三隻同盟
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三隻同盟(さんせきどうめい、Triple Ships Alliance)は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』に登場する勢力のひとつ。ただし、作中で正式に登場する名称ではなく、俗称的なものである。
2ちゃんねるなど一部ではラクスの義勇軍のようであったとの事でラクシズ(機動戦士Zガンダムに登場するアクシズのパロディ)とも呼ばれる。ΔASTRAYにおいてマーシャンからは「歌姫の騎士団」と呼ばれている。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
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[編集] 概要
地球連合軍を離脱したアークエンジェル、エターナルを奪取したプラント・クライン派、崩壊したオーブからクサナギで脱出したオーブ残存戦力の三者が結集した勢力。複数の勢力によって構成される三隻同盟であるが組織としてどのような指揮系統のもと行動していたかは描写されておらず、組織内部の明確な命令系統や人員の序列等は不明である。
あくまで三隻の戦闘艦で構成される武装勢力に過ぎず、物量的には国家軍たる地球連合軍・ザフト軍の両者に遠く及ばないが、核搭載型MSやミーティアなどの強力な兵器を保有しており、組織の規模以上に高い戦力を持つ。
ただ、その理念「平和を守り、戦争をとめる」と言えば聞こえは良いが、これは一面で「平和」を盾にすればどのような戦闘行為も許されるという危険な要素も含んでいると言える。
[編集] 劇中での活躍
廃棄されたL4コロニー、メンデルなどを転々しつつ連合、ザフト両軍の情勢を探っていた。またその立場上、正規のルートで補給を受けることは出来ないため、ロウ・ギュール等のジャンク屋が補給を行っていた。
ヤキン・ドゥーエ戦においては、地球連合によるプラント対する核攻撃の阻止に貢献し、またジェネシスをジャスティスガンダムの自爆により破壊している。