花蓮県
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中華民国台湾省花蓮県 | |
地理 | |
位置 | 東経120'58" - 121'46" 北緯23'05" - 24'22" |
面積 | 4628.57141km² |
人口 | |
人口(2006年1月) | 347,407人 |
政治 | |
行政区分 | 県 |
県政府所在地 | 花蓮市 |
県長 | 謝深山 |
下部行政区分 | 1市2鎮10郷 |
その他 | |
郵便番号 | --- |
市外局番 | 03 |
県花 | 蓮花 |
県鳥 | 朱鸝 |
県木 | 菩提樹 |
古称 | 迴瀾 |
別称 | 後山 |
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花蓮県の位置 |
花蓮県(かれんけん、Hualien County)は、台湾の東部にある県。
目次 |
[編集] 地理
花蓮県は台湾東部中央に位置し、南北137.5Km、東西寬約43Km、西は台湾中央山脈、東を太平洋に面する地勢である。
面積は台湾の県の中で最大であるが、大部分を山岳地帯が占め、平地は僅か7%でしかない。人口の大部分もこの平地に集中している。地理学上は沖積扇地形が形成されており、この地域は花東縦谷と称されている。
花蓮県東岸の東岸山脈は400万年前という比較的新しい時代に形成されている。標高は高くなく東岸山脈の最高標高は1,682mである。これに対して中央山脈では3,000mを越す山脈が続き、南湖大山、奇萊山、秀姑巒山など台湾を代表する山岳が連なっている。
東海岸の総延長は124Km、多くは海に河川が流れでた影響で侵食を受けており景観地点として有名である。特に有名なのは平渓南側の清水断崖であり。その高さは1,000m以上を誇り、蘇花公路での最大の景観地となっているが、落石による災害も頻発している。
[編集] 歴史
花蓮は元来奇莱と称されていた。『花蓮県志』によれが、1622年にスペイン人が来航し、この地で砂金の採取を行い、多羅満と呼んでいたとある。
漢人が初めて入植したのは1851年であるが、当時は台湾東部への交通は海路に限られており、それは日本統治時代の1932年に蘇花公路が開通するまで続いた。日本統治時代は多くの日本人移民がこの地に入植していた。
1945年に中華民国により回収され花蓮県が設置され現在に至っている。
[編集] 行政区画
区分 | 数 | 名称 |
---|---|---|
市 | 1 | 花蓮市 |
鎮 | 2 | 鳳林鎮 | 玉里鎮 |
郷 | 10 | 新城郷 | 吉安郷 | 寿豊郷 | 光復郷 | 豊浜郷 | 瑞穂郷 | 富里郷 | 秀林郷 | 卓渓郷 | 万栄郷 |
[編集] 交通
[編集] 特産品
[編集] 観光地
- 太魯閣渓谷
- 立霧渓沿いにある大理石が浸食された渓谷。断崖絶壁が約20キロにかけて続く。日本統治時代から景勝地として知られ、1934年には次高タロコ国立公園として日本の国立公園に指定され、現在は太魯閣国家公園に指定されている。タクシーをチャーターするか、定期観光バスを利用すると良い。
- 鯉魚潭 リーユイタン
- 花蓮市から18KM西南側、東虎子山の下に位置し、鯉の形をした鯉魚山の麓にある湖。その美景から「東部の日月潭」とも言われる。花東公路の途中にある天然湖で、ボートや釣りが楽しめるほか、近くに森林浴自然公園もある。面積およそ20ヘクタール。潭は山の側にあるため、山の姿が水の中に映えかなりきれいだ。湖畔には謝緯記念青年営が建てられ、キャンプもできる。またキリスト教宿泊処もあり、付近に花や木も植えられた様は風光に秀でる。