一勝地駅
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一勝地駅(いっしょうちえき)は、熊本県球磨郡球磨村大字一勝地にある九州旅客鉄道(JR九州)肥薩線の駅である。普通列車のほかに特急「九州横断特急」・「くまがわ」も停車する。
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[編集] 駅構造
- 以前は単式ホーム・島式ホーム混合の2面3線で単式ホーム側に駅舎のある構造を持っていたが3つの線路のうち真ん中の線路、つまり島式ホームに接する駅舎側の線路を撤去したことによりホーム、線路、ホーム、線路の順の特異な配列を持つ2面2線の構造となった。地上駅である。
- 回廊のある古い木造駅舎が残る。
- 地元農業協同組合であるJA球磨の簡易委託駅。マルス・POS端末は設置されていない。また、駅舎にはJA球磨が同居する。
[編集] 駅周辺
[編集] 歴史
- 1908年(明治41年)6月1日 - 帝国鉄道庁が開設
- 1927年(昭和2年)10月17日 - 鹿児島本線海岸ルート全通にともない八代~鹿児島間が分離され肥薩線所属駅となる
- 1986年(昭和61年)11月1日 - 電子閉塞装置導入により職員無配置化
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道が継承
[編集] 隣の駅
[編集] その他
一勝地駅の名前が縁起がいいため、「必勝お守り記念入場券」を販売している。スポーツ選手や受験生などが勝利(合格)を祈願し買いにくる。駅となりの一勝地郵便局でもお守りを売っている。