湯島天満宮
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湯島天満宮 | |
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所在地 | 東京都文京区 |
位置 | -- |
主祭神 | 天之手力雄命 菅原道真公 |
社格等 | 府社・別表神社 |
創建 | 雄略天皇2年(458年) |
本殿の様式 | -- |
例祭 | 5月25日 |
主な神事 | -- |
湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)は、東京都文京区にある神社である。通称湯島天神。旧称湯島神社。旧社格は府社で、現在は神社本庁の別表神社となっている。
古来より江戸・東京における代表的な天満宮であり、学問の神様として知られる菅原道真公を祀っていることで、特に受験シーズンには、合格祈願の為に、多数の受験生が参拝に訪れるが、普段から学問成就や修学旅行の学生らで非常な賑わいを見せている天満宮である。また、境内の梅の花も有名で、この地の梅を歌った「湯島の白梅」(1942年)は、戦中時の歌として大ヒットした。
目次 |
[編集] 歴史
社伝では、雄略天皇2年(458年)1月、雄略天皇の勅命により天之手力雄命(あめのたぢからをのみこと)を祀る神社として創建されたと伝えられている。南北朝時代の正平10年(1355年)、住民の請願により菅原道真を勧請して合祀した。この時をもって正式な創建とする説もある。当の湯島天満宮では458年創建としている。
徳川家康が江戸城に入ってから徳川家の崇敬を受けた。江戸時代には、多くの学者・文人が訪れた。忍が岡の孔子廟が近くに移転されて湯島聖堂となり、さらに文人たちの崇敬を集めた。明治5年に郷社に列し、明治18年に府社に昇格した。平成13年(2001年)に神社本庁の別表神社に指定された。
本殿の建築様式は権現造である。かつての社殿は明治18年に改築されたものであったが、老朽化が進んだために平成7年(1995年)12月に再建された。平成12年(2000年)3月31日に「湯島神社」から「湯島天満宮」に改称した。
[編集] 祭事
- 1月1日 - 元旦祭
- 1月15日 - 成人祭
- 1月25日 - 初天神祭(うそ替え神事)
- 2月3日 - 節分祭(豆撒き)
- (2月上旬 - 3月上旬)梅まつり
- 5月25日 - 例大祭
- 6月 - 夏越し大祓式(茅の輪くぐり神事)
- 11月1日-11月23日 - 菊まつり
- 11月15日 - 七五三祝祭
- 12月25日 - 納天神祭
- 12月26日 - 歳の市
- 12月31日 - 師走大祓式・除夜祭
[編集] 文化財
- 表鳥居(東京都指定建造物)