めはりずし

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めはりずしは和歌山県と三重県にまたがる熊野地方の郷土料理である。新宮市のものは特に有名である。

高菜漬けの葉の部分でご飯を包んだおにぎり（「すし」の名が付いているが酢飯ではない）で普通のおにぎりの2個分はご飯を使っていたが、今では一口サイズになっているものも多い。 目を見張るほど大きいことや、目を見張るほどおいしい為、めはりずし(目張り寿司)と呼ばれる。山仕事の弁当として作られたものが家庭料理となった。 中のご飯に刻んだ高菜漬けの茎や胡麻、じゃこ、鰹節を入れるものもある。

現在、新宮駅の駅弁としても有名であり、これには酢飯を使用し、大きさも小さめの俵型になるなど、列車内での食べやすさを考慮されているが、地元では「めはりや」（緑ヶ丘店、大王地店）のめはりずしが定番であり、新宮駅の酢飯は邪道であるという意見が大半を占めるといわれる。