学文路駅
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学文路駅(かむろえき)は、和歌山県橋本市にある、南海電気鉄道高野線の駅。
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[編集] 駅構造
交換設備を備えた相対式2面2線のホームを持つ地平駅である。 駅舎は階段を登った先にあり、難波方面行ホーム側の難波寄りに建てられている。反対側の高野山方面行ホームへは構内踏切で連絡している。かつては下りホーム裏手に側線が残されていたが、現在は完全に撤去されている。
- のりば
- 下りホーム ■ 高野下・高野山方面
- 上りホーム ■ 橋本・河内長野・堺東・難波方面
- ※のりば番号は設定されていない。
[編集] 利用状況
2004年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は915人。この数字は南海の駅全体では99駅中79位、高野線の駅(難波~岸里玉出間含む)としては42駅中32位である。
[編集] 駅周辺
- 学文路大師
- 学文路郵便局
- 橋本市立学文路小学校
[編集] 歴史
- 1924年(大正13年)11月1日 南海鉄道の駅として開業。
- 1924年(大正13年)12月25日 当駅から九度山まで延伸開業。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
[編集] その他
この駅の入場券は「学問(文)の路に通じる」ことを意味しており、受験生に人気を博している為、入学試験シーズンが近づくと5枚入りの入場券を販売する。5枚入りで販売される理由は「ご(5)枚入り 入場券 学文路駅」、それぞれ最初の文字を取ると「ご入学」になることから来ている。この5枚入り入場券のデザインは毎年変更されている。