ。
敷地内に七日市藩邸跡がある。
現在、各ホームルームの暖房には石油ストーブを使用。冷房には扇風機を使用。
[編集] 過去の進学実績
- 北海道、山形、秋田、東北、福島、筑波、宇都宮、群馬、信州、埼玉、千葉、東京、東京外語、東京学芸、東京工業、一橋、横浜国立、新潟、金沢、富山、静岡、名古屋、滋賀、京都、大阪、広島、高知、釧路公立、青森公立、高崎経済、前橋工科、首都大学東京、静岡県立、岐阜薬科 等
校風は、のんびりおだやか。 悪く言うと競争にさらされる機会が少なく、危機感がない。 この地域には普通科進学校がこの高校しかないため、地域の二流層が多く入学し、いわゆる県内の中堅グループ校を地でいくマイペースさが持ち味であるといえよう。
校内には、通称「御殿」と呼ばれる旧七日市藩の藩邸と庭園が残されており、この学校の移り変わりを静かに見守っている。
また、名物行事として「夜間耐寒歩行」という、一晩かけて近隣地域を踏破するという行事が行われていたが、2004年に校長が変わり、夜間歩行は「妙義ウォーク」という行事に代わっている。校長を含め教師陣は積極的に参加しているが、生徒の評判はあまり良くない。
ちなみに、校歌には一度も自校の名前がでてこないが、応援歌には登場する。
部活動では、ハンドボール部が長年、県内で圧倒的な実力を誇示しており、全国大会出場はもとより常に優勝を期待される存在になっており、毎年、県内の優秀選手の入部が後を絶たない。 ほかにも、硬式テニス部や陸上競技部、弓道部は常に県内上位にランクインし、関東大会等の大舞台で活躍している。
[編集] 定時制
全日制生徒の放課後、夕方～夜に、全日制の教室を使用して授業を行う。四年制。共学。
既卒者を対象とした、聴講生の受け入れもしている。
各種定時制通信制大会に参加。 夜間耐寒歩行は、定時制では男子希望者のみの参加である。
卒業後は主に各種学校への進学、または就職。（既に就職している者は含まれない）
全日制側とは、これと言った交流行事等は無い。
[編集] 主な出身者
- 畑桃作（元衆議院議員）
- 土屋博映（文学研究者）
- 福沢一郎（画家）
- 阿部眞之助（NHK初代会長）
- 東野英治郎（初代 水戸黄門・俳優）
- 団しん也（コメディアン）
- 岩井寿史（アジア競技大会十種競技優勝）
- 阪本孝男（元走り高跳び日本記録保持者・モスクワオリンピック日本代表）
- 斎藤嘉彦（元400ｍハードル日本記録保持者・バルセロナオリンピック代表）
