ホンダ・バイト
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ホンダ・バイト (Honda Bite) は、2002年1月に本田技研工業から発売された原動機付自転車の車種名。2006年時点では生産を終了している。排気量は50cc。
[編集] 概要
2001年の東京モーターショーに参考出品車として登場、翌年の1月31日、ホンダ・Nプロジェクト第3弾として発売された。尚、一般的なスクーターと異なり、シート下のヘルメットスペースは設けられなかった。
主な特徴として、730mm~840mmの間で工具を使わずに7段階に上げ下げが可能なシートが挙げられる。
エンジンは、AF55E型水冷4ストロークSOHC単気筒が搭載される。尚このエンジンは、クレアスクーピー、スマートディオ、ズーマーにも搭載されているもの。また、アルミフレームの前部、サスペンション等の部品はクレアスクーピーと共用している。
登場時のカラーは、サンライズイエロー、ブラック、リアルブルーの3色。
2003年1月には最初で最後のマイナーチェンジを受ける。この時の主な変更点として、ホイール色の変更(シルバーからブラックへ)、シャッター一体式キーの採用等が挙げられる。またこの時点でボディカラーにクラシカルホワイトが追加され、リアルブルーはカタログ落ちとなった。
その後は表立った変更を受けることなく2004年秋には生産終了となった。