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THE IDOLM@STER

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

THE IDOLM@STER
ジャンル シミュレーション
対応機種 アーケード(システム256(246C))
Xbox360
発売元 ナムコ(バンダイナムコゲームス)
発売日 2005年7月26日(AC)
2007年1月25日(Xbox360)
対象年齢 CERO C(Xbox360)
デバイス タッチパネル(ACのみ)
テンプレート (ノート)

THE IDOLM@STERアイドルマスター)は、ナムコ(当時)が2005年7月26日に稼動を開始したアーケード用シミュレーションゲームである。アイドルをプロデュースし、いかに多くのファンをつけることが出来るかを競うゲームである。プレイヤーは「プロデューサー」となり、ネットワークを使用して全国規模でランキングを競う。

なお、プラボなどのナムコ直営店では1週間早く稼動している。公式ジャンルは「アイドルプロデュース体験ゲーム」。

ナムコは略称としてアイマスを用いているが、他にドルマス等と呼ぶ人もいる。なお、タイトルロゴでは"I"は小文字が使われているが、テキストで表記する場合は"I"は大文字とされている。

目次

[編集] 筐体概要

アイドルマスターの筐体は、サーバとなるタワーと、プレイに使用するステーション(Rewritable Stage)から構成される。

タワーには全国ランキングやアイドルのTV出演映像などが表示される。ランキングは順次表示されるが、画面の右下にあるセンサ部に手をかざすことでスキップし、次のランキング表示に切り替えることができる。なお接続されているステーションのいずれかがオーディションで合格した場合、タワーにもそのライブ映像が流れる。なお、このライブ映像はプレイヤーの設定により流さないことも可能だが、その場合はプレイヤー側のTV出演時の映像も表示されなくなる。

ステーションは、中央にタッチパネル式のディスプレイがあり、右側にコイン投入口とヘッドホン差込口、左側にカード挿入口がある。アイドルとの会話やオーディションにおけるアピール指示など、全ての操作はディスプレイにタッチすることで行う。プレイ情報の記憶の為に2種類の専用リライタブルカードを使用する。ヘッドホン端子使用時にも外部スピーカーから音が流れる仕様になっている。

ゲーム基板はプレイステーション2互換のシステム256又はシステム246(C)を使用している。またネットワークはセガのALL-NETを利用している。


注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。


[編集] 登場キャラクター

プロデューサー
:泰勇気(ドラマCD)
このゲームの主人公で「765プロダクション」の高木社長から、所属アイドル候補生のプロデュースを依頼された。詳細な年齢は不明。名前はゲーム開始時にプレイヤーが決める。

[編集] 所属アイドル

アイドルの名前はゲーム内での本名であり、デビュー時にプレイヤーがユニット名を決定する。年齢と性格は後述する特別オーディション「歌姫楽園」の参加条件に関係している。またイメージ色も設定されており、ゲーム中では各キャラクターの私服やトレーニングウェアに反映されているほか、オーディション参加者一覧におけるシルエットの背景色としても使用されている。

天海春香(あまみ はるか)
年齢:16歳、性格:元気系、イメージ色:赤、158cm/45kg、3サイズ:83-56-80、誕生日:4月3日、血液型:O型、声:中村繪里子
本作のメインヒロイン。小さい頃から歌を歌うこととお菓子作りが大好き。素直で前向きだが、少し天然でドジ。地面に何も無い所でよく転ぶが、何かあると全く転ばない。都心から離れたところにある家から始発電車で2時間かけて通勤してくる。
基本パラメーターは平均的で、テンション管理が容易なので初心者にも扱いやすい。
如月千早(きさらぎ ちはや)
年齢:15歳、性格:おとなしい、イメージ色:青、162cm/41kg、3サイズ:72-55-78、誕生日:2月25日、血液型:A型、声:今井麻美
真面目でクール、歌に関しては人一倍熱意と才能があり、歌が無ければ死んでもいいと思っている。練習が上手く行かないと「…くっ!」とこぼす事がある。胸が年の割りに小さくそれを気にしている。家族関係は非常に泥沼であるほか、学校でも合唱部所属だが他の部員と対立している。
基本パラメーターは全キャラ中最強で、序盤では圧倒的な強さを誇るものの、テンションが下がりやすい上に減退が早く、扱いが難しい。彼女は休みを取ってテンションを回復させても、挨拶等に失敗したらまた下がるという現象(俗に「千早スパイラル」と呼称)が起きやすい。持ち歌の『蒼い鳥』はBPM値が低く、オーディションでの扱いが難しい。
萩原雪歩(はぎわら ゆきほ)
年齢:16歳、性格:おとなしい、イメージ色:白色、154cm/40kg、3サイズ:80-55-81、誕生日:12月24日、血液型:A型、声:落合祐里香
泣き虫で臆病な性格をしているが、その自分の性格を変えるためにアイドルを目指している。お茶(特に緑茶)が大好き。スタイルに自信が無いようで、本人も「ひんそーでひんにゅーでちんちくりんで」と言ってるが、数字で見ると実際にはさほど悪いわけでもない。父親はヤクザという噂もあるがそうでもなく、詳細はアイドルランクDに到達後のコミュニケーション(ランクアップ)で明らかになる。激しく落ち込むと地面に穴を掘って埋まる癖がある(実際に埋まるのか自分の脳内で埋まるのかは不明)。
基本パラメーターが低くテンションが下がりやすいので、ソロでは一番扱いが難しい。ただし減退が遅くパラメーターの伸びもいいので、根気良く育てれば一気に大成する大器晩成型のキャラである。その性質上、序盤では苦戦を強いられるが終盤では圧倒的な強さを誇る。また隠し要素として、絶対にドタキャンしないという特性を持つ。
高槻やよい(たかつき やよい)
年齢:13歳、性格:元気系、イメージ色:オレンジ、145cm/37kg、3サイズ:72-54-77、誕生日:3月25日、血液型:O型、声:仁後真耶子
明朗快活、家族思いで健気な子で、家は貧乏らしい。5人姉弟の長女で、妹が1人、弟が3人いる。事務所内ではよく掃除やゴミ捨てをしている。元々携帯電話を持っていないという設定で、プロデュースされている間だけ事務所から借りるので「メール☆プリーズ」の間違いメールと引退後のメールは一切来ない。「ハイタッチ」という仕草や「うっうー」という口癖が特徴的。
基本パラメーターは低いものの、テンション管理が容易で減退も遅いため初心者にも扱いやすい。
秋月律子(あきづき りつこ)
年齢:18歳、性格:度胸あり、イメージ色:緑、156cm/43kg、3サイズ:85-57-85、誕生日:6月23日、血液型:A型、声:若林直美
冷静沈着で頭が切れる眼鏡っ娘。物事に関してははっきりとモノを言う質で、人間の底力よりも理論を重んじる。プロダクションの事務所でアイドル業と兼ねて、事務などの仕事もしている。最初は事務員として働いていたが、人手不足により候補生の一人にもされたという経緯がある。秋葉原の事情に通じており、名前にちなんでか秋月電子がお気に入りらしい。
基本パラメーターが高くテンション管理は容易な方なので、いわゆる「お手軽強キャラ」に該当し序盤では強い。ただし減退が早く、終盤は苦戦を強いられる。
三浦あずさ(みうら あずさ)
年齢:20歳、性格:おとなしい、イメージ色:紫、168cm/48kg、3サイズ:91-59-86、誕生日:7月19日、血液型:O型、声:たかはし智秋
所属するアイドルの中で最年長、かつ胸が大きい。天然でおっとりしている癒し系のお姉さんで壊滅的な方向音痴の持ち主。プロデューサーより年上という設定で、プロデューサーもファンも「あずささん」と呼ぶ。アイドルを志願した理由は「運命の人に会うため」。
基本パラメーターは平均的でテンション管理の難易度も標準的。持ち歌の『9:02pm』はBPM値が低く、使用中はオーディションの難易度が高くなる。
水瀬伊織(みなせ いおり)
年齢:14歳、性格:度胸あり、イメージ色:ピンク、150cm/39kg、3サイズ:77-54-79、誕生日:5月5日、血液型:AB型、声:釘宮理恵
上品な外見とは裏腹にワガママで、ツンデレ。非常に負けず嫌いな性格をしている。765プロの社長が父の友人という親のコネで芸能界に入った。兄2人に強いコンプレックスと対抗心を抱いている。常にウサギのぬいぐるみを持ち歩いており、口癖は「にひひ!」。
基本パラメーターが高い上にテンション管理も比較的容易なので、律子同様「お手軽強キャラ」に該当する。そのためかランキング狙いのユニットでは律子と伊織のデュオが多い。一方「メール☆プリーズ」によるブーストメールの指定時間帯が非常に短く、メールが届いた当日の3時間しか有効にならないケースもあるためその辺の扱いが難しい。またデュオ、トリオを組んだ際にコミュニケーションの相手に選ばないと大幅にテンションが下がるので、注意が必要。
菊地真(きくち まこと)
年齢:16歳、性格:度胸あり、イメージ色:黒(参加者一覧における背景色は灰色)、157cm/42kg、3サイズ:73-56-76、誕生日:8月29日、血液型:O型、声:平田宏美
運動神経が抜群で一見すると美少年に見えるが、本人は女性らしくありたいと願い、その外見と内面のギャップに悩んでいる。ゲーム中では男性よりも女性の方がファンが多い。意外と小心者な一面も持つ。父親はレーサーで一時彼女もレーサーになるよう育てられたことがあり、カートに乗っていた経験がある。
基本パラメーターはやや高めでテンション管理も容易なので、春香同様初心者にも扱いやすい。ちなみにアーケード版からの収録曲の内BPM値が一番高いのは彼女の『エージェント夜を往く』である。
双海亜美・真美(ふたみ あみ・まみ)
年齢:12歳、性格:元気系、イメージ色:黄色、149cm/39kg、3サイズ:74-53-77、誕生日:5月22日、血液型:B型、声:下田麻美
所属するアイドルの中で最年少の双子。性格は大差なくいたずら好き。2人は髪を結んでいる位置で判別できる(向かって左側で結んでいるのが亜美、右側が真美)。2人は時折入れ替わって芸能活動をしている。父親は医者で、母親との馴れ初めも父親が受け持った患者ということであった。プロデューサーのことを「兄ちゃん」と呼び、メールでは「兄(C)」と書く。
基本パラメーターは全キャラ最弱だがテンション管理は容易。能力の低さゆえに序盤は苦労するが、減退が遅いので終盤では強い。ただし、デュオやトリオで編成した際には、彼女達をコミュニケーションの相手にしなかった時のテンションの減少値が非常に高いので、テンション管理が難しいキャラとユニットを組む際は注意が必要になる。
星井美希(ほしい みき)
年齢:14歳、159cm/44kg、3サイズ:84-55-82、誕生日:11月23日、血液型:B型、声:長谷川明子
Xbox360版の新キャラで、キャッチフレーズは「未完の幼きビジュアルクイーン」。髪の毛がほかのアイドル達と違い金色である。苦労を知らずに育ったため、楽をしてアイドルになりたいと言う。口癖は「あふぅ」。趣味はバードウォッチング、友達とおしゃべり。

