ふたりはプリキュア
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『ふたりはプリキュア』は東映アニメーション制作のアニメシリーズ及びシリーズの第1作となった同名のアニメ作品。『ふたりはプリキュア』及び『ふたりはプリキュア Max Heart』はこの項で扱い、『ふたりはプリキュア Splash Star』は別項で解説する。
目次 |
[編集] 概要
従来の女児向けアニメの方法論にこだわらない斬新な設定・構成が話題を呼び、本来の視聴層である女児にとどまらずその両親達、熱狂的なアニメファンからも人気を集める大ヒット作となった。
おもに幼稚園から小学校中学年までの女児を対象とした作品であるが、戦闘の描写には、いわゆる魔法のステッキから出る光線などは使われず、男児向けのヒーロー物に見られるような徒手格闘技による肉弾戦を展開する手法を採った。格闘シーンの完成度は相当に高い。玩具として商品展開されるアイテム群が劇中では直接的な武器としては使用されないほか、美少女戦士セーラームーンにおける「タキシード仮面」のような男性の助っ人が存在しない(但し後半からはポルンというマスコットキャラクターが、それに限りなく近い役割を果たす事となる)など従来の同種作品と異なった試みがなされた。なかでも、従来の同ジャンル作品と大きく異なり、ほんの添え物程度に過ぎなかった戦闘シーンを「主」とし、本来この手の作品のメインテーマである筈の恋愛を「従」以下の扱いにする(特にこの作品においては恋愛パートは日常パートより俄然軽い扱いとなっている)やり方は、それまで数々のお約束で構成や展開がマンネリ気味だったこの分野にとって、新機軸とも言える画期的手法であった。そして主役二人の少女のイメージカラーを「黒と白」にしたことも斬新な試みである。
シリーズディレクターには『ドラゴンボールZ』や『エアマスター』などでダイナミックな格闘描写で定評を得た西尾大介を起用した。
「50億円売れれば大成功」と言われる女児向け玩具市場において、100億円以上のバンダイの玩具によるキャラクター収入を打ち出し(2年目は120億円以上を記録)、玩具業界の常識を覆した。
関連企画として、『おジャ魔女どれみ』の「おジャ魔女Kids」や『明日のナージャ』の「ナージャKids」などと同様に「プリキュアKids」という子役タレントによるユニットが結成され、ステージショーなど各種イベントに出演中である。
[編集] テレビシリーズ
- 放送局は朝日放送(ABC)・テレビ朝日系(ただし一部系列局除く)で、放送時間は日曜日8:30 - 9:00。また、TBS系の山陰放送でも遅れネットで放送された。
- 『ふたりはプリキュア』は2004年東京国際アニメフェアの東京アニメアワードでテレビ部門優秀作品賞を受賞した。
[編集] 劇場版
[編集] 海外での放送
- ドイツ
- m4eがドイツ語圏での放映権や出版権などを取得し、2005年9月5日からRTL IIで放送。ドイツでのタイトルはPrettyCure。子ども向けアニメ情報番組枠Pokitoで放送された。
- イタリア
- 2005年10月17日から公共放送RAIの第二チャンネルRAI2で放送。イタリアでのタイトルはPrettyCure。子供向け情報番組RANDOMの中で放送された。
- 韓国
- 2005年12月5日から、2006年11月27日までソウル放送で放送されていた。韓国でのタイトルは"빛의 전사 프리큐어"("光の戰士 プリキュア")
- 台湾
- 2005年12月24日から東森幼幼台(YOYO TV)で放送。台湾でのタイトルは光之美少女(訳は美しい小さな光の女の子)。公式頁(YOYO TV内)
- タイ
- 2006年2月11日からModernine TVで放送。タイでのタイトルはมหัศจรรย์สาวน้อยพริตตี้เคียว(訳は不思議な少女プリティキュア)。
- 香港
- 2006年7月16日から電視廣播有限公司の無綫電視翡翠台(TVB Jade)で放送。香港でのタイトルは光之美少女。
- 米国
- 4Kids内のアニメ放送時間枠4Kids-TVで2006年秋から放送予定。米国でのタイトルは"Pretty Cure"、"Precure"。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 登場人物
表記は「キャラクター名:声の出演」
[編集] ふたりはプリキュア
[編集] プリキュアと仲間達
- 美墨なぎさ(みすみ なぎさ) / キュアブラック (声:本名陽子)1990年10月10日生、血液型O型
- キュアブラックに変身する少女。性格は明るくて無鉄砲。ベローネ学院女子中等部2年桜組の生徒で、ラクロス部に所属する。ラクロス部では2年生ながらエースを務める。勉強嫌いで大の虫嫌いだがスポーツ万能で(ただし本人曰く『トンカチ(カナヅチ)』でウィンタースポーツはまるでダメらしい)女子生徒の憧れの的である。女子からはファンレターも貰えるほどだが反面、男性には縁がないらしく、コレをいつも弟にからかわれている。好物はチョコレート。男子中等部の3年生(Max Heartで高等部進学)、藤村省吾に想いを寄せている。初めはなかなか話せずにいたが話の進行に連れていい感じになる。が、恋人とまではいっていないようだ。マンション住まいで、家族は両親と弟がいる。メップルをパートナーに変身する。パンチ、キック中心の技のほかに、キュアホワイトとの合体必殺技「プリキュアマーブルスクリュー」(黒い雷と白い雷の螺旋状の攻撃)「プリキュアレインボーセラピー」(人間や動物に憑いたザケンナーを、虹色の光で取り去る)「プリキュアレインボーストーム」(プリキュアレインボーブレスによる、光のパワーで攻撃。マーブルスクリューより威力大)がある。『Max Heart』では3年に進級し、ラクロス部のキャプテンを務める。余談だが、彼女のおでこにはよく物が当たる(メップルやポルン)。
- 雪城ほのか(ゆきしろ ほのか) / キュアホワイト (ゆかな)1990年4月4日生、血液型B型
