日月潭
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日月潭(中央の島は拉魯島) |
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所在地 | 台湾南投県 | |||
面積 | 7.93 km² | |||
周囲長 | 37 km | |||
最大水深 | 27 m | |||
平均水深 | - m | |||
貯水量 | - km³ | |||
水面の標高 | 748 m | |||
成因 | - | |||
淡水・汽水 | 淡水 | |||
湖沼型 | - | |||
透明度 | - m |
日月潭(にちげつたん、じつげつたん)は、台湾南投県魚池郷にある湖。台湾で最も大きな湖である(ダム湖除く)。湖の北側が太陽(日)の形、南側が月の形をしていることからこう呼ばれる。
目次 |
[編集] 地理
日本統治時代に明石元二郎率いる台湾電力株式会社が水力発電所を建設するため台湾一長い川である濁水渓から地下導水路で水を引いた結果、湖面の面積は4.55km²から7.73km²に拡大した。 1934年6月に完成したこの発電所は、台湾復帰後1948年7月に「大観水力発電所」となり、現在、1年の発電量は台湾の水力発電全体の半分以上を占めている。
また日月潭周辺は台湾原住民の邵族の居住地であり、日月潭に浮かぶ拉魯島(ラルー島)は邵族の祖霊が宿る場所(聖地)と言われている。 1999年に起きた台湾大地震で島の面積が縮小し月下老人の像が押し倒されるなど大きな被害が出たため現在復興工事が計画されている。
[編集] 観光
日月潭は「国立風景区」に指定されており、人気の観光地となっている。日月潭から見る夕日は特に美しいと言われ、また「双潭秋月(日月潭で見る秋の月)」は台湾八景のひとつに数えられている。
湖の周りには8本の遊歩道があり、文武廟や慈恩塔などのいろいろな名所を回ることができる。
湖上には、遊覧船が運航されている。手こぎボートの貸し出しもあり、湖の上からも風景を楽しむことができる。
また、台湾ではめずらしい魚が多数生息しているため釣り場としても有名である。
[編集] 万人遠泳大会
毎年中秋の名月前後に、1983年より始められた「万人遠泳大会」が行われる。総距離は約3000メートル。世界各国から参加者が集まり、2006年には21942人が参加し、初めて2万人を突破した。
[編集] 交通
- 台北より日月潭行きのバスが出ている。(國光客運バス、豐榮客運バス)