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上代特殊仮名遣 - Wikipedia

上代特殊仮名遣

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

上代特殊仮名遣(じょうだいとくしゅかなづかい)は、国語学橋本進吉論文「上代の文献に存する特殊の仮名遣と当時の語法」を省略した名称で上代日本語における、『古事記』・『日本書紀』・『万葉集』など上代(奈良時代頃)の万葉仮名文献に用いられた表音的仮名遣である。定家仮名遣に先立つ古い時代の歴史的仮名遣ともされる。単に「上代仮名」とも。

目次

[編集] 概要

現代日本語の50音のうち、イ段のキ・ヒ・ミ、エ段のケ・へ・メ、オ段のコ・ソ・ト・ノ・(モ)・ヨ・ロ及びの14音について、奈良時代以前の上代には甲類と乙類の万葉仮名の書き分けが見られ、両者は厳格に区別されていたことがわかっている。ただし、の区別は『古事記』のみに見られる。またエはア行とヤ行に分けられていた。なお、甲乙の区別は濁音のギ・ビ・ゲ・ベ・ゴ・ゾ・ドにもある。

甲乙の差異については、例えば、「き」を表す万葉仮名は、支・吉・峡・来・棄などの漢字が甲類の「き」とされ、「秋」や「君」「時」「聞く」の「き」を表していた。そして己・紀・記・忌・氣などが乙類の「き」とされ、「霧」「岸」「月」「木」などの「き」を表している。上代の文献では全体にわたってこのように整然たる仮名の使い分けが見られ、一部の例外を除いて甲乙の混同は見られず、両者は厳然と区別されていた。

こうした甲乙の区別は、上代においては母音がアイウエオの5音の他に、イエオのみ甲乙の2種類に分かれ、8母音であったことから生じたという、音韻による区別の説が有力である。すなわち、上代日本語は、50音でなく87音(あるいは88音)あったと考えられている。しかし平安時代以降になって、そのような区別は薄れ、一つに統合されていったらしい。ただし、この見方には後述するように異論もある。

上代特殊仮名遣が用いられていた当時はまだ「かな」が発達していなかったため、これを表現する仮名文字はヤ行のエを除いて存在しない。そのため、文字上で甲乙の区別をする必要がある時は、傍線やカタカナ化、ローマ字ウムラウトなどで対応している。

[編集] 研究史

[編集] 本居宣長・石塚龍麿

上代特殊仮名遣は、まず本居宣長によって研究の端緒が開かれた。宣長の浩瀚な『古事記』の註釈書、『古事記伝』には、第一巻の「仮字の事」ですでに「同じ音の中でも、言葉に応じてそれぞれに当てる仮字が使い分けられている」ことが指摘されている。ただしその指摘はまだ一部に限られており、この宣長の着想をさらに発展させたのが、彼の門弟石塚龍麿による『仮名遣奥山路』(1798年寛政10年)頃発表)である。これは万葉仮名の使われた『古事記』・『日本書紀』・『万葉集』について、その用字を調査したものである。この中で石塚は万葉仮名においてはエ・キ・ケ・コ・ソ・ト・ノ・ヒ・ヘ・ミ・メ・ヨ・ロ・チ・モの15種について用字に使い分けがあると結論づけた。しかし、当時は本文の信憑性に関する批評が盛んでなく、調査に使われたテキストに誤記が含まれていたことや、仮名の使い分けが音韻の違いに結びつくという結論付けがなされていなかったこともあり、注目を集めることはなかった。

[編集] 橋本進吉

宣長・石塚によるこの研究は長く評価されずに埋もれていたが、橋本進吉によって再発見され、大正6年、「帝国文学」に発表された論文「国語仮名遣研究史の一発見――石塚龍麿の仮名遣奥山路について――」で学会に評価されるようになった。なお、橋本以後の研究では石塚竜麿が指摘したチの使い分けを認めておらず、エ・キ・ケ・コ・ソ・ト・ノ・ヒ・ヘ・ミ・メ・ヨ・ロ・モの14種および濁音がある場合はその濁音を古代特有の使い分けと見なしている。この使い分けに橋本は「上代特殊仮名遣」と命名した。なお、モの使い分けは古事記にのみ見られるものである。橋本は甲乙の音価の違いについて、甲音は現在のものと同じ音/i, e, o/とし、乙音を/ï, ë, ö/と推定した。

