第10師団 (陸上自衛隊)
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第10師団(だい10しだん)は、陸上自衛隊の師団のひとつ。中部方面隊隷下で、愛知、岐阜、三重、福井、石川、富山の防衛警備、災害派遣を任務とするほか、民生協力及び国際貢献活動を行っている。
目次 |
[編集] 沿革
[編集] 略史
- 1959年(昭和34年)6月:前身となる第10混成団設立
- 1962年(昭和37年)1月:同混成団が第10師団に改編
- 1991年(平成3年)6月:第10高射特科大隊、第10後方支援連隊新編
- 1992年(平成4年)9月:カンボジア国際平和協力業務支援の為、第1次カンボジア派遣施設大隊に43名が参加
- 1994年(平成6年)3月:第10飛行隊新編
- 1998年(平成10年)11月:ハリケーン被災者支援の為、ホンジュラス共和国へ56名を派遣
- 2002年(平成14年)7月:第14次ゴラン高原派遣輸送隊に同師団から43名を派遣
- 2003年(平成15年)2月:第3次東ティモール派遣隊に同師団から116名を派遣
- 2004年(平成16年)3月:第49普通科連隊新編、付隊化学小隊が第10化学防護隊に改編、戦略機動師団となる
- 2005年(平成17年)2月:第5次イラク復興支援群約500名を派遣
- 2006年(平成18年)6月:ジャワ島地震被災者支援の国際緊急援助活動としてインドネシアへ派遣
[編集] 平成16年3月の改編
- 定員を7千名から9千名とする。
- 第49普通科連隊(即応予備自衛官を主体とした部隊)を新編する。
- 第10対戦車隊が廃止され、各普通科連隊に対戦車中隊が加わる。
- 第10師団司令部付隊化学防護小隊が第10化学防護隊(化学科部隊)として独立する。
- 第10戦車大隊(機甲科部隊)が改編される。
- 第10後方支援連隊武器大隊(武器科部隊)が2個整備大隊に改められる。
- 第10後方支援連隊の連隊本部、衛生隊(衛生科部隊)及び補給隊(需品科部隊)が春日井駐屯地へ移駐する。
- 各普通科連隊に軽装甲機動車、高機動車が配備された。
- 普通科連隊の各重迫撃砲中隊に120mm迫撃砲が配備された。
- 第10高射特科大隊(高射特科部隊)に93式近距離地対空誘導弾が配備された。
- 第10飛行隊(航空科部隊)に中型ヘリ(UH-1J)が配備された。
[編集] 編制
- 第10後方支援連隊
- 第10施設大隊
- 第10飛行隊
- 第10戦車大隊
[編集] 司令部
代数 | 氏名 | 在任期間 | 出身校 | 前職 | 後職 |
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混成団長 | 長谷部清 | 陸士40期・陸大47期 | 第3管区総監 | ||
混成団長 | 熊谷卓次 | ||||
長谷川茂 | 陸士47期・陸大57期 | ||||
村木 | 1973.3 - | ||||
渡部敬太郎 | 陸士60期 | ||||
沖田裕 | 退職 | ||||
中俣壯一 | 1987.7.1 - | 防大幹事 | |||
長谷川重孝 | 防大6期 | 北部方面総監部幕僚長 | 東北方面総監 | ||
佐々木英嗣 | 防大7期 | 西部方面総監部幕僚長 | 統合幕僚学校長 | ||
国見昌宏 | - 1997.1.19 | 防大9期 | 東部方面総監部幕僚長 | 情報本部長 | |
川井武彦 | 防大11期 | 東北方面総監部隊幕僚長 | |||
第21代 | 寺尾憲治 | 2001.12.03 - 2003.03.26 | 防大14期 | 東部方面総監部幕僚長 | 研究本部長 |
第22代 | 井上廣司 | 2003.03.27 - 2004.08.29 | 防大16期 | 北部方面総監部幕僚長 | 防大幹事 |
第23代 | 廣瀬清一 | 2004.08.30 - 2005.07.27 | 防大17期 | 陸幕人事部長 | 幹部学校長 |
第24代 | 火箱芳文 | 2005.07.28 - | 防大18期 | 北部方面総監部幕僚長 |
- 師団長の階級は陸将である。
[編集] 外部リンク
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