ラコタ
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ラコタ (Lakota) とは、アメリカ州の先住民族の一つで、スーとも呼ばれる。 ラコタ(ダコタ、ナコタ)は彼等の言葉で友人、同盟者をあらわす言葉。 スーという呼び名は、敵対するオブジワ族が彼等を呼んだ小さな蛇 (Nadouessioux) という意味の蔑称を省略したもの。
![1908年ごろに写真撮影されたスー族インディアン。](../../../upload/shared/thumb/8/87/Portrait_of_Red_Bird.jpg/180px-Portrait_of_Red_Bird.jpg)
1908年ごろに写真撮影されたスー族インディアン。
ムデワカントン、ワーペトン、ワーペクテ、シセトン、ヤンクトン、ヤンクトナイ、テトンの七つの民族の同盟からなり、その使用言語、居住区から大きくラコタ(テトン・スー)、ダコタ(サンティ・スー)、ナコタ(ヤンクトン・スー)の三つに分けられる。
目次 |
[編集] ラコタ
西部の大平原に居住しテトンとも言われる。
1770年代にアメリカ大陸の中央北部の大平原に進出し、現在も住んでいる(ノースダコタ州、サウスダコタ州)。 ティピ(ティーピー)と呼ばれるテントに住み、羽根冠(ウォー・ボンネット)を被り、馬に乗って大平原を駆け回るという、一般的なインディアンのイメージのほとんどは彼等のものである。 文字を持たなかった彼等だが、絵文字を使用した冬数えという歴史の記録法が伝わっている。
[編集] ラコタの支族
ラコタはさらに大きく七つの支族に分けられる。
- ハンクパパ
- スタンディングロック居留地に住む。
- オグララ
- パインリッジ居留地に住む。
- ミニコンジュ
- シャイアン川居留地に住む。
- シハサパ(ブラックフット)
- オーヘヌンパ(ツーケトル)
- ブルーレ
- ローズバッド居留地に住む。
- イタジプチョ
[編集] ナコタ
中央の区分に住む。 ヤンクトン・スーともいわれ、ヤンクトン、ヤンクトナイからなる。
[編集] ダコタ
東の区分(ダコタ地方かサンティー)に住む。 サンティ・スーとも言われ、ムデワカントン、ワーペトン、ワーペクテ、シセトンからなる。
[編集] 有名人
[編集] 関連項目
- リトルビッグホーンの戦い
- ウンデット・ニーの虐殺
- ウンデット・ニー
- ブラックヒルズ(ハパ・サバ)
- シャイアン
- アシニボイン
- ダンス・ウィズ・ウルブズ
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