- キュアホワイトに変身する少女。お嬢様育ち(ただし、お嬢様言葉で話すことはない)のおっとりとした性格のおばあちゃん子で、やや天然ボケだが間違った事は放っておけないタイプである(しかしそれが「お節介」とみられ、なぎさやキリヤを怒らせたことがある)。成績はいつもトップを誇り、「うんちく女王」の異名をとる。ベローネ学院女子中等部2年桜組の生徒で、科学部に所属する。科学部では独創的な実験に意欲的に取り組む。両親は海外で仕事をしており、大きな日本風の屋敷に祖母と飼い犬と暮らしている。ミップルをパートナーに変身する。キュアホワイトへの変身時には、キュアブラックに比べると格闘戦時には投げたり、いなしたり…といった系統の技(二人で同時に攻める時にはブラック同様の殴る・蹴るが増える)のほかに、キュアブラックとの合体必殺技「プリキュアマーブルスクリュー」「プリキュアレインボーセラピー」「プリキュアレインボーストーム」がある。『Max Heart』では3年に進級し、科学部部長を務める。
- メップル (関智一)
- 命の石「プリズムストーン」を守る使命をおびた「選ばれし勇者」で、光の園から虹の園のなぎさのもとに来た。クリーム色のくまとねずみをたして2で割ったような姿。ミップルとは相思相愛の関係にある。虹の園では数分しか本来の姿でいられることができないため、普段はカードコミューンとして携帯電話のような形をしている。性格はわがままで、輪をかけてわがままなポルンと衝突することはしばしば。なぎさとは仲が悪い。なぎさがカードをスラッシュすることにより世話をすることができる。尾にプリズムストーンの赤い宝石「ルビー」を入れていた。『Max Heart』では「ハートフルコミューン」として復活した。語尾に「~メポ」が付く。
- ミップル (矢島晶子)
- メップル同様、光の園から虹の園にほのかのもとにやってきた「希望の姫君」である。ピンク色の垂れ耳の犬のような姿。メップルより1日早く虹の園へやってきたが虹の園の時間の上では100年に相当する為に、その間眠りについていた(但し、さなえ相手に希望を捨てるな、と語った事がある)がメップルを察知し目覚めた。性格はメップルと対照的にしっかり者である。母性的な一面が有り、ポルンが駄々をこねても甘やかす事が有る。ただし、怒らせると滅茶苦茶恐い。尾にはプリズムストーンの青い宝石「サファイア」を入れていた。『Max Heart』では、メップルと同様に「ハートフルコミューン」として復活した。語尾が「~ミポ」である。
- ポルン (池澤春菜)
- 7つのプリズムストーンが集まったときに光の園からやってきた「未来へ導く光の王子」。白い垂れ耳の犬のような姿に、小さい冠をかぶっている。普段は「プリティコミューン」として携帯電話のメールボードのような形をしている。わがままな性格はメップルよりひどく、言い出したら聞かない聞かん坊である。メップルと同じくなぎさの部屋で暮らしている。よく一人で外に出歩き、迷子になることが多い。予知能力の持ち主でもあり、彼にしか感じることのできない未来を断片的に読み取るが、幼いことや表現力の不足から大抵の場合は予知としては役に立たない(実際にその状況になった時に、そうだと分かる事が多い)。石の番人・ウィズダムがポルンにプリズムストーンを託したことで、プリキュアにパワーアップアイテム「レインボーブレス」を授ける能力を得た。『Max Heart』では「タッチコミューン」に姿を変え、シャイニールミナスとともに活躍する。プリキュアをプリキュラと呼んで、なぎさに突っ込まれている。かなり変わった味覚の持ち主で、栗を生で食べたり、なぎさの作った、チョコとジャムと飴の入ったおにぎりを美味しいと言っていた。語尾は「~ポポ」。
[編集] なぎさ、ほのかの家族
- 美墨岳(みすみ たかし) (子安武人)
- なぎさの父親。学生時代は科学部に所属しており、現在は研究職についている。オヤジギャグを好み、その影響は娘のなぎさに及んだ。なぎさと亮太を大切に思っており、ときおり父親らしい面も見せる。
- 美墨理恵(みすみ りえ) (荘真由美)
- なぎさの母親。ハッキリとした性格で厳しい面もあるが、なぎさと亮太に対する。ほのかとケンカしたなぎさに対し、相談した結果、いいアドバイスを与えた。
- 美墨亮太(みすみ りょうた) (高橋直純)
- なぎさの弟。生意気な性格で、いつも姉のなぎさとは姉弟喧嘩が絶えずコブラツイストなどを掛けられる。でも決して仲は悪くない。ほのかに憧れている。なぎさ同様スポーツが得意で、バドミントンがすき。
- 雪城さなえ(ゆきしろ さなえ) (野沢雅子、(少女時代):松岡由貴)
- ほのかの祖母。「お婆ちゃま」と、ほのかからよばれている。海外での仕事で家を空けている息子夫婦に代わる保護者としてほのかを温かく見守っている。ときには相談に乗ることもあり、ほのかがなぎさとケンカしたときには仲直りのアドバイスを与えた。少女時代(ほのかそっくり)にホワイトのカードコミューンを手にしたことがある。ポイズニーの手に落ちたほのかを救ったときには、再びカードコミューンを手にしてミップルと再会。ただのおばあさんとは思えない不思議な力を発揮してザケンナーを一喝したり、いかにもなぎさとほのかの行動を読み取っているような発言をしたりと意外にも謎の多き人物である。
- 雪城太郎(ゆきしろ たろう) (宮下タケル)
- ほのかの父親。妻とともに海外でアートディーラーを営む。仕事には非常に厳しいが、一年に一度、ほのかの誕生日には大量のプレゼントを手に帰国し、親子三人で水入らずの時間を過ごすほどの溺愛っぷりを発揮する。
- 雪城文(ゆきしろ あや) (伊藤美紀)
- ほのかの母親。夫と同じく仕事には厳しいが、娘のこととなると我を忘れる。
- 忠太郎(ちゅうたろう) (置鮎龍太郎)
- 雪城家の飼い犬で、オスのゴールデンレトリバー。賢く、人懐っこい性格。飼い主とはぐれて迷子になった子犬を見つけてきて、その飼い主捜しに貢献したことがある。その際、人間にはわからない、人間の言葉で話した。