[編集] 765プロダクション社員

高木順一朗(たかぎ じゅんいちろう)
声:徳丸完
765プロダクション代表取締役で、プロデューサー(=プレイヤー)直接の上司に相当、本編ではシルエットのみ現れるが765プロダクション公式サイトの会社案内では顔写真が公開されている。
名前の由来は高木九四郎氏(株式会社バンダイナムコホールディングス代表取締役会長)と、本作の開発プロデューサーである小山順一朗氏から付けたものと思われる。
音無小鳥(おとなし ことり)
声:滝田樹里
765プロダクションで事務などを務める。ゲームには未登場で、主に本作アーケード版公式サイトの「よくあるご質問」コーナーで丁寧に回答している。一部のファンに根強い人気があり、一時期XBOX360版の開発中のスチールでキャラクター選択画面に余白がある事に気づいたファンが小鳥登場を期待していたこともある。
サイト以外での初登場は2006年1月21日に行われたシークレットライブでのアナウンスで、その後千早の誕生日記念CDでのミニドラマにも登場。年齢は21歳以上でお笑いにはうるさい、といった設定も語られている。2006年7月23日に行われた1周年記念ライブでは、アナウンスに加えてステージ上のミニドラマにも出演した。同年の東京ゲームショウでもイベント進行役として登場。

[編集] 審査員兼DJ

オーディションにおける3人の審査員。また彼らはタワーに流れるランキングを紹介するDJも兼ねている。彼らの声はタワーでのみ聞く事ができる。

歌田音(うただおと)
声:中村繪里子
ボーカルの審査員兼ボーカルマスターのDJ。3人の審査員兼DJの中では一番まともな性格をしている。オーディション画面上では赤いのが彼女。口癖は「要チェックです!」。名前の元ネタは平成の歌姫、宇多田ヒカルから。
軽口哲也(かるぐちてつや)
声:細井治
ダンスの審査員兼ダンスマスターのDJ。クラブのDJのようなノリをしている。オーディション画面上では青く表示されている。口癖(合言葉)は「Check it!」。名前の元ネタはダンスユニットtrfのプロデューサー、小室哲哉から。
山崎すぎお(やまざきすぎお)
声:細井治
ビジュアルの審査員兼ビジュアルマスターのDJ。オカマのような口調と性格をしている。オーディション画面では黄色で表示されている。母は山形、祖母は島根在住。名前の元ネタは山咲トオルと、おすぎピーコのおすぎから。

[編集] 芸能記者

以下2名はオーディションの結果次第でプレイヤーのユニットを取材対象にする。詳細は後述。

善永 (よしなが)
通称「敏腕記者」。取材対象のユニットを特別取材して良いイメージの記事を書く。
悪徳 (あくとく)
通称「ゴシップ記者」。取材対象のユニットをストーキングして悪いイメージの記事を書く。

[編集] その他

ライバル歌手
プレイヤー自身のユニットが意気込みを聞かれなかったときに、聞かれたユニットの代表者が透明な人影として登場する。なお、オーディションについては「オーディション開始まで」を参照のこと。

[編集] ゲームの詳細

以下の説明は、2006年7月より運用されているバージョン1.30に準拠している。これ以前のバージョンについては過去版を参照のこと。

[編集] ゲームの流れ

1ユニットにおけるプロデュースの流れは以下の通り。

  1. プロデュースするアイドルを選択。
  2. ユニット名を決める。仮名文字(ひらがな・カタカナ)と英数字、漢字が入力可能。使用できる漢字については公式サイトを参照。
  3. レッスンとコミュニケーションを進めるか、オーディションを受ける。この繰り返しでファンを獲得し、アイドルランクを上昇させていく。
    • レッスンを受けると、ユニットのパラメーターやレベルを上げられる。コミュニケーションを行うと、後述する「思い出」が増え、オーディションほど多くはないがファンも獲得できる。
    • オーディションに合格すればTV出演となり、各オーディションの規模に応じた数のファンを獲得できる。しかし不合格だった場合は若干ファンが減少する。
  4. 規定期間内に規定ランクに到達できなった場合、もしくは一定期間プロデュースした後は活動停止となり引退コンサートを行う。その後プロデュース評価を算定、同ランクが変動する。

