第14普通科連隊
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第14普通科連隊(だいじゅうよんふつうかれんたい)は、石川県金沢市の金沢駐屯地に駐屯する、陸上自衛隊第10師団隷下の普通科連隊である。警備担任区域は北陸三県(石川県、富山県及び福井県)であり積雪地部隊である。連隊長は金沢駐屯地司令を兼ねる。
伝聞ではあるが14連隊長職は別名北陸方面総監などと呼ばれる事もある(これには諸説あるが、1個普通科連隊で3つの県を守らなければならない、或いは師団本部から隔絶しているから、とも言われる)。大日本帝国陸軍では、金沢には第9師団が置かれ、軍都として栄えていたが、陸上自衛隊では1個普通科連隊が置かれているのみである。
目次 |
[編集] 沿革
- 昭和25年:山砲兵第9連隊跡地に警察予備隊の金沢営舎が設けられる。
- 昭和29年9月:第14普通科連隊編成
- 昭和37年1月:改編により、連隊本部及び本部管理中隊並びに4個の普通科中隊及び重迫撃砲中隊による編成となる。
- 平成16年3月:対戦車中隊が加わる(第10対戦車隊が廃止されたため)。
[編集] 部隊
- 連隊本部
- 本部管理中隊
- 第1中隊
- 第2中隊
- 第3中隊
- 第4中隊 - 軽装甲機動車
- 重迫撃砲中隊
- 対戦車中隊
[編集] 連隊長
代数 | 氏名 | 在任期間 | 出身校・期 | 主な後職 |
---|---|---|---|---|
酒井健 | 1997.12 - | 防大19期 | 第8師団長 | |
高橋敏政 | - 2004.11.30 | 第1空挺団副団長 | ||
本庄俊弘 | 2004.12.1 - 2005.12.4 | |||
山之上哲郎 | 2005.12.5 - |
特記のない限り、連隊長は1等陸佐。
[編集] 災害派遣
- 平成16年3月:福井県大町山での冬山遭難事故
- 平成16年7月:福井県集中豪雨
- 平成16年10月:新潟県中越地震における災害派遣活動
[編集] 主要装備
- 73式小型トラック
- 73式中型トラック
- 73式大型トラック
- 高機動車
- 軽装甲機動車
- 89式5.56mm小銃
- 5.56mm機関銃MINIMI
- 84mm無反動砲
- 01式軽対戦車誘導弾
- 81mm迫撃砲 L16
- 120mm迫撃砲 RT
[編集] その他
主に訓練は饗庭野、関山演習場で実施する。小銃射撃訓練、迫撃砲射撃訓練などを実施する。