ハンブルク中央駅
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ハンブルク中央駅(Hamburg Hauptbahnhof)はドイツ・ハンブルクの中心となる駅。一日の平均利用者数は約45万人。近隣のアルトナに車庫があるため、ハンブルク中央駅でなくハンブルク・アルトナ駅を始発駅(終着駅)とする路線が多い。
[編集] 概要
1900年に駅舎デザインが公募で決定されて駅舎の建設が始められ、1906年に開業した。第二次世界大戦で激しい損傷を受けたが、戦後に復興された。
地下鉄(U-Bahn)、市街電車(S-Bahn)、遠距離列車ともに停車する。地下鉄のみ地下に駅がある。ICEの停車駅で、ライプツィヒ(3時間半)、フランクフルト・アム・マイン(4時間)、ドレスデン(4時間半)、シュトゥットガルト(5時間半)、ミュンヘン(6時間)などと結ばれている。始発はハンブルク・アルトナ駅であることが多い。
国際列車(一部は寝台列車)も多く停車しており、チェコのプラハ(7時間)、イタリアのヴェネツィア(18時間)、ハンガリーのブダペスト(14時間)、スイスのバーゼル(11時間半)、サンモリッツ(18時間)などと結ばれている。北欧方面においても、デンマークのオーフス(5時間)、コペンハーゲン(4時間半)などと結ばれている。