川合高岡駅
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川合高岡駅(かわいたかおかえき)は、三重県津市一志町田尻垣内田にある近畿日本鉄道大阪線の駅。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地上駅。ホーム有効長は2両のみ。駅舎(改札口)は2番ホーム側名張寄りにあり、反対側の1番ホームへは構内踏切で連絡している。便所は男女別、汲み取り式。売店は無い。
- のりば
- 伊勢中川・名古屋・賢島方面
- 大阪(上本町・難波)・奈良・京都方面
[編集] 利用状況
- 2005年11月8日の調査結果では、1日の利用客は972人。この数字は…
- 近鉄の全調査対象駅(323駅)中、250位。
- 大阪線の駅(48駅、他線接続駅含む)の中では、42位。
- 三重県内の近鉄の駅(116駅)の中では、72位。
- 通学ラッシュ時は、津・久居方面から白山高校へ通学する生徒の乗り換え利用が多い。
[編集] 駅周辺
[編集] 路線バス
[編集] 歴史
- 1930年(昭和5年)11月19日 参宮急行電鉄の佐田(現・榊原温泉口)~参急中川(現・伊勢中川)間開通時に開業。
- 1941年(昭和16年)3月15日 大阪電気軌道との会社合併により、関西急行鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1967年(昭和42年)11月1日 高野信号所(当駅名張寄りに存在)~川合高岡~宮古分岐(中川短絡線分岐点)間複線化。
駅名は、当駅が川井村と高岡村のほぼ境界付近にあったことに由来する。両村は、1955年に昭和の大合併により一志町となったが、駅名は残った。一志町は2006年に津市と合併して消滅している。
大阪線が複線化されるまでは、川合高岡駅構内のみが複線であったので、特急の通過待ちのため急行が当駅に停車することもあった。ただし客の乗降はしなかった(運転停車)。