1回のプレイにおける流れは以下の通り。

  1. プレイ開始時
    クレジット投入と、プロデューサーカードおよびユニットカードの読み込みを行う。操作は、全くの新規プレイ時/既存ユニットのプロデュース続行時/新ユニットのプロデュース開始時でそれぞれ異なる。
    • 新規プレイ時は、クレジットを投入した後にプロデューサー名を決め、1週目がメンバー選択、2週目で衣装決めと作曲家の挨拶を行い、3週目で曲選択と専用オーディションの参加の3週分のプレイになる。
    • 既存ユニットのプロデュース続行時は、まずプロデューサーカードを挿入しパスワードを入力。その後メニューから「活動中のユニットをプロデュースする」を選び、続きを行うユニットのカードを挿入する。
    • 新ユニットのプロデュース開始時は、メニュー画面の表示までは既存ユニットと同様だが、メニュー表示に際して「新しくユニットをプロデュースする」を選ぶ。筐体内のユニットカードを購入するか、手持ちのカード(後述する『THE IDOLM@STER MASTERPIECE』シリーズの初回版などに同梱されるリライタブルカード)を利用できる。なお、2つ目以降のユニットのプロデュース開始時は、1週目でメンバー選択・曲選択・衣装選択が全て行われる。
    プロデューサーカードの使用回数が制限(50回)に達した後のプレイ開始時には、プロデューサーカードを読み込んだ後更新処理を行う。クレジット投入後旧カードが「更新済」と印字されて排出、続いて新カードが排出され、以降は新しいプロデューサーカードを用いる。
  2. プレイ開始前に音声のボリュームや出演時の画面表示のON/OFFを指定できる。出演時表示をOFFにするとオーディションに合格した際の出演風景は放送されない。
  3. 朝の挨拶後、必要に応じて曲変更もしくは着替えを行い、レッスンorオーディションに進む。
  4. レッスンorオーディションの終了後、ファン数の変動が報告され1週が終了。ここでコンティニューの選択が可能。
  5. ゲーム終了時、ユニットカードにプロデュース状況が書き込まれた後、プロデューサーカードに差し替え、プロデューサーの状態を記録することで1回のプレイが終了、プロデューサーカードの使用回数制限や、後述する携帯電話サイトの「出勤簿」で表示される出勤回数はこの段階を通過した回数で計算される。

[編集] 事務所

ここでは朝と夜にプロデューサーが行う事について述べる。

  1. 事務所に出勤し、活動週、ランクアップリミット、ファン数を確認する。なおこの際に特定条件(後述)をクリアしていた場合はメンバーのテンションが1週MAX固定になる(「ワクテカ」と呼ばれ、特に前週のレッスン結果による物は「自力ワクテカ」と呼ばれている)。
  2. アイドルへの挨拶か、休養かを選択する。挨拶で良い挨拶をすればアイドルのテンションは上がり、失敗すれば下がる。この際、右上のタイマーの消費も異なる。この時の選択技の良し悪しはある程度傾向があるとはいえランダムである。休みを選択した場合はその時点で1週が終わり、次の週の朝に移る。2週連続で休みを取ると、そのユニットを引退させるかどうかの選択肢が出る。ここで引退を選択すると、ユニットを強制的に引退できる。
  3. 今日の流行情報、イメージレベル、特別オーディション(後述)の合格状況を確認する。合格済みの特別オーディションは画面の右下に明るい星マークで表示される。表示は左から順に、ボーカルマスター、ダンスマスター、ヴィジュアルマスター、歌姫楽園、カラフルメモリーズ、LONGTIME、ルーキーズ、TOP×TOP、HIT-TVをそれぞれ表す。
  4. 曲変更を行うか、衣装変更を行うか、どちらも行わないかを選択。曲と衣装の両方を同時に変更することはできない。曲変更の場合は本当に変更するかどうかの選択肢が出て、ここで変更するを選択すると曲の変更が可能。曲の変更は1ユニットにつき2回まで可能(R/Wカードにも曲名の前に1st,2nd,3rdと表示される)
  5. レッスンかオーディションを選択する。
  1. 事務所に戻り、アイドルランクの報告を受ける。ファン数と順位の変動を確認。
  2. ファンからのプレゼントを確認して1週の活動が終了。プレゼントは衣装、アクセサリー、ファンレター、不幸の手紙のいずれかになる。何も届かないことや、逆に一度に二個届くことや、既に持っている物が届くこともある。ファンレターは送られてきたアイドルのみテンションが回復。不幸の手紙はユニット全員のテンションが激減。ちなみにファンレターの文書の多くは何度か実施された一般公募により選ばれた物。

[編集] レッスン

パラメーターやイメージレベルを上げるためにはレッスンが必要で、以下の5種類がある。なお、レッスン場の臨時休業もあり、該当レッスンは選べない。

ボイスレッスン
いわゆる音楽ゲームに似たレッスン。一定の間隔で配置された音符の上を通過するバーの動きにあわせ、バーが通過する音符と同色で画面下にあるボタンをタイミングよく押す。バーが音符の中央に差し掛かった時にボタンを押すと高評価。難易度が上がると音符の数が最高10個まで増える。ボーカルとダンスのパラメータが若干伸びる。
ポーズレッスン
リハーサルで表示される各カメラの矢印の向き(4方向)を記憶、ランダムに示されたカメラに対応した正しい向きを指示するレッスン。全ての向きを素早く指示するほど高評価。難易度が上がるとカメラの数が最高6個まで増える。ダンスとビジュアルのパラメータが若干伸びる。
歌詞レッスン
見本の歌詞を参考に、いくつかの文字が入れ替わった歌詞を正しく並べ替えるレッスン。歌詞は1文字毎にブロック化されて並べられ、空白も1文字扱い。全ての並べ替えを素早く行うほど高評価。難易度が上がると歌詞の長さが伸び、並べ替える文字数が増える(最高2組)。ボーカルのパラメータが大きく伸びる。
ダンスレッスン
見本の足の方向に、下の方で回転をしている足の方向を正しく合わせて止めるレッスン。全ての足を素早く合わせるほど高評価。方向を合わせる際に円の枠が白く光った時に止めれば、足の角度が見本と若干違っていても問題ない。難易度が上がると回転の速さが上がり、回転する足の数が最高5個まで増える。ダンスのパラメータが大きく伸びる。
表現力レッスン
画面全体に散らばって動くバーのうち、下の歌詞の色と同じ色のバー全てを押すレッスン。指示された色全てのバーを素早く押すほど高評価。難易度が上がると、指示された色のバーの数が最高5本まで増え、バーの動きが速くなる。ビジュアルのパラメータが大きく伸びる。

1週のレッスンは通常6回で、デュオやトリオでは最初にこの6回を各メンバーに割り振る。後述するテンションによってはメンバー単位でレッスン回数が変化する場合がある。1回ごとに評価が表示され、それにより次のレッスンの難易度が変化する。A・B評価の場合は難易度が上がり、C評価では変わらず、D・E評価およびBadの場合は難易度が下がる。難易度が高いほどパラメーターの伸びる量が多くなる。

また条件を満たすとコミュニケーション後にボーナスレッスンが発生し、通常のレッスン同様にレッスンが行える。 1週のうちに2度レッスンを行えるので、短期間でパラメータを大きく伸ばすチャンスとなる。臨時休業にならない限り、同じレッスンを2度続けても構わない。ボーナスレッスンの確実な発生条件は今のところ不明。

[編集] コミュニケーション

レッスン後は仕事を選びアイドルとの会話が発生する。デュオやトリオの場合は、その時選んだキャラのみと会話をする。会話の中で選択技やアイドルにタッチすることがあるが、ここで正しい選択技を選べばアイドルの思い出が増える。思い出の数は、画面右上のアイドルのハートの所に表示されている。思い出の増える数は以下の通り。

