メガマウス
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メガマウス | |||||||||||||||||||||||||||
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Megachasma pelagios |
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Megachasma pelagios Compagno & Struhsaker, 1983 |
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英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Megamouth Shark |
メガマウス Megachasma pelagios (メガマウスザメとも、英名:Megamouth Shark、メガマウス・シャーク)は、ネズミザメ目メガマウス科 Megachasmidae に属するサメ。大きな口をしていることからメガマウスと呼ばれている。古い形態を保ったサメで、 現代に繁栄しているサメの形態とはかなり異なる点が多い。 太平洋やインド洋など熱帯から温帯の深海に生息し、プランクトンを食べている。昼は水深100~200m 程度のところにおり、夜間に浅いところまで浮上してくるとされるが、メガマウスの捕獲例は世界でも三十六 しかなく、また深海に生息していることからその死体が打ち上げられることも少なく、生態は不解明な部分が多い。
日本では、2003年8月7日に静岡県の沼津港に水揚げされている。この個体は雄で体長約4.6m、重さ460kgの成魚で、駿河湾で行っていた巻き網に掛かったものを漁師の厚意により捨てられずに水揚げされた。東海大学海洋学部が解剖を実施した後、標本として保存している。
また、2006年5月に神奈川県湯河原町沖の相模湾で定置網に掛かって死んだ個体が神奈川県三浦市の水族館「京急油壺マリンパーク」で解剖される。
[編集] 関連項目
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