東海大学前駅
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東海大学前駅(とうかいだいがくまええき)は、神奈川県秦野市南矢名1-1-1にある小田急電鉄小田原線の駅である。
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[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。橋上駅舎には南口と北口がある。
[編集] 利用状況
- 38,331人(2005年、全線70駅中29位)
[編集] 駅周辺
- 東海大学湘南キャンパス。ここから南に下った小高い丘の上にある。晴れた日は、富士山も見える。
- 神奈川県立秦野高等学校
- 秦野市立大根中学校
- 秦野市立大根小学校
- 秦野北矢名郵便局
- 秦野市立大根公民館
[編集] 路線バス
- 東海大学前駅(駅前)
- 神奈川中央交通
- <学01> オレンジヒル循環
- <学02> オレンジヒル
- 神奈川中央交通
- 東海大学前駅入口(駅東県道上)
[編集] 歴史
- 1927年4月1日 大根駅(おおねえき)として開業。「直通」の停車駅となる(尚、「各駅停車」は、新宿駅~現在の向ヶ丘遊園駅である稲田登戸駅間のみの運行であり、当駅までの運行はなかった)。
- 1945年6月 従来、新宿駅~稲田登戸駅(現、向ヶ丘遊園駅)間のみの運行の「各駅停車」が全線で運行されることとなり、「各駅停車」の停車駅となる(同時に、「直通」は廃止される)。
- 1946年10月1日 「準急」が登場し、停車駅となる。
- 1960年3月25日 「通勤準急」が登場し、停車駅となる。
- 1972年12月18日 「急行」の停車駅となる。
- 1987年3月9日 東海大学前駅に改称。駅舎が橋上化される。
- 2004年12月11日 「快速急行」、「区間準急」が登場し、停車駅となる。
[編集] 駅名の由来
開設時は、中郡大根村に位置していたことから大根駅(おおねえき)と名づけられた。その後、1987年に駅から1キロ弱のところに「東海大学湘南校舎」があることから、東海大学前駅に改称されたが、駅から大学までは徒歩で15分の道のりである。今でも付近一帯(北矢名、南矢名、下大槻、鶴巻)は大根地区と呼ばれている。駅名改称の際には、地元住民の働きかけで、旧駅名である「大根」という地名のいわれを後世に伝えるための石碑が駅前に設置された。