杉本町駅
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杉本町駅(すぎもとちょうえき)は、大阪府大阪市住吉区にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅である。
阪和連絡線(阪和貨物線)が合流する駅で、2004年までは線路保全のために1日1往復運行する回送列車(錆取り列車)を見ることができた。なお、2004年以降阪和連絡線(阪和貨物線)は休線している。
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[編集] 駅構造
島式2面4線ホームの橋上駅で、各種快速、及び特急列車の待避を行う駅である。
[編集] のりば
- 1・2番線 ■ 上り 天王寺・大阪・JR難波方面
- 3・4番線 ■ 下り 鳳・日根野・和歌山・■関西空港線 関西空港方面
- 現在は通過待ちの退避用線路2・4番線からしか乗降車できない。1・3番線に鉄柵が整備されたためである。(2006年7月29日付け)
[編集] 利用状況
杉本町駅の乗車人員は1日平均8,607人(2004年度)であり、阪和線・関西空港線の駅として第10位の利用者数である。大阪市立大学の最寄り駅であり、天王寺駅を除く大阪市内の阪和線の駅で最も乗降客数が多い。 終日、特に学生利用が多い駅である。
[編集] 駅周辺
[編集] バス
大阪市営バス
杉本町駅前停留所
東行
- 64A・64B 苅田小学校前 行
西行
- 64A 府立総合医療センター 行(住吉車庫前経由)
- 64B 住吉車庫前 行
南行
- 住吉ループ(赤バス) 浅香 方面
山之内四丁目停留所
- 住吉ループ(赤バス) 東粉浜一丁目南 方面
[編集] 歴史
- 1929年7月18日 - 阪和電気鉄道の停留場として開業。
- 1932年1月23日 - 認可により駅(停車場)に昇格。
- 1940年12月1日 - 阪和は南海鉄道へ吸収合併され、南海山手線の駅となる。
- 1944年5月1日 - 戦時買収により国有化。国鉄阪和線杉本町駅に。
- 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。