[編集] 有坂秀世と「有坂の法則」

有坂秀世は1934年昭和9年)の論文「古代日本語における音節結合の法則」で、上代特殊仮名遣いに関する次のような法則を発表した。

  1. オ列甲類音とオ列乙類音とは、同一結合単位内に共存することはない。
  2. ウ列音とオ列乙類音とは、同一結合単位内に共存することが少ない。特に2音節の結合単位については例外がない。
  3. ア列音とオ列乙類音とは、同一結合単位内に共存することが少ない。

実際にこの法則が発表されたのは1932年の論文「古事記におけるモの仮名の用法について」であるが、彼がこれに強い確信を持って発表したのは前述の論文である。これは有坂の法則と呼ばれた。母音同士が共存しやすいグループを作り、互いに同グループの母音と共存しやすく他グループの母音とは共存しにくい、という傾向はトルコ語などに見られる「母音調和」現象の名残とされ、有坂の法則は日本語アルタイ語族であることの一つの証左であるとされたりした。

橋本・有坂によるこれらの研究により上代特殊仮名遣は、国語学における定説となり、いわゆる古史古伝竹内文書などに使用されている神代文字も、「上代には8母音あったはずなのに、なぜか5母音のままで上代の仮名遣いに配慮していない」ということから、第二次天津教弾圧事件の昭和17年の裁判の際検察側の証人として橋本進吉も出廷し、そうした仮名遣いの区別がなくなった後世の偽書として否定した。

[編集] 松本克己

この古代日本語8母音説は広く受け入れられ、半ば定説となっていたが、昭和50年代に入りこれに異を唱える学説が相次いで登場する。その端緒が松本克己の「古代日本語母音組織考 -内的再建の試み-」である。内的再建とは、一つの言語の言語史を、他言語との比較からのみ考えるのではなく、その言語内の共時態の研究を通じて求めていこうとするアプローチである。

松本は有坂の音節結合の法則について、「同一結合単位」という概念の曖昧さを指摘した上で、甲乙二種の使い分けがある母音だけではなく全ての母音について結合の法則性を追求すべきだとして、1965年の福田良輔の研究をもとに、母音を3グループに分けて検証を行なった。その結果、従来甲乙二種の使い分けがあるとされてきた母音は、相補的な分布を示すなどしており、母音の使い分けを行なっていたわけではなく、音韻的には同一であったとした。松本はギリシア語での/k/の表記を引き合いに出し、/k/についてkとqの二種類の文字が使われていたからと言って、それがギリシア語で2種の子音が意図的に使い分けられていたという事実を示すわけではないことを挙げ、同様に上代特殊仮名遣いについても、使い分けがそのまま当時の母音体系を正確に表したものではないことを指摘した。その上で松本は、日本語の母音の変遷について、

  1. i, a, u の3母音
  2. i, a ~ o, u の4母音
  3. i, e, ï, a, o, u の6母音
  4. 現在の5母音

のような変遷を辿ったとし、上代日本語の母音体系は現代と同じ5母音であったと結論づけた。

[編集] 森重敏

松本克己の論文の発表は1975年3月であるが、それと時を同じくして同年9月、森重敏は「上代特殊仮名遣とは何か」を発表し、松本とは別の観点から上代特殊仮名遣の8母音説に異議を唱えた。発表は9月であるが、これが執筆されたのは同年2月であり、「定説」であった8母音説に対する反論が、ほぼ同じ時期に執筆されたことになる。

