恵那市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
|
目次 |
[編集] 地理
- 山:笠置山、保古山、夕立山、屏風山、焼山、三森山
- 平均標高は約300mで山がちな地勢である。市の北部にそびえる笠置山、北西部の飯地高原、東部の保古山、根の上高原、西部の屏風山、夕立山、南部の焼山、三森山など、標高700~1000m級の山に囲まれている。
- 河川:木曽川、阿木川、矢作川、上村川、小里川
- 市内の河川は、木曽川水系、矢作川水系、土岐川水系に大別される。市の北部を、東西に木曽川が流れ、阿木川、中野方川などは市内で木曽川に注いでいる。また、市の最南部では矢作川が東西に流れ、愛知県との県境をなす。岩村町と上矢作町の境界の木の実峠を分水嶺とし、上村川などは矢作川に注いでいる。さらに、武並地区を水源とする土岐川は、山岡町を水源とする小里川など合流して伊勢湾に向け西進している。
- 湖沼:恵那峡、保古ノ湖、阿木川湖、奥矢作湖、小里川湖
- 自然湖は少なく、保古ノ湖は高原に位置する農業灌漑用のため池である。木曽川をせき止めた大井ダムにより恵那峡が形成され、また、阿木川ダム・矢作ダム・小里川ダムもそれぞれダム湖を形成している。
気候は、夏は比較的冷涼であり、冬の寒さが厳しい。山間地に入れば入るほどその傾向は大きくなる。冬の降水量は少なく、即ち降雪の少ない乾燥した気候となる。山岡町ではその気候を生かし、寒天の生産量が日本一である。
現在の恵那市は、旧恵那市と旧恵那郡南部が合併した姿であり、市街地はそれぞれの旧市町村中心地に分散しているが、事実上の市の中心部は旧恵那市の市街地である大井町および長島町であるといえる。市役所をはじめ市の行政機関や、市の代表駅であり乗降客が最も多いJR東海恵那駅、大型ショッピングセンターや金融機関、中央自動車道恵那インターチェンジも大井町・長島町に位置している。
[編集] 地域
- 長島町(おさしまちょう)
- 大井町に隣接して旧恵那市の中心市街地を形成していた。現在も住宅地・商業地として発展している。
- 武並町(たけなみちょう)
- 三郷町(みさとちょう)
- 長島町の西、武並町の南に位置し、合併前の旧山岡町と瑞浪市に接している。概ねなだらかな丘陵地勢で、田園が広がる。旧恵那市市域。
- 笠置町(かさぎちょう)
- 木曽川の北岸に位置し、笠置山の南山麓に集落を形成している。また笠置山山腹に「毛呂窪」という小規模集落も存在する。中津川市に接している。旧恵那市市域。
- 飯地町(いいじちょう)
- 東野(ひがしの)
- 大井町の南に位置し、旧恵那市の南端。旧岩村町と中津川市に接している。比較的平坦な田園地帯だが旧岩村町、中津川市との境界は山がちで、根ノ上高原や阿木川ダムを擁している。明知鉄道の沿線。
- 岩村町(いわむらちょう)
- 旧恵那郡岩村町。東野の南に位置する。鎌倉時代に築城された岩村城の城下町で江戸時代には岩村藩が置かれた。歴史ある町を生かした観光業に力を入れている。明知鉄道の沿線。
- 山岡町(やまおかちょう)
- 旧恵那郡山岡町。岩村町の南に位置する。冬期の乾燥した気候を生かした寒天製造が盛んで生産量日本一。良質の陶土を産することでも知られる。西部で瑞浪市と接し、市境に小里川ダムがある。明知鉄道の沿線。
- 明智町(あけちちょう)
- 上矢作町(かみやはぎちょう)
- 串原(くしはら)
- 旧恵那郡串原村。明智町の南。矢作川を挟んで愛知県豊田市と接する。旧恵那郡南部の中でも最も鄙びた村で、まとまった市街地はない。キノコや蜂の子(へぼ)といった山里ならではの特産物がある。矢作ダムを擁する。
[編集] 歴史
[編集] 沿革
- 1954年(昭和29年)4月1日 恵那郡大井町、長島町、東野村、三郷村、武並村、笠置村、中野方村、飯地村の2町6村の合併により誕生
- 2004年(平成16年)10月25日 恵那市と恵那郡山岡町・明智町・岩村町・串原村・上矢作町の1市4町1村が合併し現在の恵那市となる。
[編集] 教育
[編集] 高校
[編集] 交通
[編集] 鉄道
なお、1906年~1935年には「岩村電気軌道」という路面電車も存在した。
[編集] 道路
[編集] 高速道路
[編集] 一般国道
[編集] 岐阜県道
|
|
|
|
[編集] 道の駅
- そばの里 らっせい三郷
- 上矢作ラ・フォーレ福寿の里
- おばあちゃん市・山岡
[編集] 施設
[編集] スーパーマーケット
- バロー(恵那店、明智店、岩村店)
- ユニー(恵那店)
[編集] ラジオ中継局
[編集] 出身有名人
[編集] 名所・旧跡・観光スポット
カテゴリ: 岐阜県の市町村 | 恵那市 | 日本の市町村のスタブ項目