[編集] なぎさ、ほのかを取りまく人々
- 藤田アカネ(ふじた あかね) (藤田美歌子)
- ベローネ学院女子中等部OG。なぎさのラクロス部の大先輩で、頼れる姐御肌。ラクロス部の合宿では鬼コーチぶりを発揮する。大企業でOLとして働いていたが、いつか自分の店を持つ決心をしてたこ焼きの屋台を始める。『Max Heart』では屋台を「TAKO CAFE」にリニューアルした。
[編集] ベローネ学院女子中等部
- 高清水莉奈(たかしみず りな) (徳光由禾)
- なぎさの親友で、ラクロス部に所属。かなり男子を意識していて、ファッションには気を付けている。なぎさ、志穂とは大の仲良しである。なぎさ、志穂との3人の中では元より、桜組でもかなりの長身。志穂とは逆でどちらかと言うとおとなしめ。ラクロス部ではなぎさと同じように頭のてっぺんで髪をくくっている。なぎさと出会う時は、志穂と一緒の場合が多い。
- 久保田志穂(くぼた しほ) (仙台エリ)
- なぎさの親友で、ラクロス部に所属。噂話に興味があり、情報通の面もある。『でも でも でも』など、言葉を3回繰り返して言う口グセがある。ラクロス部ではムードメーカーに徹している。将来、映画監督になることを目指す。なぎさ、莉奈と比べてアクションが大きい。3人組の中で一番喧しい。
- 中川弓子(なかがわ ゆみこ) (生天目仁美)
- なぎさの1年上の先輩で、ラクロス部キャプテンを務める。チームのまとめ役で、なぎさのことを信頼している。性格は冷静沈着。
- ユリコ (鎌田梢)
- ほのかと同じ科学部に所属するほのかの腹心。ほのかの信頼は厚く、発表会の実験装置「HONOKA1号」は彼女の功績を称えて「YURIKO1号」と改名された。『Max Heart』では科学部副部長となり、頼れる先輩、有能な腹心として後輩の面倒を見たり部長のほのかをしっかりサポートしたりするなど、ますます大きな存在となった。
- 小田島友華(おだじま ゆか) (飯塚雅弓)
- なぎさ、ほのかの1年上の先輩。成績優秀、スポーツ万能で女子生徒の憧れの的だが、そんなマドンナ像を演じることに疲れを感じている。なぎさの奔放さに惹かれ良きライバルとして意識する。いつしかなぎさには自然体で接するようになり、周囲を驚かせた。
- 柏田真由(かしわだ まゆ) (渡辺明乃)
- なぎさ、ほのかのクラスメイト。美術部に所属し、画家マリオ・ピッカリーニのファン。なぎさに憧れ、ある日髪型を彼女を意識したものに変えた。
- 谷口聖子(たにぐち せいこ) (吉田小南美)
- なぎさ、ほのかのクラスメイト。性格は引っ込み思案。キリヤに想いを寄せ告白するが、渡したラブレターを目の前で破られてしまう。合唱コンクールではピアノを担当した。
- 越野夏子(こしの なつこ) (小清水亜美)
- なぎさ、ほのかのクラスメイト。科学研究発表会の会場でプリキュアを目撃したことがきっかけで、子どもたちを相手に公園でキュアブラックのコスプレをするようになった。学園祭の舞台「ロミオとジュリエット」では、衣装を担当した。 なお、キュアブラックのセリフを『さっさとお家に帰りなさい』と間違えている(正解は『とっととお家に帰りなさい』)。
- 森京子(もり きょうこ) (名塚佳織)
- なぎさ、ほのかのクラスメイト。夏子とともにプリキュアの戦闘を目撃し、キュアホワイトのコスプレに興じた。学園祭の舞台では夏子とともに衣装を担当した。コスプレが災いしてポイズニーに怖い思いをさせられたせいか、プリキュアごっこを辞めると明言。しかし、辞められなかったのか、またプリキュアごっこをしていた(これにはなぎさとほのかも頭を抱えた)。だが、後日、なぎさ達にコスプレしていたことを指摘されて恥ずかしがった辺り、2人とも、間もなく偽プリキュアは卒業したらしい。
- 森岡唯(もりおか ゆい) (城雅子)
- なぎさ、ほのかのクラスメイトでなぎさの親友だが、彼女と同じく藤村省吾に憧れる恋のライバルでもあった。そんなことは露知らず、なぎさに恋の相談をする。後に藤村に告白するもふられてしまったが、告白する勇気をもらったとなぎさに感謝を伝えた。
- 矢部千秋(やべ ちあき) (中川亜紀子)
- なぎさ、ほのかのクラスメイト。合唱コンクールで指揮を執った。
- 竹野内よし美(たけのうち よしみ) (永野愛)
- なぎさ、ほのからがいる2年桜組の担任。担当は国語。学校行事やクラブ活動にいそしむ生徒らをいつも優しく見守る。竹野内達彦(たけのうち たつひこ)と結婚した。旧姓は竹ノ内。『Max Heart』では、引き続き3年桜組の担任を受け持つ。
- 校長 (塩屋浩三)
- ベローネ学院女子中等部の校長。校長の職にありながら学校行事やクラブ活動にも熱心に顔を見せ、生徒一人一人を気遣うことを忘れない。教頭を行動派とするなら校長は頭脳派であり、冷静かつ慌てない。
- 米槻教頭(こめつき) (西村朋紘)
- ベローネ学院女子中等部の教頭。いつも校長のそばに付き従い、ゴマすりに余念がない。生徒指導に熱心なあまり生徒からは敬遠されているが、誰よりもベローネ学院を愛し陰で地道な教務をこなす苦労人でもある。ザケンナーに乗り移られて本音をぶちまけたことがある。
- 宮下(みやした) (金光宜明)
- 数学の教師。2年桜組の授業で答の存在しない誤った問題をなぎさに出し、ほのかに指摘されるという失態をしでかしたことがある。
[編集] ベローネ学院男子中等部
- 藤村省吾(ふじむらしょうご) (岸尾大輔)
- サッカー部に所属する3年生。容姿がいいため、女子からはモテる。なぎさが憧れる存在で、ほのかとは幼なじみの関係にある。ニックネームは「藤P」。 MaxHeartでは学院高等部に進学し、中学時代と同様にサッカー部に所属。1年生ながらレギュラーメンバーに抜擢された。なぎさの応援を聞いてからファインプレイになった辺り、彼もなぎさのことが気になっているらしい。
- 木俣(きまた) (加藤木賢志)
- 藤村と同じサッカー部に所属する親友。陽気な性格でチームのムードメーカー。藤村と並んで最強コンビともいわれている。ちなみに親戚の家は農家。 MaxHeartでは藤村と同様に学院高等部のサッカー部に所属し、レギュラーメンバーに抜擢された。