  • パーフェクトコミュニケーション(テンションが高い時は5つ、普通以下の時は3つ)
  • グッドコミュニケーション(2つ)
  • ノーマルコミュニケーション(1つ)
  • バッドコミュニケーション(思い出は増えずテンションが下がる。テンションが低いと1つ減る)

選択技の中にはネタや萌えに絡むものがあり、その選択技がパーフェクトの選択技で無くても、あえてそれを選びキャラの反応を見て楽しむ者もいる。

[編集] オーディション

ファン(=スコア)を獲得するためには、番組出演のためのオーディションに合格する必要がある。

[編集] オーディションの種類

オーディションは大別して3種類に分類できる。どのオーディションにも番組出演枠数とファン獲得人数が設定されている。番組出演枠数はそのオーディションにおける勝者の人数であり(EF限定や全国オーディションでは大抵2~3人、希に1人のオーディションが出現するケースがある)、ファン獲得人数は勝利した際に獲得できるファン人数の標準値(実際に獲得できる人数はパラメータなどにより若干変動する)である。

  • ランクEF限定オーディション:ランクFとEのみ受けられる。イメージレベルによる制限あり。
  • 全国オーディション:ランクに関係なく受けられる。一部イメージレベルによる制限あり。
  • 特別オーディション:特定の条件を満たすと受けられる。参加条件はそれぞれ異なり、合格人数は1人である上にオンラインでなければ挑戦出来ず、さらにCPUも混じった場合は強力なNPCも登場するので、非常に過酷なオーディションである。だがアイドルランクをBランクにするためには3つ、Aランクにするためには6つ、Sランクにするためには全ての特別オーディションに何が何でも絶対に合格しなければならない。特に「TOP×TOP」はオーディション無敗でなければ挑戦すらできず、またその特性上一度しか挑戦出来ないので、合格できないとその時点でSランクへの昇格が不可能になってしまうというダントツの厳しさ。一度合格すると以降同じオーディションには参加できない。特に最初3つはマスター系特別オーディションとして1つのグループとする場合もある。
    • ボーカルマスター(参加条件はイメージレベル8以上。流行順位がボーカル、ダンス、ビジュアルの順に固定)
    • ダンスマスター(参加条件はイメージレベル8以上。流行順位がダンス、ビジュアル、ボーカルの順に固定)
    • ビジュアルマスター(参加条件はイメージレベル8以上。流行順位がビジュアル、ボーカル、ダンスの順に固定)
    • 歌姫楽園(参加条件はイメージレベル7以上+ランダム(年齢別(中学生以下/高校生以上)or性格別(元気系/おとなしい/度胸あり)。デュオやトリオではメンバーの内1人が該当すればよい)。最下位の点数が-3点)
    • カラフルメモリーズ(参加条件は思い出15個以上。審査員の興味が半分で始まる)
    • LONGTIME(参加条件は活動週25週以上。審査員の興味が見えない)
    • ルーキーズ(参加条件は活動週13週以下。中間審査がなくアピール27回の1本勝負)
    • TOP×TOP(参加条件はオーディション無敗。中間審査後の自分の順位がわからない)
    • HIT-TV(参加条件は合格率70%以上+イメージレベル10以上。得点は1位にのみ与えられる)

ちなみに初回プレイのチュートリアルで受けるオーディションはEF限定の最低ランクと同じ3枠5000人だが、このオーディションに限り4位以下でも合格したものとしてゲームが進行する(この場合もその後負けない内はTOP×TOPに挑戦可能)。また、後述する番組出演時に発生したアピールやアクシデントに関係なくファン獲得人数は5000人となる。

[編集] オーディション開始まで

オーディション開始までの流れは以下のとおり。

  1. 参加するオーディションを選択
  2. アピール文の入力(任意)
  3. オーディション参加者の確認
  4. オーディションに向けての意気込みを発表
  5. アイドルへの応援

まずプレイヤーは参加しようとするオーディションを1つタッチして選び、確認画面で決定してエントリーを行う。参加条件のあるオーディションで、条件に満たない場合はエントリーできず選択し直すことになる。確認画面でキャンセルしたり、条件を満たさず弾かれた回数が3回になると、ユニットのイメージレベルで受験可能な全国オーディションに強制的にエントリーさせられることになる。またオーディション確認画面では他の参加者を確認できる。内容は各ユニットのアイドルランクと、過去5戦の戦績および受験時の流行1位など。エントリー決定後は受付時間が終了するまでの間アピール文を入力することができる(ひらがな、カタカナ、英数字と定型文の入力ができる)。

エントリー受付終了後、参加者の確認をする。この時全員のアピール文やユニットイメージ、イメージレベル、記者の状態などが表示される。次に参加者6組のうちプレイヤーユニットの中からランダムで1組が選ばれ、その中の1名が代表として審査員に意気込みを言う。その後各プロデュ-サーが一言、自分のプロデュースしているアイドルに応援をして審査が開始される。

意気込みおよび応援の際には3択の選択技が表示され、選択に成功すればアイドルのテンションは上がり、失敗すると下がる。どの選択肢でテンションが上がるかは決まっていない。

[編集] NPC

本来オーディションではプレイヤー同士が対戦し、エントリー時間内に人数が集まらない場合は自動的にCPUが参加することになるが、他にもノンプレイヤーキャラクター(NPC)が対戦に参加する。レベルやランクはそれぞれ異なる他、記者が付いているユニットもある。主に特別オーディションでの登場が多いが、全国オーディションやE、Fランク限定オーディションでもたまに登場する。

プロデューサー名とユニット名に関連があったり〈例えば「キュアブラック」のプロデューサー名は「日曜8時半」(アニメ『ふたりはプリキュア』(および系列作品)の放送時間帯である)〉、実在しない店舗からの参加だったりする点などによって、プレイヤーとの区別が可能。

[編集] オーディション中

オーディション審査は1曲歌い終えるまでの間に3回行われ、各ユニットが1回の審査につき9回のアピールを行うことができる。アピールは3種類の項目から1つを選んで行う通常のアピールと、メンバーが持っている思い出を使い全項目に一斉にアピールを行う思い出アピールがある。

通常のアピールはビジュアル、ダンス、ボーカルの3つのジャンルに対応するアピールバーをタッチして行う。なお2人以上のユニットならば、アピール時間内に複数のアピールバーを順次タッチすることで複数のジャンルにアピールができる。その場合、各ジャンルに加算されるアピールポイントは同時アピール数に応じて1/2もしくは1/3に減少する(端数は切り上げ)。曲のリズムに合わせてタイミング良くアピールバーにタッチできればナイスアピールになり、より高い得点を得られる。

思い出アピールは画面中央に表示される「思い出パネル」にタッチし、画面中央に右から左へ流れる12枚のパネルの内1枚にタッチする事で行う。Goodのパネルを押した場合は「Goodアピール」となり、全てのジャンルにアピールポイントが入った上に、全審査員の興味(後述)が回復する。Badのパネルを押したり押さずに見送った場合は「Badアピール」となり、全てのジャンルのアピールポイントが減る上に、全審査員の興味が下がる。なおGoodのパネルとBadのパネルの枚数の比率は、朝の挨拶終了時点でのユニットのテンションによって異なる(テンションの項参照)。思い出アピールにもGoodの場合は前述のナイスアピールが適用され、タッチしたタイミングによってアピールポイントが増加する。思い出アピールは1回のオーディションにつき最大3回まで使用可能で、使用可能回数は思い出パネルに表示されている。2回目、3回目になるほど画面中央に流れるパネルのスピードが上がる。なお複数人ユニットでは使用毎にメンバーの内最も多く思い出を持っている人が思い出を消費する。

