開成駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
開成駅(かいせいえき)は、神奈川県足柄上郡開成町吉田島4300‐1にある小田急電鉄小田原線の駅である。
目次 |
[編集] 駅構造
相対式ホーム2面2線と留置線とを有する地上駅。のりばは東側から1番ホーム、2番ホームとなっており、それぞれ下り小田原方面、上り新宿方面の列車が発着する。
ホームの上空に橋上駅舎を持ち、ここから西側と東側に出口が伸び、それぞれ西口、東口となっている。駅舎内部には自動券売機や自動改札などが設置されている。
[編集] 駅周辺
開業当時は空き地の中に駅がある状態だったが、2000年代に入り、小田急電鉄の主導にて、マンションや商業施設が建ち始めた。東口にある開成駅前第二公園には地域住民からは「ロンちゃん」という愛称でよばれる小田急3100形「NSE」の先頭車が静態保存されている。開成町役場まではかなりの距離があり、西口から徒歩で約30分である。実際は新松田駅からバスを利用するのが便利。
- 開成駅前公園
- 開成駅前第二公園
- マックスバリュ - イオングループのマックスバリュ東海が運営する食品スーパー。
- アミティー開成
- 開成「庭園の杜」(パレットガーデン) - 小田急不動産が分譲する住宅地
- 足柄大橋
- 開成町役場
- 富士フイルム
[編集] 路線バス
[編集] 歴史
- 1985年3月14日 開業。「各駅停車」と「準急」、そして一部の「急行」の停車駅となる。
- 2004年6月5日 小田急2600形さよなら運転の終点駅になり、到着後「ありがとう2600形フェスタ」が開催され、留置線および開成駅前第二公園で同電車の現役最後の展示公開等が行われた。
- 2005年6月4日・5日・11日12日 開成町で実施される「あじさい祭」にあわせて、特急ロマンスカー「さがみ65号」が臨時停車。「EXE」6両で運行された。(2006年も実施。)
[編集] 開設の経緯と駅名の由来について
従来、小田急線が通る市区町村で唯一駅がなかったのが開成町であった。そのため、開成町と町民らの小田急への度重なる嘆願の結果、小田急68番目の駅として開設された。駅名も町名の「開成」からとられたものだ。
[編集] 隣の駅
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
カテゴリ: 鉄道関連のスタブ項目 | 神奈川県の鉄道駅 | 日本の鉄道駅 か | 小田急電鉄