- 支倉一樹(はせくら かずき) (飯田利信)
- 藤村、木俣とは1年年下の生徒。バスケットボール部に所属しており、長身を誇る。性格は自由きまま。なぎさに一目惚れして一緒に栗拾いに行って、戦いに巻き込まれた。薄れる意識の中でキュアブラック(なぎさ)こそ理想の人だと確信し、あっさりなぎさを振った。
[編集] 光の園
- クイーン (松谷彼哉)
- 光の園の長ともいえる存在。巨大な姿をしており、いつも暖かい目で見守る。MaxHeartではジャアクキングの攻撃によって「心」・「命」・「12のハーティエル」に分裂してしまう。
- 長老 (中博史)
- クイーンの側用人。光の園の歴史に詳しく、クイーンと共に光の園を見守っている。ボケ気味でなぎさ、ほのか、ひかりの名前をしばしば間違えるが、プリキュアが窮地に陥るとアドバイスを与える。ポルンと同じく、プリキュアをよくプリキュラと呼ぶ。ポルンが長老と暮らしていたあたり、ポルンのプリキュラはこの人の受売りの様だ。
- ウィズダム (松野太紀)
- プリズムストーンを守るプリズムホーピッシュに宿る「石の番人」。ベルゼイにさらわれて、ペットのインコの鳥かごに閉じ込められたが、3人がいなくなった隙に脱出した。気障な性格で、ミップルが惚れてしまった。
- お世話カードの住人
- 食事の世話をするオムプ(桜井敏治)、病気を治療するパルプ(浅野るり)、寝かしつけるネルプ(壱智村小真)、教育係のシカルプ(小野健一)などがいる。
[編集] ドツクゾーン
- ジャアクキング (小野健一)
- ドツクゾーンを支配する悪の帝王。真っ黒な巨人の姿をしている。いつもは城にいる。全ての世界を飲み込もうと企み、光の園を半壊させた。「全てを生み出す力」を求めてプリズムストーンを狙うが、クイーンの力を受けたプリキュアによってその野望もろとも打ち砕かれる。消滅の寸前に虹の園に送り込んだ分身、3つの「種(ジュナ・レギーネ・ベルゼイ)」によって復活するが、ポルンの強い意志によって力を得たプリキュアを前に、再び滅び去った。ギャグにされなさそうなキャラだが、一回だけゲキドラーゴの想像の中でギャグキャラになった。
- ザケンナー (上別府仁資→滝知史)
- 黒い、得体の知れない闇の生物。物や動物に乗り移り、姿を変える。プリキュアの必殺技を受けると、星型の「ゴメンナー」に分裂し、どこかに去っていく。
- ピーサード (高橋広樹)
- 5人で構成されているダークファイブの1人で、プリキュアが一番、最初に戦った相手。ボディスーツに肩当てつきのマント、歌舞伎役者を彷彿とさせる容姿で、プリズムストーンは緑色のエメラルドを所持。尖兵の性か、プリキュアの実力を知らない為の度重なる失敗により、次第に不利な立場に追い込まれていく。他のメンバーからは、いつもけなされていた。なお、ポイズニーと違い変装しかできず、服が変わるだけである(顔は白塗りで、隈取を隠すくらい)。ダークファイブ中、一番、出た回数が少ない。ジャアクキングや他の仲間の態度から最後と察し、自らプリキュアに勝負を挑んだがプリキュアマーブルスクリューの前に敗退した。
- ゲキドラーゴ (石井康嗣)
- ダークファイブの1人で、怪力を得意技とする。レスラーのような格好をしている。他のメンバーと比べ、考えるより行動が先に立つ。プリズムストーンは水色のアクアマリンを所持。『ウガ』が口癖。しかし、力が強い分頭が弱い。なお、なぎさに泣かれて重度の風邪を引いていたメップルを返したり(正確にはメップルを生きて連れ帰ることが目的の為、死なれてはジャアクキングに怒られると思って)、ほのかに言われて宝石の山からプリズムストーンを探し出したり、水族館で魚たちと一緒に水槽で泳ぐなど、ポイズニーに次いでお茶目な魔人。その力は両手で電動シャッターを開閉でき、でこピンで人間を気絶させることができる。水族館に居たマンタ、ウツボ、サメと合体し最終形態となってプリキュアと対決。亮太がいることで一時、善戦したが間もなくその亮太に手を出したことに怒ったなぎさの猛攻を受けた後、プリキュアマーブルスクリューで倒される。
- ポイズニー (雨蘭咲木子)
- ダークファイブの紅一点で、キリヤの姉。黒のボディスーツに短めのマント姿。普段は色っぽい猫なで声だが、キレるとだみ声に。プリズムストーンはオレンジ色のトパーズを所持。得意技は変身。ピーサードは変装の為、面影を残していたのに対しこちらは変身の為、完全に別人となる(よって見破ることが困難。老若男女を問わず、何にでも変身できるようだ)。指を弾くことによって様々な超常現象を起こす。実はダークファイブの中で一番、お茶目な魔人であり、駅のホームで人間サイズの犬に化けたり(弟のキリヤに冷や汗をかかせるほどだった。ついでに服が目立つと指摘もされている)、箪笥の中に隠れたりしている(なぎさに何度もその箪笥を開けられたので、隠れるのに苦労した。出てきた時は、箱型にかたまっていた)。武器は自由に動かせるその髪と手から放つ衝撃波。最後はほのかに化けてメップル奪取を試みたが、二人の秘密を知らず失敗。そのまま、計画を打倒プリキュアへ変更。先の二人が使えなかった瞬間移動を駆使して善戦。更には髪の毛を使って一度はプリキュアマーブルスクリューの発射を防いだ。だが、二人を髪で捕らえたこと仇となり髪伝いにマーブルスクリューを打ち込まれ、姿を消したが間に合わず敗れた。
- キリヤ (木内レイコ)
