地図

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世界地図 1154年にモロッコで描かれたもの。当時の用途には十分なものであったと考えられる。現代においても鉄道路線図などのように主題に応じて実際の地形を変形、省略した地図が広く用いられている。さらに世界地図において国ごとの面積を人口に比例して描いたものなど、変形自体に意味を持たせた地図もある。

地図（ちず）とは、地球あるいは架空の世界の全部または特定の一部分を縮小表現したものである。

書店等で一般的に入手可能な地形図は、東西南北や緯度、経度が指し示されて、等高線による土地の高低差、海、湖、河川のような水域、行政区画、道路や建物の位置などの多くの情報が網羅されている。地図では、記入される情報は全て地図記号で表され、地図の種類または国ごとに統一され決められている。ただし地形図以外のもの（道路地図やガイドマップなど）においてはこのような規格には沿っていないものが多い。

日本では、国土地理院により測量がされて作られている。従来使われてきた測地系（座標を決める基礎情報）が、GPSなどで使われるものと大きく異なっていたため、2002年4月1日に「日本測地系」を「世界測地系」に変更した。その前後の緯度、経度は座標変換が必要になる。

現在では、地図のデジタル化によって、地図上に多くの情報をあわせて持つことができるようになっている（地理情報システム（=GIS）参照）。

[編集] 地図の種類

• 世界地図
• 各国の地図（例：日本地図）
• 道路地図
• 住宅地図
• 地形図
• 海図
• 鳥瞰図
• 白地図（はくちず）

境界線以外何も記されていない地図を白地図と呼ぶ。学習用等で使用される。

• 触地図

[編集] 図法

図法とは、球体である地球上にある地形を平面の地図に射影する際に用いる手法である。目的に応じた地図の投影法を用いる。

[編集] 方位図法

• 正射図法
• 平射図法
• 心射図法
• ランベルト正積方位図法
• 正距方位図法

[編集] 円錐図法

• 正距円錐図法（トレミー図法）
• ボンヌ図法
• ランベルト正角円錐図法

[編集] 円筒図法

• メルカトル図法（正角円筒図法）
• ミラー図法
• ユニバーサル横メルカトル図法

[編集] 擬円筒図法

• サンソン図法
• モルワイデ図法

[編集] その他

• ホモロサイン図法（グード図法）
• ヴィンケル図法

（世界地図より）

[編集] 関連項目

Illustrated map

ウィキメディア・コモンズに、地図に関連するマルチメディアがあります。

• 地図の一覧
• 地図学
• グローバル・ポジショニング・システム (GPS)
• 地理情報システム（GIS）
• 地球儀
• 国土地理院
• 電子国土
• 地図メーカー
  • ゼンリン
  • 昭文社
  • アルプス社
  • 東京地図出版
  • 武揚堂
• 測量
• 三角点
• 点の記
• 四色定理
• 旅行

[編集] 外部リンク

• (財)日本地図センター
• 電子国土ポータル
• 古絵図探訪 - 石川新情報書府
• 地図サービス
  • Mapion（マピオン） ここでねマピオン という機能がある Alps 系の地図
  • MapFan Web（マップファンウェブ） るーとMap という無料の会員サービスがある INCREMENT P 系の地図
  • Google マップ 衛星写真と切り替えられる機能がある 日本部分は ZENRIN 系の地図
  • goo 地図 ルートガイドという機能がある ZENRIN 系の地図
  • ちず丸 キャラクターがかわいい 昭文社 系の地図