油川駅
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油川駅(あぶらかわえき)は、青森県青森市にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)津軽線の駅である。
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[編集] 駅構造
単式ホーム1面1線のホームを有する地上駅で青森方に横取線を有する。かつては交換駅であったが、1970年代までには棒線化された。ホーム向かいにスペースがあるのはこのためである。
木造平屋建ての駅舎は開業当時のものを使用しており、出札口、自動券売機がある。マルス端末は設置されておらず、POS端末のみ設置されている。指定券は料金補充券にて対応している。営業時間は7時40分から17時00分まで(14時20分から15時30分までは集計作業のため閉鎖)。平成初期ごろまではキヨスクもあった。現在は夜間も駅舎を解放しているが、2000年ごろまでは夜間の駅員不在時間帯は駅舎を施錠し、夜間通路を通ることになっていた。なお、夜間通路は現在使用されておらず、すでに撤去されている。
現在は青森駅管理の業務委託駅である。開業当初は駅長配置の直営駅であったが、合理化で日本交通観光社に業務委託されたが、JR化後に直営に戻されて青森駅所属の油川在勤駅員が配置された。配置要員が2人と少なかったため、月数回は青森駅から助勤が行われていた。
[編集] 駅周辺(五十音順)
- 青森銀行油川支店
- 青森警察署油川交番
- 青森県立青森北高等学校
- 青森市立油川中学校
- あおもり信用金庫油川支店
- ABUDEN油川電器本店
- 油川市民センター
- 油川郵便局(無集配特定局)
- 新あおもり農協油川支店
- ミニストップ油川店
- ほっかほっか亭油川仲町店
[編集] 利用状況
- 2005年度の乗車人員は、1日平均462人である。
[編集] 歴史
- 1951年12月5日 - 開業。
- 1958年10月21日 - 小口扱を除く貨物取扱を廃止。
- 1970年7月1日 - 貨物取扱を完全廃止。
- 1971年4月1日 - 駅業務を日本交通観光社に委託。
- 1987年4月1日 - 国鉄の分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる。
- 1988年4月1日 - 業務委託を解除、直営化。
- 1990年 - 自動券売機導入。
- 2003年10月1日 - 駅業務をジャスターに委託。