紀伊駅
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紀伊駅(きいえき)は、和歌山県和歌山市北野441番地にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅。
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[編集] 駅構造
島式ホーム2面4線を持つ地上駅。駅舎と二つのホームとはみな同じ高さにあり、この三つを結ぶ跨線橋がある。のりばは駅舎側から1番のりば、2番のりば、3番のりば、4番のりばである。
- のりば
- 1番のりば ■和歌山方面
- 2番のりば ■和歌山方面
- 3番のりば ■天王寺方面
- 4番のりば ■天王寺方面
先述のとおり、駅舎やホームはみな駅前の道路などから見ると少し高い場所にあり、そのため駅舎と駅前とは階段で結ばれている。駅舎は狭い敷地に建てられているためL字型をした変わった構造である。みどりの窓口設置の直営駅で駅舎内部には出札口や改札口などがある。トイレは改札内にあり、男女別の水洗式となっている。
[編集] 駅周辺
この辺りには紀伊国の国府があった。駅の南東にある府守神社は国府の跡と伝わり府中の地名も残っている。阪和線は、当駅と次の六十谷駅との中間地点附近で阪和自動車道と立体交差している。
- 川辺王子跡
- 中村王子跡
[編集] 歴史
- 1930年(昭和5年)6月16日 - 阪和電気鉄道の駅として開業。
- 1940年(昭和15年)12月1日 - 南海鉄道に吸収合併され、南海山手線の駅となる。
- 1944年(昭和19年)5月1日 - 国有化され、国鉄阪和線の駅となる。
- 1968年(昭和43年)9月1日 - 貨物扱い廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
かつては普通列車しか止まらなかったが、ラッシュ時のみ快速がとまるようになり、紀州路快速設定時にすべての快速が停車するようになった(六十谷、三国ヶ丘も同様)。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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