- ダークファイブの最年少。それゆえ、他のメンバーから小ばかにされるシーンがあった。ポイズニーの弟。オレンジ色のTシャツに、黒い短パン姿。プリズムストーンは黄色のシトリンを所持。姉と同じ、衝撃波が撃てる。プリキュアに近づくため、人間で、容姿端麗、成績優秀(漫画版では、編入試験の際、全科目満点だったらしい)、スポーツ万能と、3拍子のそろった転校生「入澤キリヤ」の姿でベローネ学院男子部に潜り込む。美少年ゆえの容姿で篭絡するつもりで2人に近づき、なぎさには好印象を与えたが(なぎさは藤村が好きな為、友人としての好印象)、ほのかが意外に素っ気無かった為に逆に気になり始めてしまう。ほのか達と接するうちに次第に人間らしい心が芽生え、自分のアイデンティティーに疑問を持ち始める。ポイズニーの作戦を過去2度妨害した(ポイズニーにバレることは無かったものの、指摘はされていた)。だが、ポイズニーの敗北と共にプリキュアとの決戦を決意。魔人の名に恥じない強力な力で善戦するが、2人に説得されキュアホワイトにプリズムストーンを託し、自ら覚悟して闇に帰っていった。後に、ドツクゾーンでの最終決戦に臨むプリキュアの前に姿を現した(人間界と闇の世界との間にひずみが生じていたかららしい)。最後は涙を流して光とともに消え去った。人間版には眉毛があるが、魔人版はなく、目が切れ長になっている。5人の中では一番、人間に近い服装。
- イルクーボ (二又一成)
- ダークファイブのリーダー。スキンヘッドに、白いローブをまとっている。攻撃はポイズニーと同じ衝撃波。最大の特徴はプリキュマーブルスクリューを分解できること。プリズムストーンは紫色のアメジストを所持。とてつもない力でプリキュアを翻弄する。そして全てのプリズムストーンを奪ったとき、最強の力を手に入れるが、ストーンのあまりにも強い力に耐え切れず弱ったところにプリキュアマーブルスクリューを受け敗北。後に復活し光の園を襲撃してプリキュアをジャアクキングの下へ連れて行った。ドツクゾーンでの闘いではプリキュアに善戦したが強力な彼の攻撃によってプリズムストーンが破壊されることを恐れた、ジャアクキングによって倒される。攻撃手段は、衝撃波がメイン。他にも人間の精気を吸収できる。
以上、序盤の敵キャラクターである。ちなみに、キリヤ以外が全員ザケンナーを召喚している。
- ジュナ (松本保典)
- 闇の戦士の1人。ジャアクキングが虹の園(地球)に撒いた種の1つで、台風のパワーを吸収して覚醒。攻撃も風が主体。普段は人間で、エリートサラリーマン「角澤竜一郎(かくざわ りゅういちろう)」の姿をしている。小山翔子の大声に対し、オーバーリアクションを取ることが中盤のギャグとなっている。
- レギーネ (深見梨加)
- 闇の戦士の紅一点で、やはり種の1つ。こちらは火山のパワーを吸収。こちらは熱主体。普段は人間「小山翔子(こやま しょうこ)」の姿をしている。この姿の時は、とても小心者で、声が小さいことを他の2人から指摘されることもしばしば。但し、大きい声で喋れない訳ではなく、ジュナ、ベルゼイに何度か聞かれると大声で返事をする(これが第2期中盤の定番ネタになっている)。レギーネに変身すると、ピンク色の長い髪がオールバックになっている…と思いきや、突然くるくるにカールする(この突然の出来事は、プリキュアをびっくりさせてしまったほど)。
- ベルゼイ・ガートルード (西村知道)
- 闇の戦士の1人で、闇戦士のリーダー。雷のパワーを吸収し、攻撃は電気を帯びる。普段は人間「結城玄武(ゆうき げんぶ)」の姿をしている。ジャアクキングの為にプリズムストーンを奪っても、自分達は滅びてしまうことを察知し、ジャアクキングに反旗を翻す。ジュナ、レギーネと合体してプリキュア、ジャアクキングとの三つ巴となった。だが、プリキュアには敗れ去り、最期はジャアクキングにプリズムストーン共々、吸収されてしまった(ジュナ、レギーネも)。角澤竜一郎と共に小山翔子の大声に対するリアクション担当。
- 執事ザケンナーA (小松里歌)
- 闇の戦士が住む洋館で働くザケンナーで、働き者。『Max Heart』では、洋館での雑用に加えて少年の世話をもこなす。
- 執事ザケンナーB (滝知史)
- 闇の戦士が住む洋館で働くザケンナー。しばしば執事ザケンナーAの邪魔をしては怒られる。『Max Heart』でも引き続きAとともに洋館で働く。
[編集] ふたりはプリキュア Max Heart
[編集] プリキュアと仲間達
- 九条ひかり(くじょう ひかり) / シャイニールミナス (田中理恵) 1992年9月9日生、血液型AB型
- なぎさとほのかの前に現れた不思議な少女。実はクイーンの「命」である。
- 仮の姿のひかりは、藤田アカネのいとこで、ベローネ学院中等部1年桃組に入学。藤田アカネのアパートで同居しながら、オープンカフェ形式の移動屋台TAKO CAFEの手伝いをしている。ポルンをパートナーにシャイニールミナスに変身する。3人の必殺技は「エキストリーム・ルミナリオ」。
- ルルン (谷井あすか)
- 光の園からやってきた「未来を紡ぐ光の王女」。虹の園では「ミラクルコミューン」の姿をしている。シャイニールミナスにパワーアップアイテム「ハーティエルブローチェ」を授ける役目を与えられた。いつもポルンに妹のようにくっついて離れず、ポルンを困らせることもある。おっとりしていて、ちょっと泣き虫。語尾は「~ルル」。
[編集] 光の園
- ハーティエル
- 光のクイーンの「意志」が12に分かれてあらわれた存在で、それぞれ「探究」のシークン(永野愛)、「情熱」のパション(菊池こころ)、「調和」のハーモニン、「純真」のピュアン(小松里歌)、「知性」のインテリジェン(小林麻由子)、「真実」のウィシュン(埴岡由紀子)、「希望」のホープン(沼田祐介)、「勇敢」のブレイブン(安達まり)、「繁栄」のプロスン(天田真人)、「幸福」のハピネン(石毛佐和)、「愛」のラブラン(壱智村小真)、「永遠」のエターナルン(水沢史絵)。
[編集] ベローネ学院
- 多幡奈緒 (たばた なお) (菊池こころ)
- ひかりのクラスメイトで、親友。なぎさに憧れている。
- 加賀山美羽 (かがやま みう) (水沢史絵)
- ひかりのクラスメイトで、親友。ほのかに憧れている。
- 野々宮 (ののみや) (寺田はるひ)
- 科学部に所属する1年生。実験中の不注意を部長のほのかに叱責され意気消沈し退部まで考え出すが、ユリコの心遣いでほのかと打ち解けることができる。
[編集] ドツクゾーン
- 洋館の少年 (寺田はるひ)
