イズモ級
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イズモ級(イズモきゅう)はアニメ『機動戦士ガンダムSEED』及び続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』と漫画作品『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』に登場する艦船のクラス。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
目次 |
[編集] 艦体解説
モルゲンレーテ社が開発した多目的宇宙艦。基本的に宇宙戦闘艦であるが、平時は艦首カタパルト部および両舷側部を分離し、艦橋部分のみが本国とヘリオポリス間の連絡用艦艇として運用される。又、元々MAの運用能力を持っていたが、M1アストレイの開発に伴いMS運用艦としての改修が加えられ、10機程度のMSを収容する事が出来る様になっている。
地球連合軍のアークエンジェル級の設計元になった戦艦でもあり、ブリッジのレイアウトや武装などアークエンジェルとの共通点が多い。
艦名は日本神話から取られており、1番艦イズモは高天原を追われたスサノオノミコトが辿り着いた『出雲国』に、2番艦クサナギは三種の神器のひとつ『草薙神剣』に由来する。『SEED』本編には2番艦クサナギが、『ASTRAY』には1番艦イズモが登場する。
[編集] イズモ
イズモは『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY』に登場する艦船である。
イズモ級の1番艦であり、サハク家所有の戦艦の為、塗装は黒と黄が基調となっている。艦長はロンド・ミナ・サハクと思われるが、詳細は不明。オーブの宇宙軌道ステーションであるアメノミハシラを拠点にしている。後に「ブレイクザワールド事件」の際、ユニウス7の破片のひとつがオーブ本国への直接落下コースにあったため、この艦を衝突させてコースをずらす事に成功している。
[編集] 艦載機
ガンダムアストレイ・ゴールドフレーム天、ソードカラミティ、レイダー制式仕様
[編集] クサナギ
クサナギ | |
型式 | 宇宙戦艦 |
所属 | オーブ連合首長国→三隻同盟(SEED時) オーブ連合首長国(SEED DESTINY時) |
武装 | ・陽電子破城砲「ローエングリン」×4 ・225cm2連装高エネルギー収束火線砲 「ゴットフリートMK.71」×2 ・75mm対空自動バルカン砲塔システム 「イーゲルシュテルン」×多数 |
艦長 | レドニル・キサカ一佐(SEED時) ソガ一佐(SEED DESTINY時) |
クサナギは、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』及び『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する艦船である。
イズモ級の2番艦であり、塗装は白と青が基調となっている。
[編集] 機動戦士ガンダムSEED
艦長はレドニル・キサカ一佐。
オーブ崩壊の際に残存戦力を収容してアークエンジェルと共に宇宙へ脱出、エターナルと合流後は三隻同盟の一翼を担い、停戦協定締結まで戦い抜いている。
[編集] 機動戦士ガンダムSEED DESTINY
第2次ヤキン・ドゥーエ攻防戦後行方が分からなくなっていたが、46話より月面都市コペルニクスの宇宙港に停泊している事が判明した。なお、同港にはカラーリングの異なるものの、イズモ級と同系統と見られるオーブ艦艇が多く係留されていた。
レクイエム攻防戦において、オーブ軍レクイエム破壊艦隊(第2宇宙艦隊)の旗艦として活躍していた。
[編集] 艦載機
[編集] SEED時の搭載機
M1アストレイ、ストライクルージュ、M1Aアストレイ(外伝のみ)
[編集] SEED DESTINY時の搭載機
ムラサメ、M1アストレイ
[編集] スサノヲ&ツクヨミ
スサノヲ&ツクヨミは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場する艦船。なお、艦名は『機動戦士ガンダムSEED DESTINY FINAL PLUS~選ばれた未来~』にて判明(正確にはその前に雑誌で判明している)。
中立都市コペルニクスに秘匿されていたイズモ級の同型艦(恐らく三番艦と四番艦:順不同)で、レクイエム攻防戦にも参加。両艦とも無事に生き延びている。
[編集] 艦載機
ムラサメ、M1アストレイ、オオツキガタ