中国電力
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種類 | 株式会社 |
市場情報 | |
略称 | EnerGia(エネルギア)、中電 |
本社所在地 | 730-8701 広島県広島市中区小町4番33号 |
電話番号 | 082-241-0211 |
設立 | 1951年(昭和26年)5月1日 |
業種 | 電気・ガス業 |
事業内容 | 電力事業 |
代表者 | 取締役会長 福田督 取締役社長 山下隆 |
資本金 | 1,855億2,762万円 |
売上高 | 単体:9,768億円(2006年3月期) 連結:1兆402億円(2006年3月期) |
従業員数 | 9,667名(2006年4月1日現在) |
主要子会社 | 中電工 |
外部リンク | www.energia.co.jp/ |
中国電力株式会社(ちゅうごくでんりょく、The Chugoku Electric Power Co., Inc.)は、中国地方5県(広島県、山口県、島根県、鳥取県、岡山県)及び兵庫県(赤穂市(福浦))、香川県(小豆郡、香川郡直島町)、愛媛県(越智郡上島町、今治市(旧伯方町・旧上浦町・旧大三島町・旧宮窪町(四阪島を除く)・旧吉海町・旧関前村))を独占的に事業地域とする電力会社。
略称として中電(ちゅうでん)やEnerGia(エネルギア)が使われる。ただし中電は中国地方以外では中部電力の略称として用いられることが多く(ドメイン名「chuden.co.jp」も中部電力のもの)、新聞や株式市場等での略称は中国電となっていることも多い。そのためインターネットでのドメイン名は「energia.co.jp」となっている。キャッチコピーは「いいことプラス。Energia」。
なお、提供番組として親子笑劇場電太郎一家(終了)、ライフノートなどがある。
2006年10月から、俣野川発電所土用ダム測定値の改ざん問題の影響からかスポンサー紹介等から「いいことプラス」が抜け、CMも公共広告機構のCMに差し替えられている。
所在地(本社)は〒730-8701 広島県広島市中区小町4-33
目次 |
[編集] 沿革
- 1951年5月1日 中国電力株式会社設立 (日本発送電株式会社中国支社と中国配電株式会社の合併による)
- 1974年3月 島根原子力発電所1号機運転開始 (沸騰水型原子力発電所 出力46万kW)
- 1980年3月 50万V変電所・送電線営業運転開始
- 1989年2月 島根原子力発電所2号機運転開始 (沸騰水型原子力発電所 出力82万kW)
- 1991年1月 CI(コーポレートアイデンティティ)宣言を行い、キーコンセプトをエネルギアにした。
- 2001年6月 50万V送電線第2ルートが完成
[編集] コーポレーションブランド・エネルギアについて
[編集] 事業所
- 本社 広島県広島市中区小町4番33号
- 鳥取支社 鳥取県鳥取市新品治町1番地2
- 島根支社 島根県松江市母衣町115番地
- 岡山支社 岡山県岡山市内山下1丁目11番1号 うちさんげ電気ビル内
- 広島支社 広島県広島市中区小網町6番12号 平和大通り電気ビル内
- 山口支社 山口県山口市中央2丁目3番1号
- 東京支社 東京都千代田区丸の内1丁目8番2号 第一鉄鋼ビル内
[編集] 施設
(2004年3月末現在)
[編集] 発電所
- 水力発電所 - 95箇所 290万kW
- 火力発電所 - 12箇所 802.6万kW
- 原子力発電所 - 1箇所 128万kW
[編集] 関連会社
- 中電工
- 中電技術コンサルタント
- エネルギア・コミュニケーションズ
- ひろしまケーブルテレビ(HICAT)
- テレビ新広島(TSS)
- 中国高圧コンクリート工業(太平洋セメントグループ)
- 瀬戸内共同火力(JFEスチールグループ)
- 電気事業連合会
[編集] 陸上競技部
中国電力陸上競技部は、尾方剛(2005年ヘルシンキ世界陸上マラソン銅メダル)や油谷繁(アテネオリンピックマラソン5位)、佐藤敦之(2003年パリ世界陸上日本代表)といった世界で活躍する長距離ランナーを擁することで知られている。
1990年創設と歴史は浅いものの、坂口泰監督の元で着実にチームとしての実力を付けていった。特に駅伝では全日本実業団対抗駅伝大会では2004年の第48回大会で悲願の初優勝を果たし、その後もコニカミノルタと優勝を争い続けるなど、日本でもトップクラスの実力を誇っている。
[編集] 備考
広島県広島市南区のジャスコ宇品店は2005年11月より九州電力の区域外電力供給を受けるために中国電力からの電力供給を取りやめた。(電力小売り自由化によるもの)