また各ジャンルの審査員にはそれぞれ「興味」という審査員のテンション値が設定されている。各プレイヤーがアピールを行うごとに、そのジャンルを担当する審査員の興味が減少していく。オーディション中に興味が0になった審査員は帰ってしまい、そのジャンルにおける全得点が無効になる。オーディションの進行に応じて、各審査員が自分の担当ジャンルにおける順位変動のコメントをすることがあるほか、興味が一定値まで下がると審査に飽きてきたことを表すコメントが表示される。

故意に1つのジャンルを重点的にアピールしたりBadアピールを行うことで、審査員の興味を0にして帰らせるという作戦がある。これを俗に「ジェノサイド戦法」と呼ぶ。

[編集] 採点方法

基本的に9回のアピールが終了するごとに、中間審査として各ユニットのアピールポイントが集計される。各項目について以下の得点計算が行われ、画面下部の進行バー上に表示される。

各ジャンルごとに、アピールポイントの上位3組には、そのジャンルの流行度に応じた数の星(☆)が与えられる(流行1位が5点、2位が3点、3位が2点)。またアピールポイントが最下位のユニットには-1点(先述の歌姫楽園のみ-3点)のペナルティが与えられる。1回の中間審査で得られる点数は10点~-3点(-9点)となる。

これを3回繰り返して獲得した星の数を集計し、オーディションごとに設定された人数の合格者が発表される。順位は以下のルールで決定される。

  1. 獲得した星の多い方が上位。
  2. 獲得した星が同数でプレイヤーのユニットとCPU(NPCも含まれる)のユニットの間ではプレイヤーが上位。
  3. 獲得した星が同数のプレイヤーユニット間ではユニットの人数が少ないほうが上位。(ソロ>デュオ>トリオ)
  4. 同点且つユニットの人数も同じなら活動週の少ない方が上位。
  5. 同点・同人数・活動週も同じプレイヤーユニットの間ではランダムで決定。

結果発表時にボーダーライン上に複数のユニットが存在し、同点でありながら合格ユニットと不合格ユニットが出た場合、そのボーダーライン上のユニットのうち、どのユニットが2番目以降の条件で合格になったかのコメントが出る。この形で合格になることを俗に「フレッシュ勝ち」、不合格になるのを「フレッシュ負け」と呼ぶ。

オーディション終了後には全ユニットの得点が表示される。この際に画面にタッチすると、各節のアピールポイントや順位に表示が切り替わる。

単純にアピールを行うだけではオーディションに勝ち続けるのは難しい。オーディション中のライバル達のアピール、審査員のコメントや興味、自分やライバルの思い出によるアピールによって状況は刻一刻と変わっていく。プロデューサーには、状況を的確に把握し、臨機応変に対応する手腕が求められる。

[編集] 番組出演

オーディションに勝利した場合、その後は番組出演となる(設定でパスすることも可能)。その模様はセンタータワーでも流される(複数人がプレイしている場合など、タワーで放送されない場合がある)。

新米以上のランクのプロデューサーで複数人ユニットをプロデュースしている場合、出演前にパートエディットを行える。パートエディットでは歌詞や台詞の各フレーズに対し、メンバーのそれぞれがそのフレーズを歌うかどうかの選択を行う(複数人が同じフレーズを歌う設定は可能だが、各フレーズ最低1人は歌うように設定する必要がある。また『9:02pm』など曲中に台詞のある曲の台詞担当の指定もここで行う)。

出演中、画面上に現れる枠をドラッグし任意のタイミングで離すことにより、その枠内の状況で写真を撮ることになる。複数枚撮った場合は最後の1枚が有効になる。撮った写真はユニットカードの表面に印刷される他、携帯電話用サイトの「メモリーズ☆プリーズ」でダウンロードし待ち受け画像とすることも可能。

また出演中に以下のエフェクトが発生することがあり、それによってファン獲得人数に影響が出るケースがある。

  • アピール - 画面が光り、メンバーがポーズを取り、カメラはユニットに接近する。発生するエフェクトの内獲得人数が増える方向に動くのはこれだけ。
  • ボーカルアクシデント - 画面が赤くなり、歌詞を忘れる(発生中はボーカルがない状態になる)。ちなみに、歌詞のない部分で発生することもある。
  • ダンスアクシデント - 画面が青くなり、全員が転ぶ。
  • ビジュアルアクシデント - 画面が黄色くなり、足下など(通常は顔が画面に入っているが発生中は顔が入らない。ただしカメラワークの中で顔が出る場合はある)にカメラが向けられている状態になる。

[編集] 引退

活動中のユニットが一定の条件を満たすと引退となる。その条件は以下のとおり。

  • 規定の期間までにランクアップできなかった場合。
  • アイドルランクがAランク以上で、規定の期間に達した場合。期間はソロユニットが61週、デュオおよびトリオユニットは62週。
  • 朝の挨拶時に2週連続して休みを取り、その後強制解散を選択した場合。

引退時には「引退コンサート」を行ってそのユニットは活動終了となる。ここではその引退コンサートについて述べる。引退コンサートの流れは以下のとおり。

  1. 会場選択 - 引退コンサートを行う会場を選択する。会場は全5箇所のうち、最終的なアイドルランクにより候補が2つ選ばれるので、会場の規模と成功率を参考にしてそのうちの1つを選択する。
  2. 衣装・楽曲選択 - 衣装と楽曲を選択する。楽曲は過去にそのユニットが歌った曲の中から選択する。
  3. アイドルとの会話 - アイドルとの会話を行う。デュオやトリオの場合は好感度が最も高い1名との会話になる。この会話とテンションや選択した楽曲によって、コンサートの熱狂度を表すゲージの変化率が決定される。
  4. コンサート - コンサート中は画面下に熱狂度を表すゲージが表示される。終了時にゲージが一定値以上あれば引退コンサート成功となる。先述した変化率に応じて熱狂度が変化するほか、それまでのコミュニケーションの結果に応じた数の「思い出」を使いゲージを伸ばすことができる。
  5. アイドルとの会話 - コンサート終了後、アイドルとの最後の会話を行う。この内容は会場と結果によって変化する。その後引退コンサートも含めたプロデュースの実績により、プロデューサーのランクが変動する。ちなみにコンサート会場にドームを選択し、熱狂度のバーとキャラクターの好感度が一定値以上でコンサートに成功した場合は、最後にTHE IDOLM@STERの曲と共にスタッフロールが流れる。

[編集] アイドルに関して

[編集] 流行イメージとパラメータ

このゲームには流行があり、3種類のイメージがそれぞれ順位で周期的に変わる仕組みになっている。流行が変わることによりパラメーターの調整が必要となってくる。流行イメージは下記の3種類。

  • ボーカル(歌唱力)
  • ダンス(踊動力)
  • ビジュアル(ルックス)

アイドルにはそれぞれパラメーターが存在しており、ボーカル値、ダンス値、ビジュアル値の3つである。これらの高さによりユニットイメージが決まる(例えば、ボーカル値が一番高い場合はユニットイメージはボーカルとなる)。この3つのパラメーターはレッスン、プロデュース曲、衣装、アクセサリー、オーディションで合格することによって上昇する。これを総合的に数値化したのがイメージレベルである(イメージレベルについては下記を参照)。但し以下の条件でパラメーターが減少する。

  • 毎週朝に微少減退する(プロデュースの進行度とキャラクターにより減退傾向は異なる)
  • 5週以上オーディションを受けずにいる
  • 同じイメージのプロデュース曲を連続で選ぶ、その状態で8週以上経過する
  • ランクB以上でオーディション不合格になる(Ver1.30からランクC以下の不合格減退が消滅)
  • 10週以上同じ曲を歌わせる

