ネオ・ブラボー!!
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ネオ・ブラボー!! | ||
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サザンオールスターズ の シングル | ||
リリース | 1991年7月10日 1998年2月11日(再発) 2005年6月25日(再発) |
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録音 | VICTOR STUDIO 猫に小判STUDIO |
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ジャンル | ロック | |
時間 | 9分44秒 | |
レーベル | ビクタータイシタ | |
プロデュース | サザンオールスターズ | |
レビュー | ||
チャート順位 | ||
ゴールド等認定 | ||
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売上枚数 | ||
サザンオールスターズ 年表 | ||
真夏の果実 (1990年) |
ネオ・ブラボー!! (1991年) |
シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA 涙のキッス (1992年) |
『ネオ・ブラボー!!』は、サザンオールスターズの29枚目のシングル。1991年7月10日発売。発売元はビクターTAISHITAレーベル。
目次 |
[編集] 解説
本作は前作「真夏の果実」より約1年ぶりに発売された。「さよならベイビー」以来2作目のオリコンシングルチャート1位を達成し、セールスも40万枚を超えたが、アルバム未収録という事もあり、現在では知名度が低い作品である。現在でもA面はシングル盤にのみ収録されているため、2005年の再発時には中でもセールスが高かった作品であった。c/wの「冷たい夏」は2000年のバラードベスト『バラッド3 ~the album of LOVE~』に収録されている。
1989年の「女神達への情歌 (報道されないY型の彼方へ)」以降シングルc/wにはライブバージョンが収録されていたが、本作は「みんなのうた」以来久々にc/w曲が製作されている。
本作からベースの関口和之が休養に入る。ジャケット撮影には参加しているもののPVには参加していない。関口は1995年の「マンピーのG★SPOT」までサザンとしての活動を休業することとなる。なお、本作の8cm盤では珍しく横にした形がジャケットになるものである。これは次作「シュラバ★ラ★バンバ」「涙のキッス」へ続く。
[編集] 収録曲
- ネオ・ブラボー!!
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
シングル盤にのみ収録されている楽曲。タイトルはウエスタン映画「リオ・ブラボー」のパロディ。本作から休養に入ったベーシストの関口和之はクレジットとしてBass, Back vocalとの記載はあるものの、ベースのサポートメンバーとして根岸孝旨の記載もあるため、実際はレコーディングにも参加していない可能性が高い。歌詞の内容は当時勃発していた戦争や内戦を彷彿とさせるものも含まれているが、桑田佳祐がそういった意図を込めて歌詞を書いたかは不明である。PVにはメンバーの演奏と共に湾岸戦争をイメージさせる映像も取り入れられている。また、サポートメンバーの根岸孝旨はPVにも参加しており、この頃から桑田はサザンのメンバーとサポートメンバーを分ける事には拘らなくなったと考えられる。JNN・TBS系報道番組『筑紫哲也 NEWS23』エンディングテーマとなった。 - 冷たい夏
(作詞・作曲:桑田佳祐 編曲:サザンオールスターズ)
桑田が擦れた声で情緒深く歌っている曲である。オリジナルアルバム未収録であったため、長らくシングル盤にのみ収録されていたが、2000年のベストアルバム『バラッド3 ~the album of LOVE~』に収録された。
[編集] 参加ミュージシャン
- 桑田佳祐:Vocal, Guitar(#1,2)
- 大森隆志:Guitar, Chorus(#1,2)
- 原由子:Keyboards, Chorus(#1,2)
- 関口和之:Bass, Chorus
- 松田弘:Drums, Chorus(#1,2)
- 野沢秀行:Percussion, Chorus(#1,2)
- ネオ・ブラボー!!
- 片山敦夫:Keyboards
- 根岸孝旨:Bass
- 角谷仁宣:Computer Operation
- 冷たい夏
- 片山敦夫:Keyboards
- 根岸孝旨:Bass
- 角谷仁宣:Computer Operation
- 八木のぶお:Harmonica
オリコン週間シングルチャート第1位 1991年7月22日付 |
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前作: 布袋寅泰 『BEAT EMOTION』 |
サザンオールスターズ 『ネオ・ブラボー!!』 |
次作: 槇原敬之 『どんなときも。』 |