文屋朝康
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文屋朝康(ふんやのあさやす:生没年不詳)は、平安時代中期の歌人。父は六歌仙・中古三十六歌仙の一人文屋康秀。
892年(寛平4年)駿河掾、902年(延喜2年)大舎人大允に任命されたことが知られる以外、伝記・経歴については不詳である。「寛平御時后宮歌合」「是貞親王家歌合」の作者として出詠するなど、「古今和歌集」成立直前の歌壇で活躍した。しかし、勅撰和歌集には、「古今和歌集」に1首、「後撰和歌集」に2首が入集しているに過ぎない。
- 小倉百人一首
- 37番 白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける(「後撰和歌集」秋中308)