パラメーターの部分に明るい部分と暗い部分がある。明るい部分は曲イメージ・衣装・アクセサリー・及びオーディションで合格したことで得られるそれぞれの補正値を合計したパラメーターで、暗い部分はレッスンをして伸びたパラメーターである。暗い部分は一定値まで伸びると伸びが止まり、その流行パラメーターはレッスンを行っても伸びなくなる。減退時には一部の例外を除き暗い部分が削られるが、レッスンを行うことで回復することが出来る。

なお、各キャラにパラメーターの上昇率や減退期間が付けられており、15週目の第一段階と30週目の第二段階を経て減退タイプ別の補正によりパラメーターが下がっていく。上昇率は高ければレッスンをした時にパラメーターが伸びやすくなる。減退期間は遅ければパラメーターの高さを維持する期間が長くなる(デュオやトリオの場合は減退期間は全メンバーの平均的な期間となる)。パラメーターの上昇率や減退期間は以下の様になっている。Ver1.30からはそれぞれの減退タイプの特性が強まり、早熟タイプは更に減退開始が早くなり、晩成型は更に減退開始が遅くなった。

標準型 
上昇率、減退期間共に標準的。第一段階の減退が少なく、第二段階以降の減退も緩やか。該当キャラは天海春香、三浦あずさ、菊地真
早期熟成型 
上昇率が高い反面、減退期間が早い。第一段階、第二段階共に減退が激しい。該当キャラは如月千早、秋月律子、水瀬伊織
大器晩成型 
上昇率が低い反面、減退期間が遅い。第一段階の減退が発生せず、第二段階以降の減退も非常に緩やか。該当キャラは萩原雪歩、高槻やよい、双海亜美、真美

このパラメータは画面右上に3色の扇形を組み合わせた円で表示される他、週初めの流行チェック時には左下に大きく同様に表示される。このグラフでは各パラメータは扇形の半径で表され、3つのパラメータの内最も高い項目はパラメータ名が異なる色で表示されている(この項目がユニットイメージとなる)。また各パラメータのバランスや合計値などにより1(素人レベル)~16(アイドル神)までのイメージレベルが算出される。

[編集] テンション

アイドルにはそれぞれテンションが設定されており、高い、普通、低いの3つに分かれている。先述したパラメータのグラフの左にあるハートがそれである。テンションは赤(高い)・黄緑(普通)・青緑(低い)の3色のハートが重なったゲージで表示されている。また、同じレベルの中でも細かい値としてゲージで表示されており、このゲージが0になると1レベルテンションが下がる。会話によってゲージがMAXになってもハートの数が回復することはない。なお、休みを取る、オーディションで合格する、アイドルランク報告の後にファンレターが届く、アイドルランクがアップするのいずれかにおけるテンション上昇はハートマーク単位での回復+ゲージの回復となっている。

また、ランキングで表示されている「明日のラッキープロデューサー」や、後述の携帯サイト連動「メール☆プリーズ」、「前週にレッスンを選びレッスン・コミュニケーション・ボーナスレッスンのすべてにおいてパーフェクト」のいずれかを満たした場合は、次の1プレイに限りテンションが紫のハート3つ(ゲージMAX)で固定される。

テンションによる効果を以下に示す。

  • テンション高
    • テンション中の時に比べアピール1回当たりのアピールポイントが増える。
    • 思い出を使用する際にGoodの割合が上がる(Good9:Bad3。ちなみに中の場合Good6:Bad6)。
    • ナイスアピールの受付時間がテンション中に比べ長い。
    • レッスン時に1回分さぼることがある。
    • コミュニケーション結果がパーフェクトの場合、獲得できる思い出の数が更に増える(通常3→高テンション時5)。
  • テンション低
    • 朝アイドルが事務所に現れず1週無駄になる上にパラメータやファン数が減少する「ドタキャン」が発生することがある。
    • テンション中の時に比べて1回当たりのアピールポイントが減る。
    • 思い出を使用する際にBadの割合が上がる(Good3:Bad9)。
    • ナイスアピールの受付時間がテンション中に比べて短い。
    • レッスン後コミュニケーションが発生せず空き時間でレッスンを行うケースがある。
    • レッスン終了後アイドルの方から追加レッスンを申し出る場合があり、レッスン回数が増えることがある。
    • コミュニケーション結果がバッドの場合思い出が減る。
    • 夜、ファンからのプレゼントが届いた後に『今週は更にプレゼントがあります』と表示され二個目のプレゼントが届くことがある。

なお各メンバーのテンションのレベルが違う状態のデュオ・トリオの場合、思い出を使用する際のGood:Badの割合が変わることがある。

以上の事からテンションを常に意識してゲームを進めることが重要となってくる。

[編集] プロデュース曲

本作ではアイドルが歌う曲が10曲用意されている。それぞれの曲にイメージが設定されており、1ユニットをプロデュース中に選択できるのは3曲まで。曲は10週程経つと世間に飽きられてしまい、アイドルのパラメーターが減少する。それでも変更せずにいると13週目にユニットからの忠告が発生する。その後も何度かパラメーターが減少し、最終的には1週ごとにその曲のイメージのパラメーターが減少していくようになる。曲が飽きられた場合、曲を変えるとパラメーターの減少が止まるが、同じイメージの曲を選ぶとペナルティとしてさらにパラメーターが減少する。

また各キャラに持ち歌が存在しており、持ち歌を選ぶと他の曲を選んだ時よりもパラメーターが高くなる。その他BPM値も曲ごとに設定されており、オーディション時のナイスアピールタイミングに影響する。

登場する曲とその曲のイメージ、持ち歌とするキャラは以下の通り。

  • ボーカルイメージ
    • 「太陽のジェラシー」 持ち歌:天海春香 BPM値 = 128 (作詞:森由里子、作曲:椎名豪)
    • 「蒼い鳥」 持ち歌:如月千早 BPM値 = 105 (作詞:森由里子、作曲:椎名豪)
    • 「魔法をかけて!」 持ち歌:秋月律子 BPM値 = 150 (作詞・作曲:神前暁
    • 「9:02pm」 持ち歌:三浦あずさ BPM値 = 68 (作詞:yura、作曲:Jesahm)(読み:ないんおーつーぴーえむ)
  • ダンスイメージ
    • 「THE IDOLM@STER」持ち歌:全員 BPM値 = 165 (作詞:中村恵、作曲:佐々木宏人)(読み:あいどるますたー)
    • 「First Stage」 持ち歌:萩原雪歩 BPM値 = 147 (作詞:中村恵、作曲:佐々木宏人)(読み:ふぁーすと すてーじ)
    • 「エージェント夜を往く」 持ち歌:菊地真 BPM値 = 178 (作詞・作曲:LindaAl-CUE)
  • ビジュアルイメージ
    • 「おはよう!!朝ご飯」 持ち歌:高槻やよい BPM値 = 152 (作詞:中村恵、作曲:佐々木宏人)
    • 「Here we go!!」 持ち歌:水瀬伊織 BPM値 = 149 (作詞:yura、作曲:Jesahm)(読み:ひあ うい ごー)
    • 「ポジティブ!」 持ち歌:双海亜美・真美 BPM値 = 138 (作詞:mft、作曲:中川浩二)

[編集] 初期ステータス

順位 名前 Vocal Dance Visual 性格値 Total Total-性格値 減退タイプ イメージ色 テンション管理
1 如月千早 37 21 19 01 78 77 早熟   難しい
2 水瀬伊織 21 19 33 01 74 73 早熟   易しい
3 秋月律子 25 23 21 03 72 69 早熟   普通
4 菊地真 11 19 13 17 60 43 標準   易しい
5 三浦あずさ 15 05 21 17 58 41 標準   普通
6 天海春香 19 05 13 18 54 36 標準   易しい
7 高槻やよい 05 11 07 27 50 23 晩成   易しい
8 萩原雪歩 07 01 15 27 50 23 晩成   難しい
9 双海亜美・真美 01 13 07 27 48 21 晩成   易しい

