人吉駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
人吉駅(ひとよしえき)は、熊本県人吉市中青井町326番地1号に所在する九州旅客鉄道(JR九州)・くま川鉄道の駅である。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
- 3面5線のホーム(島式ホーム2本と相対式ホーム1本)を有する地上駅。
- JR九州は駅本屋側2面3線を使用する。
- くま川鉄道は駅舎から最も遠い1面2線を使う。
- くま川鉄道へは跨線橋でJRのホームから直接連絡している以外に駅横から直接ホームに入場可能な跨線橋を兼ねた橋もある。
- 八代側に車両基地あり。レンガ造車庫もある(人吉鉄道事業部は2005年3月に熊本鉄道事業部へ統合)。
- JR九州直営駅でマルス端末機を設備。
- 駅前に城の形をした観光用からくり時計と温泉を引き湯した噴水がある。
[編集] 駅周辺
駅至近(北側)
- 村山公園(自然公園。アスレチック設備やトラック・サッカー場もある)
- 人吉市立西小学校
- 人吉市立第二中学校
- 熊本県立球磨工業高等学校
- 人吉測候所
- 人吉城本簡易郵便局
- 大村横穴古墳群(国指定の遺跡。縄文時代辺りの墓と言われる。駅のすぐ北側で、くま川鉄道のホームや線路から良く見える)
駅至近(南側)~市中心部
[編集] 歴史
- 1908年(明治41年)6月1日 - 八代~人吉駅間延伸に伴い帝国鉄道庁が開設
- 1911年(明治44年)5月11日 - 鹿児島本線(人吉~吉松)延伸全通
- 1924年(大正13年)3月30日 - 湯前線開業(人吉~湯前)
- 1927年(昭和2年)10月17日 - 鹿児島本線海岸ルート全通により八代~人吉~鹿児島駅間が分離され肥薩線所属駅となる
- 1977年(昭和52年)3月 - 現3代目駅舎完成
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 肥薩線に電子閉塞装置導入
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承
- 1989年(平成元年)10月1日 - 湯前線がくま川鉄道に転換
[編集] 駅弁
人吉駅では全国的にも珍しくなった駅弁の立ち売りが行われている(特急・観光列車停車時のみ)。
- 鮎すし(やまぐち)
- えびめし(やまぐち)
- 栗めし(やまぐち)
- サンドイッチ(やまぐち)
- 山麓おむすび(やまぐち)
- 椿べんとう(やまぐち)
[編集] 隣の駅
- くま川鉄道
- 湯前線
- 人吉駅 - 相良藩願成寺駅
[編集] 関連項目
肥薩線(えびの高原線)