- 四天王が「あのお方」と呼ぶ少年。ジャアクキングの生命として生まれ、ジャアクキングの復活に大きな意味を持つ。無邪気にはしゃぎ、執事ザケンナーを困らせる。ジャアクキングとの戦いの後にひかりの弟「ひかる」としてアカネの前に現れ、ひかり達と一緒に暮らすようになる。
- サーキュラス (上別府仁資)
- ジャアクキング復活を企む四天王の1人。騎士のような容貌で、正々堂々の戦いを好む。他の四天王が登場すると、ギャグシーンも演じるようになった。
- ウラガノス (高木渉)
- 四天王の1人で肉体派で、体当たりの戦いが得意。思い込みが激しく、周囲の話を聞かず猪突猛進に行動する。四天王の中では一番ノリがよく、お茶目な存在である。最終決戦ではハゲであったことが明らかになった。
- ビブリス (小林愛)
- 四天王の紅一点で、残虐で狡猾な戦略家。自信家であり、詭弁を弄してプリキュアをいたぶることも。
- バルデス (小野健一)
- 四天王の中で最強の能力を誇る。彼こそがジャアクキングであった。
[編集] アイテム
- プリズムストーン
- 青、赤、緑、水色、オレンジ、黄色、紫の色をした石。全てを生み出すという力を秘めている。メップル、ミップル及びダークファイブが所持していた。ウィズダムは、これらを「石」と「力」に分けることができる。
- カードコミューン
- 初代で登場。メップルとミップルは普段この姿である。しつけは『プリキュアカード』を使う。
[編集] 主題歌
『DANZEN! ふたりはプリキュア』はオリコンのウィークリーチャートで29位にランクインしたほか、2004年の第9回アニメーション神戸 ラジオ関西賞(主題歌賞)を受賞した。また次シリーズ『ふたりはプリキュア Max Heart』でも装いを大きく改めて引き続き主題歌として採用された。
なお、1年目の番組開始の当初、オープニング曲の出だしが1990年のアニメ『三つ目がとおる』のオープニング曲『?のブーメラン』とほぼ同一であることにより年長の視聴者の間で物議を醸したが、両曲の作詞と作曲の担当者がそれぞれ同一人物であることが周知されるにつれ沈静化した。
[編集] 『ふたりはプリキュア』
- オープニング『DANZEN! ふたりはプリキュア』
- 作詞:青木久美子 作曲:小杉保夫 編曲:佐藤直紀 歌:五條真由美
- エンディング『ゲッチュウ! らぶらぶぅ?!』
- 作詞:青木久美子 作曲・編曲:佐藤直紀 歌:五條真由美
[編集] 『ふたりはプリキュア Max Heart』
- オープニング『DANZEN! ふたりはプリキュア (Ver. Max Heart) 』
- 作詞:青木久美子 作曲:小杉保夫 編曲:佐藤直紀 歌:五條真由美
- 好評だった前年度のオープニングと基本は同じ曲であるが、サビ後に「Max Heart」というフレーズを追加。曲全体のアレンジも若干変えられている。
- 前期(第1~36話)エンディング『ムリムリ?! ありあり!! INじゃぁな~い?!』
- 作詞:青木久美子 作曲・編曲:佐藤直紀 歌:五條真由美、ヤング・フレッシュ
- エンディング(第37~47話)『ワンダー☆ウインター☆ヤッター!!』
- 作詞:青木久美子 作曲:間瀬公司 編曲:佐藤直紀 歌:五條真由美
[編集] サブタイトルリスト
[編集] ふたりはプリキュア
- 1. 『私たちが変身!?ありえない!』 (2004年2月1日)
- 2. 『カンベンして!闇に狙われた街』 (2004年2月8日)
- 3. 『イケてる実習生に気をつけろ!』 (2004年2月15日)
- 4. 『ミラクル!?生きている美術館』 (2004年2月22日)
- 5. 『マジヤバ!捨て身のピーサード』 (2004年2月29日)
- 6. 『新たな闇!危険な森のクマさん』 (2004年3月7日)
- 7. 『熱闘ラクロス!乙女心は超ビミョー!』 (2004年3月14日)
- 8. 『プリキュア解散!ぶっちゃけ早すぎ!?』 (2004年3月21日)
- 9. 『取り返せ!メポメポ大作戦』 (2004年3月28日)
- 10. 『ほのか炸裂!素敵な誕生日』 (2004年4月4日)
- 11. 『亮太を救え!ゲキドラーゴ・パニック』 (2004年4月11日)
- 12. 『悪の華・ポイズニー参上!って誰?』 (2004年4月18日)
- 13. 『ご用心!年下の転校生』 (2004年4月25日)
- 14. 『ウソホント!?ニセプリキュア大暴れ』 (2004年5月2日)
- 15. 『メッチャ危ない家族旅行』 (2004年5月9日)
- 16. 『ストレス全開!マドンナはつらいよ』 (2004年5月16日)
- 17. 『ハートをゲット!トキメキ農作業』 (2004年5月23日)
- 18. 『ドキドキ!中間テストは恋の迷宮』 (2004年5月30日)
- 19. 『こわすぎ!ドツクゾーン最後の切り札』 (2004年6月8日)
- 20. 『どっちが本物?ふたりのほのか』 (2004年6月13日)
- 21. 『衝撃デート!キリヤの真実』 (2004年6月27日)
- 22. 『ウッソー!忠太郎ママになる!?』 (2004年7月4日)
- 23. 『危うし!夏合宿の悪夢』 (2004年7月11日)
- 24. 『決戦!プリキュア対イルクーボ』 (2004年7月18日)
- 25. 『いざ光の園へポポ!私たちも!?』 (2004年7月25日)
- 26. 『さよならメップルミップル!?やだー!』 (2004年8月1日)
- 27. 『新たな闇が迫る!迷子のポルンを救え』 (2004年8月8日)
- 28. 『レギーネ登場!ってもう来ないで!』 (2004年8月15日)
- 29. 『嵐の夏祭り!カミナリ様は超コワイ!?』 (2004年8月22日)
- 30. 『炸裂! プリキュアレインボーストーム』 (2004年9月5日)
- 31. 『マジ家出? ポルンはいったいどこー!?』 (2004年9月12日)
- 32. 『ポルンを励ませ! とっておきのカーニバル』 (2004年9月19日)
- 33. 『Vゲット! 心でつなげ光のパスライン!!』 (2004年9月26日)
- 34. 『なぎさぶっちぎり! 炎のガチンコリレー』 (2004年10月3日)
