天見駅
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天見駅(あまみえき)は、大阪府河内長野市にある、南海電気鉄道高野線(りんかんサンライン)の駅。
単線時代からの在来駅である。
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[編集] 駅構造
相対式2面2線のホームを持つ地平駅。 駅舎は難波方面行ホームの高野山寄りにあり、高野山方面行ホームへは地下道で連絡している。 便所は改札内にあり、男女共用の汲み取り式。
- のりば
- ■ 林間田園都市・橋本・高野山方面
- ■ 河内長野・堺東・難波方面
[編集] 利用状況
2004年度の調査結果では、1日あたりの平均乗降客数は545人。この数字は南海の駅全体では99駅中85位、高野線の駅(難波~岸里玉出間含む)としては42駅中35位である。
[編集] 駅周辺
駅周辺は昔ながらの集落となっている。北西に河内長野市立天見小学校がある。岩湧山方面への登山口ともなっており、休日は登山者の姿が多く見られる。
[編集] 歴史
- 1915年(大正4年)3月11日 高野登山鉄道の駅として開業。
- 1915年(大正4年)4月30日 社名変更により大阪高野鉄道の駅となる。
- 1922年(大正11年)9月6日 会社合併により南海鉄道の駅となる。
- 1944年(昭和19年)6月1日 会社合併により近畿日本鉄道の駅となる。
- 1947年(昭和22年)6月1日 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
- 1979年(昭和54年)5月26日 天見~紀見峠間複線化。
- 1983年(昭和58年)6月5日 千早口~天見間複線化。