海老名駅
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海老名駅(えびなえき)は、神奈川県海老名市上郷にある小田急電鉄・相模鉄道・東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
目次 |
[編集] 利用可能な鉄道路線
[編集] 駅構造
[編集] 小田急電鉄
島式ホーム2面4線の橋上駅。駅長所在駅であり、相模大野管区海老名管内として、相武台前~厚木間を管理している。 改札内コンコースに自動体外式除細動器を設置している。
[編集] のりば
1 | ■ 小田原線 | 本厚木・小田原方面・ (箱根登山鉄道線)箱根湯本方面 |
下り待避線 |
2 | ■ 小田原線 | 本厚木・小田原方面 (箱根登山鉄道線)箱根湯本方面 |
下り本線 |
3 | ■ 小田原線 | 町田・新宿方面・ (千代田線) 大手町・綾瀬方面 |
上り本線 |
4 | ■ 小田原線 | 町田・新宿方面 (千代田線)大手町・綾瀬方面 |
上り待避線 |
[編集] 相模鉄道
島式ホーム1面2線の地上駅。小田急電鉄のホームに隣接して設置されている。
[編集] のりば
1・2 | ■相鉄線 | 大和・二俣川・横浜方面 |
- 西側に電留線が存在する。
[編集] JR東日本相模線
ホームは小田急・相鉄のホーム西側のかなり離れた所に設置されていて、島式ホーム1面2線の橋上駅。小田急・相鉄の駅とJRの駅は自由通路で連絡しているが、自由通路の所要時間はおよそ3分かかり、小田急・相鉄双方のホームから相模線のホームまでの移動時間7分前後かかる。そのため、相模線に乗務する車掌は海老名駅では乗換案内をしない。みどりの窓口設置駅。自動券売機、自動改札機設置。 2006年11月16日に自動改札化が完了した。
[編集] のりば
-
- 東側に相模鉄道の貨物線路(相鉄厚木線)を備える。相模線との間には分岐器があり、線路がつながっている。
- 茅ヶ崎行きの始発列車が数本ある。
[編集] 利用状況
- JR東日本
- 1日平均乗車人員 8,001人(2005年度)
- 小田急電鉄
- 1日平均乗降人員 133,132人(2005年度 全線70駅中7位)
- 相模鉄道
- 1日平均乗降人員 117,323人(2005年度)である。
自由通路の混雑が酷く、特に朝ラッシュ時は小田急線と相鉄線の列車が同時に到着すると自由通路の人の行き来が激しくなり、なかなか前に進めない。このことから現在、海老名駅自由通路整備事業を実施している最中である。
[編集] 海老名駅自由通路整備事業
海老名市・小田急電鉄・相模鉄道でこの事業に関する施行協定を2006年1月11日に締結し、現在、小田急と相鉄の駅舎のバリアフリー化の工事が進められている。
小田急の駅舎は自由通路の幅を現在の7mから12mに拡大し、コンコースを増築し、改札口を東側に新設、ホームのかさ上げとホームの屋根の改修を実施し、多目的トイレの設置、ホームとコンコースを結ぶエスカレーター・エレベーターを設置する計画。
なお、相鉄の駅舎は有人改札のカウンター化(すでに完了している)・相鉄駅舎から東口駅前広場を結ぶエスカレータを設置し、多目的トイレを設置する。
なお、小田急~相鉄を結ぶ乗換え通路も造られ、エスカレータとエレベータが設置される。 完成予定は2010年(平成22年)8月となっている。
2006年9月6日より小田急線ホームでのエスカレーター・エレベーター設置工事が始まり、さらに、10月2日からは相鉄線の改札から駅前広場までを結ぶエスカレーター設置工事が始まり、徐々に本格的になってきた。
[編集] 駅周辺
小田急・相鉄海老名駅の東口は1980年代から急速に発展し、駅前には巨大ショッピングモールのViNA WALKがあり、そのショッピングモール内には丸井ファミリー海老名など130以上の専門店が揃っていて、少し離れると海老名サティ・ショッパーズプラザ海老名などの商業施設、さらにヤマダ電機や駅からかなり離れているがコジマなどの家電量販店があり、さらにオークラフロンティアホテル海老名・隣にはプライムタワーがあり、市街地となっている。 駅周辺にはにはかなりのマンションが立ち並んでおり、駅前には23階建ての高層マンションが2棟ある。
小田急・相鉄の駅とJRの駅の間は、小田急電鉄の海老名電車基地や海老名市文化会館、総合福祉会館、市立図書館などがあるが、JR海老名駅の北口はリコー テクノロジーセンターや日立ビアメカニクスなどの工場や田んぼが中心で、東口と西口では大きく異なっている。
将来は西口も再開発が見込まれる可能性がある。
[編集] 路線バス
東口(1)番のりば
- 急行バス・海老名駅 - 富士ゼロックス(関係者用特定輸送)
東口(2)番のりば
- [綾31]海老名駅 - 厚木ナイロン - 杉久保 - 農大前
- 海老名市コミュニティバス(相鉄バス):海老名駅東口 - やまに平 - かしわ台駅(国分ルート)
東口(3)番のりば
- [綾11]海老名駅 - 国分寺台第12
- [綾11]海老名駅 - 国分寺台第12- 吉岡芝原
- [綾12]海老名駅 - 国分寺台第12 - 綾瀬市役所
- [綾13]海老名駅 - 国分寺台第4 - 杉久保入口 - 農大前