- 35. 『これってデート?怒涛のハッピーバースデー』 (2004年10月10日)
- 36. 『自由を掴め! 番人決死の大脱走』 (2004年10月17日)
- 37. 『いざ初舞台!! 負けるなロミオとジュリエット』 (2004年10月24日)
- 38. 『ガッツでGO! 亮太のお使い大作戦』 (2004年10月31日)
- 39. 『涙キラ! 汗がタラ! 結婚式は大騒動!!』 (2004年11月14日)
- 40. 『夢の世界へご招待!? 一泊二日闇の旅』 (2004年11月21日)
- 41. 『負けないってばー!!闇の力をぶっとばせ!』 (2004年11月28日)
- 42. 『二人はひとつ! なぎさとほのか最強の絆』 (2004年12月5日)
- 43. 『激揺れまくり!藤P先輩に届けこの想い』 (2004年12月12日)
- 44. 『最高ハッピー!? なぎさのホワイトクリスマス』 (2004年12月19日)
- 45. 『歌えさくら組! 合唱は勇気を乗せて』 (2004年12月26日)
- 46. 『サイアク~! 石の力が奪われた~!?』 (2005年1月9日)
- 47. 『最強戦士登場!っても~ありえない!!』 (2005年1月16日)
- 48. 『史上最大の決戦! プリキュア最後の日!!』 (2005年1月23日)
- 49. 『未来を信じて! 明日を信じて! さよならなんて言わせない!!』 (2005年1月30日)
[編集] ふたりはプリキュア Max Heart
- 1. 『やっぱりふたりはプリッキュア~! 伝説は続くよどこまでも!』 (2005年2月6日)
- 2. 『新入生は摩訶不思議!? はっきりいって謎だらけ!』 (2005年2月13日)
- 3. 『これって運命? ポルンとひかり接近遭遇!!』 (2005年2月20日)
- 4. 『独りじゃない! 二つの気持ちが重なる予感!』 (2005年2月27日)
- 5. 『颯爽登場! その名はシャイニールミナス!』 (2005年3月6日)
- 6. 『気をつけて! ひかりのお使い危険がいっぱい』 (2005年3月13日)
- 7. 『ファイトだなぎさ! 家事で火事場の馬鹿力!』 (2005年3月20日)
- 8. 『悩みぶっ飛び! ひかりを結ぶみんなの絆』 (2005年3月27日)
- 9. 『邪魔させない! ほのかの一番大切な日』 (2005年4月3日)
- 10. 『パニック寸前! 甘くて危険な見学実習』 (2005年4月10日)
- 11. 『大ピンチ! ハートをつないで一発逆転!!』 (2005年4月17日)
- 12. 『商売繁盛! 高原のカフェへいらっしゃい』 (2005年4月24日)
- 13. 『なぎさ親子で大バトル? 母のココロ子知らず!?』 (2005年5年1日)
- 14. 『藤P先輩ガンバ! なぎさ気合の応援旗』 (2005年5年8日)
- 15. 『あこがれの先輩は大親友!?』 (2005年5月15日)
- 16. 『なぎさノリノリ! ラッキーカラーで絶好調!!』 (2005年5月22日)
- 17. 『どうする!? 悩めるほのかの研究発表会』 (2005年5月29日)
- 18. 『キャンプだホイ! 頼りになるのはお父さん!?』 (2005年6月5日)
- 19. 『ひかり困った! なぎさが転校ありえない!!』 (2005年6月12日)
- 20. 『ナミダのお別れ!? 莉奈のポンポコ物語』 (2005年6月26日)
- 21. 『ど~なる? ど~する!? 禁じられた出会い』 (2005年7月3日)
- 22. 『恐怖のバルデス! 追いつめられたプリキュア』 (2005年7月10日)
- 23. 『闇の力をはね返せ! 希望がくれた新たな力!!』 (2005年7月17日)
- 24. 『青春全開!友華先輩となぎさの頂上決戦!!』 (2005年8月7日)
- 25. 『ひかりの夏の日 さなえの思い出』 (2005年8月14日)
- 26. 『負けるななぎさ! みんな悩んで大きくなった!!』 (2005年8月21日)
- 27. 『残った宿:片付けろ! 梨と嵐とザケンナー!!』 (2005年8月28日)
- 28. 『ベローネパニック! わんぱく王女のお化け退治』 (2005年9月4日)
- 29. 『ウソマジホント? ポルンの子守り大作戦!』 (2005年9月11日)
- 30. 『頑張れルルン! 未来を紡ぐ光の力!!』 (2005年9月18日)
- 31. 『バルデス復活! チームワークでギリギリ突破!!』 (2005年9月25日)
- 32. 『闇から守れ! この世で一番大事な笑顔!!』 (2005年10月2日)
- 33. 『勇気を出して! なぎさ波乱のバースデー!!』 (2005年10月9日)
- 34. 『旅だ仲間だ!修学旅行だザケンナー!?』 (2005年10月16日)
- 35. 『マジヤバ修学旅行!思い出作りは危険な香り』 (2005年10月23日)
- 36. 『おうちに帰して~! ポルンとルルンの大冒険』 (2005年10月30日)
- 37. 『なぎさ飛ぶ! ほのか舞う! 志穂全力の大舞台!』 (2005年11月13日)
- 38. 『さよならほのか!? 絆は固く永遠に!』 (2005年11月20日)
- 39. 『燃え尽きろ! 青春ラクロス決勝戦!!』 (2005年11月27日)
- 40. 『ふたりは最高! 全開バリバリなぎさと亮太!!』 (2005年12月4日)
- 41. 『気迫で渡せ! ちょこっと勇気のプレゼント!!』 (2005年12月11日)
- 42. 『銀盤の恋人たち? 滑って転んで大ピンチ!』 (2005年12月18日)
- 43. 『最後の冬休み! 特別授業だザケンナー!?』 (2005年12月25日)
- 44. 『ひかりが消えた日 明日を探す日!』 (2006年1月8日)
- 45. 『無限の闇 永遠の光』 (2006年1月15日)
- 46. 『捨て身の総攻撃! 闇の戦士マックスパワー!!』 (2006年1月22日)