この初期値は開始~第15週までの目安であり、プレイヤー毎のスキルの差でパラメータが変わる。 第15週以降は減退タイプ別の減退が始まり、第30週以降は全キャラが減退しはじめる。 よって初期値が低い=扱いにくいではないので注意すること。

なお性格値は以前のVerでも現行のVer1.30でもほとんど意味がない。(例:雪歩は性格値が高いのにテンション管理が極めて難しい等)

[編集] 衣装とアクセサリー

曲とは異なり、衣装は回数の制限無く変更することができる(キャラによっては変更時にテンションが下がるため頻繁に変更できないケースもあるが)。衣装はベースとなる服と4カ所(頭・胴・手・足)のアクセサリーから構成され、それらのそれぞれにパラメータの変化量が設定されている(大抵のアクセサリーは2項目UP+1項目DOWNとなっている。また、服やアクセサリ自体にも最も伸びるパラメータの種類によるイメージ設定がされている)。

服・アクセサリーとも、毎週の活動終了時に届くプレゼントとして届くことで入手する。この他、アクセサリーは後述する携帯電話用サイトでポイントとの交換でも入手できる。またアクセサリーの中には入手確率が低いレア物や、特別オーディションに勝利したときにしか届かないものも存在する。

なおアクセサリーの中には同じ名前を冠したものが2~4部位に存在するシリーズを構成している物があり、その場合は同シリーズのアイテムを複数装備していると装備数に応じたボーナスがある。ちなみにシリーズの中には同じ箇所に複数のアイテムがあるものもある。

[編集] アイドルランク

アイドルランクはファンの人数で決まる。しかしランクB以上に関しては特定数の特別オーディションを合格していなければならない。またランク毎に次のランクへの昇格期限が設定されている(以下の昇格期限はソロでのもの。デュオやトリオでは人数に応じて延びる)。

  • ランク外(初回プレイ時のチュートリアルが終わるまでのランク。3週目終了時に自動的にFランクに上がる)
  • ランクF(1万人未満。昇格期限は13週終了まで)
  • ランクE(1万人以上。昇格期限は23週終了まで)
  • ランクD(10万人以上。昇格期限は33週終了まで)
  • ランクC(30万人以上。昇格期限は46週終了まで)
  • ランクB(70万人以上+特別オーディション合格数3つ以上。昇格期限は56週終了まで)
  • ランクA(100万人以上+特別オーディション合格数6つ以上かつマスター系全制覇。61~62週でプロデュース終了)
  • ランクS(150万人以上+特別オーディション全9種合格。61~62週でプロデュース終了)

[編集] 芸能記者

本作では2種類の芸能記者が登場する。なお記者の有無はオーディション参加者一覧で確認ができる。なお先述したNPCにおいてはNPC毎に付いている記者が設定されており(例えば「覇王エンジェル」は敏腕記者付き、「レッドショルダー」はゴシップ記者付き)、NPCについては過去の戦歴に関係なく付いている記者は固定となっている。

敏腕記者
青いシルエットの記者。敏腕記者がいるオーディションで1位になると自分のユニットを特別取材をしてくれる。その間はパラメーターが一時的に上昇する。3週活動するか、オーディションで1位以外になった場合はいなくなる。
ゴシップ(悪徳)記者
赤いシルエットの記者。ゴシップ記者がいるオーディションで落選すると自分のユニットがストーキングされる。その間はパラメーターが一時的に低下する。3週活動するか、オーディションで勝利するといなくなる。
他のプレイヤーも同時に落選した場合そちらに付く事もあるので、負けると必ず付くという訳ではない。ただし、落選ユニット間でゴシップ記者が付く確率は各ユニットのアイドルランクが関係している。

[編集] プレイヤーに関するデータ

[編集] プロデューサーランク

プロデューサーにはランクが付けられており、引退コンサートを終えてからの結果により変化する。

  • 見習いプロデューサー(プロデュース可能人数1人)
  • 駆け出しプロデューサー(プロデュース可能人数2人、以後デュオユニット編成可能)
  • 新米プロデューサー(プロデュース可能人数3人、以後パートエディットが可能)
  • 普通プロデューサー(プロデュース可能人数4人)
  • 中堅プロデューサー(プロデュース可能人数5人、以後トリオユニット編成可能)
  • 敏腕プロデューサー(プロデュース可能人数6人)
  • 売れっ子プロデューサー(プロデュース可能人数7人)
  • 超売れっ子プロデューサー(プロデュース可能人数8人)
  • アイドルマスター(プロデュース可能人数9人)

引退コンサートを終えたときに算出される評価の要素は以下の通り。

  • 最終的なイメージレベル
  • 最終的なファン獲得人数の順位
  • オーディション戦績(特別オーディション勝利数も含む)
  • 最終アイドルランク
  • アイドルの好感度(引退コンサートの結果も加味されるため、これのみコンサート終了後に表示される)

こうして算出された評価と現在のプロデューサーランクにより、今回のプロデュースでプロデューサーランクがどう変動するかが決まる。敏腕プロデューサー以上のランクでは、最終成績が悪いと1~2ランクダウンする場合がある。

[編集] カードの種類

このゲームでは2種類のカードを使用する。カードは通常、本体から発行され、表面は熱によって青もしくは透明になる感熱系インクによる書き換え可能な設計である。カード右下に表示されているIDは同じプレイヤーのカードであればプロデューサー・ユニットを問わず同じであり、これによりプレイヤーの確認と携帯電話サイト連動におけるデータ管理を行う。

プロデューサーカード
プロデューサーの情報を記憶する。左上に"P"と表示。
右上にはプロデューサーランクと名前、左下にカード更新までのプレイ回数(0~50回)、中央にプロデュース状況(現在プロデュース中のメンバーと、残りの可能人数)、下にアクセサリーの所有数とIDが表示されている。
ユニットカード
アイドル(ユニット)の情報を記憶。各アイドル(ユニット)ごとに1枚使用。左上に"U"と表示されている。
右上にプロデューサーとユニット名、左下には現在のアイドルランク、右下には活動週数と現在のファン人数、IDが表示。中央には現在の曲と顔写真が印刷されているが、顔写真については最近の番組出演時で最後に撮影された物が反映される。

[編集] ランキング

全国のプレイヤー達のプレイデータは毎日深夜に集計され、タワーに以下のランキングとして表示される。なおタワーのモニターにユニットが映し出されるのは、ボーカルマスター、ダンスマスター、ビジュアルマスターのみである。なお携帯電話サイトでも確認可能。

ランキングの優先順位はランク>ファン人数であるため、ランクAの200万人よりも、ランクSの150万人の方が上の順位となる。「殿堂入りアイドルランキング」「有名プロデューサーランキング」以外は過去15日間にプレイされたユニットが集計対象。

人気ランキング
現在活動しているユニットのファン数ランキング。1~100位
ボーカルマスター
ボーカルイメージのユニット(一番伸びているパラメータがボーカル。以下2つのマスター系ランキングも同様)のファン数ランキング。1~20位
ダンスマスター
ダンスイメージのユニットのファン数ランキング。1~20位
ビジュアルマスター
ビジュアルイメージのユニットのファン数ランキング。1~20位
有名プロデューサーランキング
各プロデューサー(プレイヤー)の今までのユニットが獲得した累計ファン数のランキング。1~100位
殿堂入りアイドルランキング
Aランク以上で解散、引退したユニットの最終獲得ファン数ランキング。1~100位
事務所ランキング
携帯サイトで設立した事務所の合計ファン数のランキング。1~100位
アイドル別ランキング
各キャラのソロ限定のファン数ランキング。1~100位
明日のラッキープロデューサー
1日あたり30ユニットが選ばれる。これに選ばれたユニットは翌日プレイをすると、1プレイのみアイドルのパラメーターが上がり、テンションも最大になり、どんなことをしてもテンションが下がらなくなる。