まず森重は、体言において、感嘆の際にいかなる助詞も付けないで単語がそのままで使われる時、助詞の代わりのような役目で単語の音韻そのものを「イ」音を加重させることがあると説いた。すなわち、「花」であればそれが「花よ」という形を取るのではなく、「ハナィ」あるいは「ハィナ」「ハィナィ」と、母音そのものに「イ」を付け加えることによって表現することがある、というのである。ここから、ア段音にイを加重させたものがエに、ウ段音にイを加重させたものがイに、オ段音にイを加重させたものがオになり、それぞれ乙類と呼ばれる音になった、というのが森重説の要旨である。

森重説でも、最終的に日本語の母音体系は5母音であったとしている。すなわち、万葉仮名に見られる用字の使い分けは、渡来人が日本語にとって不必要であった音声の違いを音韻として読み取ってしまったものだ、とするものである。森重はそれをあたかも、ヘボン式ローマ字が日本語にとって必ずしも必要な聞き分けでない sh, ch, ts, f などを聞き取ったことになぞらえ、上代特殊仮名遣い中「コ」音のみが平安初期にまで残ったにもかかわらず、ひらがなにその使い分けが存在しなかったことなどを傍証として挙げている。

[編集] 新説を巡る論争

この時期を同じくした新しい論に対しては、多数の反論が展開され、1970年12月から翌年1月にかけては毎日新聞紙上においてこの説を巡って4回にわたって議論が繰り広げられた。中でも激しい論争が繰り広げられたのは『言語』誌上である。1976年の6号の特集「母音調和を探る」には六母音説を主張する服部四郎の「上代日本語の母音体系と母音調和」と、松本克己の「日本語の母音組織」が並んで掲載され、互いの説を批判し合うという体裁が採られた。さらに8月号では大野晋が「上代日本語の母音体系」で両論を紹介し、持論を展開した他、11月号では松本が「万葉仮名のオ列甲乙について」で、12月には服部が「上代日本語の母音音素は六つであって八つではない」で互いに再反論した。

1981年には森博達が「唐代北方音と上代日本語の母音評価」でエ段以外の甲乙に差があることを認める7母音説を発表するとともに、唐代北方音と切韻を利用した具体的音価の推定を試みた。これに対しては『国語学』誌上で平山久雄との間で「森博達氏の日本書紀α群原音依拠説について」「平山久雄氏に答え再び日本書紀α群原音依拠説を論証す」「森博達氏の日本書紀α群原音依拠説について、再論」という論争が行われている。

最近は従来の説を根本から覆すような論は発表されていないが、だからといって上代母音についての結論が出たわけではない。上代にはいくつの母音が実際に存在したのか、その具体的な音価は何か、なぜイ段・エ段・オ段の一部のみに使い分けが見られるのかなどについて、今後も様々な分野からのアプローチが待たれている。

[編集] 参考文献

  • 橋本進吉『国語音韻の変遷』岩波書店
  • 橋本進吉『古代国語の音韻に就いて』岩波書店
  • 大野晋「上代日本語の母音体系について」『言語』5-8, 1975年8月
  • 服部四郎「上代日本語の母音体系と母音調和」『言語』5-6, 1975年6月
  • 服部四郎「上代日本語の母音音素は六つであって八つではない」『言語』5-12, 1975年12月
  • 松本克己「古代日本語母音組織考 -内的再建の試み-」『金沢大学法文学部論集文学編』22, 1975年3月
  • 松本克己「日本語の母音組織」『言語』5-6, 1975年6月
  • 松本克己「万葉仮名のオ列甲乙について」『言語』5-11, 1975年11月
  • 森博達「唐代北方音と上代日本語の母音音価」『同志社外国文学研究』28, 1981年2月
  • 森博達「平山久雄氏に答え再び日本書紀α群原音依拠説を論証す」『国語学』131, 1982年12月
  • 森重敏「上代特殊仮名遣とは何か」『萬葉』89, 1975年9月
  • 平山久雄「森博達氏の日本書紀α群原音依拠説について」『国語学』128, 1982年3月
  • 平山久雄「森博達氏の日本書紀α群原音依拠説について、再論」『国語学』134, 1983年9月
  • 松本克己『古代日本語母音論―上代特殊仮名遣の再解釈』ひつじ研究叢書 (言語編 第4巻) ISBN 4938669315

[編集] 関連項目

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