- 47. 『扉を開けて! ここから始まる物語』 (2006年1月29日)
[編集] スタッフ
- プロデューサー:西澤萠黄→土肥繁葉樹→大野逸雄、亀田雅之(ABC) 高橋知子→鶴崎りか(ADK) 鷲尾天(東映アニメーション)
- 原作:東堂いづみ
- 連載:講談社『なかよし』
- 漫画:上北ふたご
- シリーズ構成:川崎良
- 音楽:佐藤直紀
- 製作担当:坂井和男
- 美術デザイン:行信三
- 色彩設計:沢田豊二
- キャラクターデザイン:稲上晃
- シリーズディレクター:西尾大介
[編集] 劇場版
TVシリーズの高い人気を受けて、劇場版も制作された。
[編集] 『映画ふたりはプリキュア Max Heart』
2005年4月16日に全国東映系で上映され、初回の興行成績は4位。興行収入8.5億円、観客動員数76.5万人を記録した。公開と同時期に、コミック版も刊行された。
[編集] あらすじ
「希望の園」とその力の源であるダイヤモンドラインを魔女から守るべく、希望の園の7人の戦士たちとともにプリキュア、そしてルミナスが魔女に立ち向かう。
[編集] 登場人物
- 希望の園の女王 (声:工藤静香):希望の園を収めている長
- ラウンド (野沢雅子):7人の妖精のリーダー
- スクエア (松岡洋子):7人の妖精の中でプリキュアとルミナスを快く思っていない一匹狼
- マーキーズ (川田妙子):7人の妖精の中で小柄
- オーバル (野田順子):7人の妖精の中でポッチャリ
- トリリアント (菊池こころ):7人の妖精の中で学者っぽい
- ペア (中山さら):7人の妖精の中で余り目立たない存在
- ハート (赤江珠緒(ABCアナウンサー):ペアと同じ
- 希望の園の王子 (岸尾大輔):藤P似で臆病な性格で余り頼りない王子
- 執事 (園部啓一):羊似で女王の側近
- 魔女 (勝生真沙子):女王からダイヤモンドラインを強奪し、ジャアクキング復活を目論む魔女
[編集] 主題歌
- オープニング『DANZEN! ふたりはプリキュア (Ver. Max Heart) 』
- エンディング『心のチカラ』
- 作詞:前田たかひろ 作曲・編曲:h-wonder 歌:工藤静香
[編集] スタッフ
- 監督:志水淳児
- 脚本:羽原大介
- キャラクターデザイン:稲上晃、爲我井克美
- 作画監督:爲我井克美、青山充
[編集] 関連企画
[編集] 『映画ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち』
シリーズ二作目の劇場アニメーションとして、2005年12月10日に公開された。
[編集] あらすじ
皆で雪山へスキーにやってきたなぎさ・ほのか・ひかりが、闇の戦士フリーズン&フローズンから友達である伝説の鳥「鳳凰」のひなたを守るため立ち上がる。
[編集] 登場人物
- ひなた(声:千々松幸子)
- 鳳凰が死ぬ直前に生んだ卵から孵った雛。それなしでは雲の園やその他の世界を保つことはできない存在。
- 老師(青野武)
- 雲の園の長老。
- ムタ(野沢雅子)
- 長老のダジャレに手を焼くムササビ。
- フリーズン(草尾毅)
- 闇の戦士。フローズンと共に世界を氷の闇に変えようとすべく、邪魔な存在であるひなたをさらい、プリキュアとルミナス打破を誓う。
- フローズン(檜山修之)
- 闇の戦士。ひなたをさらい、フリーズンと共に曰く最強のコンビとしてプリキュアとルミナスを倒そうとする。
- 特別出演:
- 矢口真里(矢口真里)
- 清水佐紀(清水佐紀(Berryz工房))
[編集] 主題歌
[編集] スタッフ
- 監督:志水淳児
- 脚本:成田良美
- キャラクターデザイン:稲上晃、爲我井克美
- 作画監督:爲我井克美
[編集] 関連企画
- 映画公開のタイアップ企画として、東京急行電鉄では東急9000系がプリキュアトレインとして、東横線・みなとみらい線、渋谷駅~横浜駅~元町・中華街駅間で運行された。また、東急線内で映画タイアップのスタンプラリーも行われ、一日乗車券とパスネットが販売された。
- プリキュアトレインの車内広告も映画関連のもので統一され、戸袋部分の広告枠は「プリキュアシルエットクイズ」となっていた。
[編集] 漫画版
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ふたりはプリキュアおよびふたりはプリキュアマックスハートは、原作・東堂いずみ、まんが・上北ふたごによって漫画作品が描かれている。
[編集] 連載版
『ふたりはプリキュア』は『なかよし』(講談社)にて2004年4月号から2005年2月号まで連載。『ふたりはプリキュアマックスハート』は2005年3月号から2006年2月号まで連載。8~12ページのショートコミック扱いだった。 アニメで中核となっている変身・戦闘の要素をまったく含まず、オリジナルエピソードでなぎさとほのか(『Max Heart』ではひかりを含めた3人)の中学生としての日常を描く、タイアップとしては異色の作品。
[編集] 単行本
『ふたりはプリキュア』の単行本はアニメ完結後に講談社から発売された。全1巻。変身・戦闘を含めてストーリーを追う描きおろしを半分以上、連載版の日常エピソードを数話収録という変則的な形のものである。 『ふたりはプリキュアマックスハート』は、連載版は単行本化されていない。映画2作に合わせて描きおろしコミカライズが各1巻発売された。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
- ふたりはプリキュア(朝日放送)
- ふたりはプリキュア(東映アニメーション)
- ふたりはプリキュア Max Heart(東映アニメーション)
- 映画ふたりはプリキュア Max Heart
- 映画ふたりはプリキュア Max Heart 2 雪空のともだち
朝日放送 日曜朝8時30分枠のアニメ | ||
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