- [綾21]海老名駅 - 大谷小学校 - 国分寺台第12
東口(4)番のりば
- [綾41]海老名駅 - 小園団地 - 綾瀬車庫 - 綾瀬市役所
- [綾43]海老名駅 - 小園団地入口 - 早川 - 綾瀬市役所
- [綾44]海老名駅 - 小園団地入口 - 用田橋 - 本郷工業団地
東口(5)番のりば
西口
- 海老名市コミュニティバス(相鉄バス):海老名駅西口 - 上今泉二丁目 - 上今泉五丁目 - かしわ台駅(上今泉ルート・2008年9月30日まで試験運行)
なお、毎年大晦日より正月三が日までの期間は海老名駅東口から寒川神社への初詣客向けに臨時バスが運行されている(過去は定期路線であったが2003年~2004年頃から臨時便に扱いが変更された)。
西口(2)番のりば
- [海01]海老名駅西口 - 昭和音楽大学前 - 内陸工業団地入口 - 愛川町役場
- [海02]海老名駅西口 - (ノンストップ・急行) - 昭和音楽大学前 - 内陸工業団地入口 - 愛川町役場
- [海09]海老名駅西口 - 昭和音楽大学前 - 桜台 - 愛川町役場
東口(6)番のりば
- [海03]海老名駅東口 - 県営団地入口 - かしわ台駅
- [海08]海老名駅東口 - 大塚本町 - 鶴間駅(平日1本のみ)
- [海10]海老名駅東口 - 立野台 - 座間駅 - 相武台前駅
- [長16]海老名駅東口 - 厚木ナイロン - 長後駅西口(平日1本のみ)
- [長16]海老名駅東口 - 南今里 - 用田 - 葛原 - 長後駅西口
[編集] 過去に海老名駅を走っていたバス路線
- [海02]海老名駅東口 - 座間駅 - 相武台前駅 - 相武台団地
- [海04]かしわ台駅 - 海老名駅東口 - 社家駅 - 有馬高校
- [海04]かしわ台駅 - 海老名駅東口 - 蚕業センター前 - 有馬高校
- [海05]海老名駅東口 - 社家駅 - 有馬高校
- [海06]海老名駅東口 - ロックラ前 - 座間四ッ谷
- [海07]海老名駅東口 - 河原口 - 西鶴寺前 - 鶴間駅西口
- [海11]海老名駅東口 - 海源寺 - 海老名運動公園
- [海12]海老名駅東口 - 用田辻 - 綾瀬車庫
- [海13]海老名駅東口 - 国分 - 座間駅入口 - 座間中宿 - 相武台下駅
- [海14]海老名駅東口 - 座間四ッ谷 - 入谷駅入口 - 座間キャンプ前 - 相武台前駅
- [厚51]海老名駅東口 - 中新田小学校 - 門沢橋 - 市役所入口 - 本厚木駅
- [厚82]海老名駅西口 - 河原口 - 相模大橋 - 小田急通り - 本厚木駅
- [厚84]海老名駅東口 - 厚木駅 - 相模大橋 - 本厚木駅
- [厚98]海老名駅東口 - 二大縄 - 相模大橋 - 小田急通り - 本厚木駅
- [茅30]海老名駅 - 中新田小学校 - 寒川十字路 - 円蔵 - 茅ヶ崎駅
- 海老名駅 - 大谷小学校 - 国分寺台第8 - 変電所前
- 二俣川駅 - 二ツ橋 - 相模大塚 - 大塚本町 - 海老名駅東口 - 河原口 - 本厚木駅
[編集] 歴史
[編集] 小田急小田原線
- 1941年(昭和16年)11月25日 - 開業。(当分の間、神中鉄道のみ停車)
- 1943年(昭和18年)3月31日 - 海老名国分駅廃止。
- 1943年(昭和18年)4月1日 - 小田原線の旅客営業開始。「直通」の停車駅となる。
- (尚、「各駅停車」は、新宿駅~現在の向ヶ丘遊園駅である稲田登戸駅間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった。)
- 1945年(昭和20年)6月 - 従来、新宿駅~稲田登戸駅(現、向ヶ丘遊園駅)間のみの運行の「各駅停車」が全線で運行されることとなり、「各駅停車」の停車駅となる。(同時に、「直通」は廃止される。)
- 1946年(昭和21年)10月1日 - 「準急」が登場し、停車駅となる。
- 1960年(昭和35年)3月25日 - 「通勤準急」が登場し、停車駅となる。
- 1972年(昭和47年)3月14日 - 夕方ラッシュ時の下り「急行」に限り、停車駅となる。
- 1972年(昭和47年)12月18日 - 全ての「急行」の停車駅となる。海老名電車基地使用開始。
- 1973年(昭和48年)12月21日 - 海老名駅移設開業(小田原方面に約400m)。
- 2004年(平成16年)12月11日 - 「快速急行」、「区間準急」が登場し、停車駅となる。
[編集] 相鉄本線
- 同時に小田急線相模厚木駅(現・本厚木駅)までの乗り入れ開始。
[編集] 相模線
- 1987年(昭和62年)3月21日 - 開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴いJR東日本に継承。
- 1991年(平成3年)3月16日 - 全線電化。205系500番台電車運転開始。
- 2006年(平成18年)11月16日 - 自動改札化完了。
[編集] 駅名の由来
駅所在地の地名が「海老名」であるから。なお「海老名」の名の由来は、昔この一帯がまだ海であった頃に大きな海老が棲んでいたからだという伝説がある。