勲一等旭日大綬章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
勲一等旭日大綬章(くんいっとうきょくじつだいじゅしょう)は日本国の勲章の一つ。1875年(明治8年)4月10日勲章制定ノ件(明治8年太政官布告第54号)に基づき制定。大綬を右肩から左脇に垂れ、副章(勲二等旭日重光章の正章と同じ)を左胸に佩用する。2003年(平成15年)11月3日から旭日大綬章となった。
[編集] 受賞者の例
※日付は受章日
- 西郷従道 侯爵、元帥海軍大将、海軍大臣 1876年(明治9年)9月23日
- 岩倉具視 右大臣 1876年(明治9年)12月29日
- 三条実美 公爵、太政大臣 1876年(明治9年)12月29日
- 木戸孝允 参議 1877年(明治10年)5月24日
- 伊藤博文 公爵、内閣総理大臣 1877年(明治10年)11月2日
- 大久保利通 贈右大臣 1877年(明治10年)11月2日
- 高木兼寛 男爵、海軍軍医大監、海軍軍医総監 1920年(大正9年)4月13日(註:死後追贈)
- 穂積重遠 最高裁判所判事 1951年(昭和26年)7月29日
- 霜山精一 最高裁判所判事 1964年(昭和39年)4月29日
- 田中耕太郎 第2代最高裁判所長官 1964年(昭和39年)4月29日
- カーチス・ルメイ アメリカ空軍参謀総長 1964年(昭和39)年12月4日
- 横田喜三郎 第3代最高裁判所長官 1965年(昭和40年)11月3日
- 横田正俊 第4代最高裁判所長官 1969年(昭和44年)4月29日
- 奥野健一 最高裁判所判事 1969年(昭和44年)4月29日
- 松本正雄 最高裁判所判事 1972年(昭和47年)4月29日
- 中安閑一 宇部興産会長 1972年(昭和47年)4月29日
- 真野毅 最高裁判所判事 1973年(昭和48年)4月29日
- 天野貞祐 文部大臣 1973年(昭和48年)
- 石田和外 第5代最高裁判所長官 1973年(昭和48年)11月3日
- 下田武三 外務事務次官・アメリカ大使・最高裁判所判事 1977年(昭和52年)4月29日
- 藤林益三 第7代最高裁判所長官 1977年(昭和52年)11月3日
- 永野重雄 日本商工会議所会頭・富士製鉄社長 1978年(昭和53年)4月29日
- 岡原昌男 第8代最高裁判所長官 1979年(昭和54年)4月29日
- 高辻正己 最高裁判所判事 1980年(昭和55年)11月3日
- 松下幸之助 松下電器産業会長 1981年(昭和56年)4月29日
- 稲山嘉寛 経済団体連合会会長・新日本製鐵社長 1982年(昭和57年)4月29日
- 松前重義 東海大学総長 1982年(昭和57年)11月3日
- 服部高顕 第9代最高裁判所長官 1985年(昭和60年)4月29日
- 井深大 ソニー会長 1986年(昭和61年)4月29日
- 団藤重光 最高裁判所判事・東京大学教授 1987年(昭和62年)11月3日
- 寺田治郎 第10代最高裁判所長官 1987年(昭和62年)11月3日
- 澄田智 日本銀行総裁 1990年(平成2年)4月29日
- 斎藤英四郎 経済団体連合会会長・新日本製鐵社長 1990年(平成2年)4月29日
- 本田宗一郎 本田技研工業社長 1991年(平成2年)11月3日
- 伊藤正己 最高裁判所判事 1993年(平成5年)4月29日
- 角田礼次郎 最高裁判所判事 1993年(平成5年)4月29日
- 味村治 最高裁判所判事 1996年(平成8年)11月3日
- 坂本三十次 労働大臣、内閣官房長官 1996年(平成8年)11月3日
- 三好達 第13代最高裁判所長官 1999年(平成11年)11月3日
- 豊田章一郎 トヨタ自動車社長 2002年(平成14年)4月29日
- 上原康助 元沖縄開発庁長官 2002年(平成14年)4月29日
- 渡部恒三 衆議院副議長、自治大臣、厚生大臣 2003年(平成15年)4月29日