西ノ宮駅
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西ノ宮駅(にしのみやえき)は、兵庫県西宮市池田町9番3号にある西日本旅客鉄道(JR西日本)東海道本線(JR神戸線)の駅。アーバンネットワークエリアに属しており、Jスルーカード・ICOCA及びSuica(東日本旅客鉄道)・PiTaPa(スルッとKANSAI協議会)利用可能駅でもある。
市名は「西宮市」だが、駅名は「西ノ宮駅」である。しかし、西宮市の要望を受け、2007年春にさくら夙川駅が開業すると同時に「西宮駅」に改称する予定。 西ノ宮駅(西宮駅)周辺はコープなどが入る複合商業施設が並ぶ。また阪神百貨店西宮店も近隣に位置。
目次 |
[編集] 駅構造
[編集] のりば
- ■ 三ノ宮・明石・姫路方面(一部の快速)
- ■ 三ノ宮・明石・姫路方面(快速・各駅停車)
- ■ 尼崎・大阪・北新地・京都方面(快速・各駅停車)
- ■ 尼崎・大阪・北新地・京都方面(一部の快速)
平日朝夕は1番のりばに下り神戸方面快速列車、2番のりばに神戸方面各駅停車が停車し、3番のりばには上り大阪方面各駅停車、4番のりばに大阪方面快速列車が停車する。平日昼間・夜間と休日は2番のりばに下り神戸方面各駅停車・快速列車、3番のりばに上り大阪方面各駅停車・快速列車が停車し、1・4番のりばは列車通過用として閉鎖されている。1番のりばの南側と4番のりばの北側に待避線があり、貨物列車などが停車していることがある。
[編集] 駅周辺
[編集] 駅舎内
[編集] 北口
[編集] 南口
[編集] バス
[編集] 北口
[編集] 南口
- 阪神電鉄バス
- 阪神バス
- 西宮団地線
- 浜甲子園団地(上甲子園・阪神甲子園経由)
- 西宮浜手線(マリナパーク線)
- マリナパーク南(循環 阪神西宮駅東口・西宮大橋南・西宮浜東第四経由)
- マリナパーク南(循環 阪神西宮駅東口・西宮大橋南・西宮浜中央経由)
- 西宮団地線
- 阪神西宮
- 空港リムジンバス
[編集] 利用状況
2004年度の1日の乗車人員は18,823人(兵庫県統計書より)。
[編集] 歴史
- 1874年5月11日 大阪~神戸間の鉄道開通により開設。開通時には、大阪~神戸間の途中駅は西ノ宮駅と三ノ宮駅しかなかった。
- 1944年11月15日 阪神武庫川線の西ノ宮~洲先間の貨物線が開業。
- 1958年 阪神武庫川線の西ノ宮~洲先間の貨物線休止(1970年廃止)。
- 1982年頃 貨物取扱を廃止。
- 1987年4月1日 国鉄分割民営化によりJR西日本の駅となる。
- 2003年12月1日 快速が終日停車となる(それまでは朝夕ラッシュ時の一部列車のみ)。
江戸時代より西宮神社の門前町、西国街道・中国街道の宿場町、そして貿易港・漁港として栄えた西宮は人口も多かったため、鉄道黎明期より駅が置かれた。「西ノ宮」と「ノ」の字が入ったのは、駅開業時の地名には「ノ」の字が入っていて、後に省かれるようになったのに駅名だけが残ってしまったのが原因である。なお、同じJR西日本の駅でも福知山線(JR宝塚線)にある西宮名塩駅には「ノ」が入っていない。
なお、東海道本線に続いて明治~大正期に並行して阪神本線と阪急神戸本線が開通し、それぞれの路線に特急停車駅である西宮駅と西宮北口駅が設けられたこともあって、客はこれらの3駅に分散している(かつて阪神本線にも西宮東口駅があったが2000年3月に廃止され、西宮駅に統合された。)。加えて西ノ宮駅は長らく快速通過駅(一部を除く)であったため、利用客は隣駅の甲子園口駅のそれの半分程度になっている。
駅前の国道2号をかつて阪神国道線が走っていた(路面電車、1926年~1975年)。最寄だった電停は「西宮駅前」で、現在は国道線を継いだ阪神電鉄バス尼崎神戸線が上下線とも西ノ宮駅南口前まで横付けする。
2007年春のさくら夙川駅開業に併せて、駅名を「西宮駅」に改称する予定である。
[編集] 隣の駅
- 西日本旅客鉄道
- ■東海道本線(JR神戸線)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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