[編集] 携帯サイト

携帯サイト「アイドルマスター」は、ソフトバンクモバイルDoCoMoauに対応(対応機種の制限あり)。月額315円(一部無料)。

会員に登録すると以下のサービスを使用できる。

ハプニング☆ロケ
すごろくアドベンチャーゲームで、クリア時に獲得した視聴率により得たポイントを蓄積できる(200p/月まで)。DoCoMo・ソフトバンクモバイルは全て配信中、auは一部のBREW対応機種のみで配信中。
  • 2005年7月:「ハプニング☆ロケ 京都の旅 春香編」が登録
  • 2005年8月:「ハプニング☆ロケ 岡山の旅 千早編」が登録
  • 2005年9月:「ハプニング☆ロケ 名古屋の旅 あずさ編」が登録
  • 2005年11月:「ハプニング☆ロケ 福岡の旅 亜美・真美編」が登録
  • 2006年1月:「ハプニング☆ロケ 横浜の旅 伊織編」が登録
  • 2006年4月:「ハプニング☆ロケ 沖縄の旅 真編」が登録
  • 2006年5月:「ハプニング☆ロケ 東京の旅 律子編」が登録
  • 2006年6月:「ハプニング☆ロケ 北海道の旅 雪歩編」が登録
  • 2006年8月:「ハプニング☆ロケ 大阪神戸の旅 やよい編」が登録
メール☆プリーズ
サイトのアーケード連動でカードを登録し、かつ携帯電話のメールアドレスを関連づけると、時折以下のいずれかのメールが届く。
  • 登録お礼メール - アドレス登録時に、プロデュース中のアイドルから来る。
  • 意気込みメール - ユニットを新しくプロデュース開始した後に来る。後述するブーストメールの特性を持つ。
  • 日常メール - メンバーがそれぞれの日常生活の風景をメールにして送ってくる。
  • ブーストメール - しばらくプレイしない等の条件で来る。日時の指定があり、その期間中にプレイを開始すると1週だけテンションがMAXで固定となりパラメータも若干アップ。
  • 連動メール - 一部コミュニケーションの内容と結果に連動したメールが来る。日時指定があり、ブーストメール同様の効果が得られる。
  • オーディション感想メール - オーディションの結果(合格・不合格)に応じたメールが来る。不合格の場合は日時指定があり、これもまたブーストメールと同じ効果が得られる。
  • 引退後メール - プロデュース終了後のユニットのメンバーから、活動中を振り返るコメントのメールが来る。
  • 間違いメール - プロデュースしていないアイドルから届く間違いのメール。プロデュースされていない場合のアイドル候補生達の日常を垣間見ることができる。なお、このメールは基本的に(一部例外あり)件名が「Re:~」となっており、友人等からのメールに対する返信となっている。
なお、各アイドルには個別のメールアドレスと、ブーストメールにおける時間帯条件(時間帯の長さや前日に送るか当日に送るか等)が設定されている。また、ブーストメールで指定される時間帯はカードを登録する際に聞かれる「主にプレイする時間帯」が影響している。
メモリーズ☆プリーズ
アーケードでTV出演を果たした時に撮影した画像を待ち受け画像としてダウンロードできる。過去30枚分が保存されており、時折公式サイト内のグッズショップでプレイヤー毎にそれらの写真を収録したアルバムの販売が行われている(2006年9月分までは希望者の中から抽選が行われていた)。また2006年3月には、同様のシステムでプレイヤーから写真を募り、365日のそれぞれに掲載した2006年度分のカレンダーが発売された。
アクセサリーショップ
貯めたポイントで、「ケータイアクセサリ」(待ち受け画像)や「アーケード用アクセサリ」と交換できる。
アーケード連動
現在のステータスやアーケード版の全国ランキングを確認できる。
事務所
プロデューサー(プレイヤー)同士でチームを結成することができる。
出勤簿
プロデューサー(プレイヤー)が、今までどの店舗でプレイしているかを確認出来る。参照可能なデータは店舗毎の累計および前月・今月のプレイ回数。この機能を用いて、2006年3月中旬から4月末までナムコ直営店での合計プレイ回数によるプレゼントキャンペーンが行われた。
ミニゲーム(DoCoMoのみ)
2006年3月23日現在、「あずさのおみくじ」「ちはやのリバーシ」「まことのINLINE SKATER」「やよいの雨もり注意報」「ゆきほの慰めタイピング」が配信されている。

[編集] Xbox360版

この項目には、発売予定の新製品、提供開始前の新サービス、または放送開始前の番組や公開前の映像作品等に関する記述があります。
ウィキペディアはニュース速報でも宣伝サイトでもありません事実を確認し正確な記述を心掛けてください。また、特に重要と思われることについてはウィキニュースへの投稿も検討してみてください

2006年7月に公式サイトが改装された際にXbox360版の制作が発表された。基本的な進行はアーケード版と同じだが、曲の追加やシステムの変更がされている。

2007年1月25日発売予定、CEROレーティングC(15才以上対象)。通常版は7,140円(税込)、限定版は20,790円(税込)。 限定版には「キャラクターフィギュア:11体」「特設ライブステージ:1個」「ビジュアルブック:1冊(B4サイズ、20P)」「アイドルマスター新曲スペシャルDVD:1枚(収録時間約90分以上)」「Xbox360 オリジナルフェイスプレート:1枚」が同梱。

[編集] 派生企画

[編集] 公式大会

スーパープロデューサートーナメント
2005年12月15日10:00~2006年1月15日23:59にナムコ主催で行われた唯一の公式大会。ルールは以下のとおり。
  • 期間内に新しくユニットを作成し、期間内に引退までプレイすること。
  • 携帯の公式サイトにてエントリーを行うこと。
  • プロデュースする曲は1曲のみで、ゲーム中1度も曲を変更しないこと。プロデュース対象曲は「THE IDOLM@STER」を除く9曲。
  • 特別オーディション「ボーカルマスター」「ダンスマスター」「ビジュアルマスター」のいずれか1つ以上に合格すること。
  • 引退時点でのファン人数に、プロデューサーランクおよびアイドルごとの補正を加算して順位を決定する。
以上の条件を満たしたユニットについて各曲ごとにランキングの集計を行い、それぞれの最終順位上位10名の中からナムコとコロムビアが審査を行い各曲1名(合計9名)を選出、「CDプロデューサー」としてMASTERPIECE 04に各ユニットの曲が収録された。またCDプロデューサーを除く全参加者の中から両社が50名を選出し、「ブックレット写真プロデューサー」として同CDのブックレットにユニットの写真が掲載された。

[編集] ラジオ

THE IDOLM@STER RADIO
2006年4月9日よりラジオ大阪(1314kHz)にて放送中。パーソナリティはたかはし智秋今井麻美。愛称は「アイマスレディオ」。
ラジオdeアイマSHOW!
2006年4月27日よりアニメイトTVにて放送中のインターネットラジオ番組。パーソナリティは中村繪里子落合祐里香今井麻美の3人。愛称は「ラジマSHOW!(ラジマショ)」。

[編集] CD

[編集] MASTERPIECEシリーズ

コロムビアミュージックエンタテインメントから『MASTERPIECE』シリーズが全5枚リリースされた。また全てのキャラクターのソロとカラオケを収録した『MASTERBOX』が同社より発売された。

『MASTERPIECE』シリーズの初回版にはゲーム中で使用できるリライタブルカードが付属。『MASTERBOX』にもリライタブルカードは付属したが、購入店舗で配布するという形態だったため、購入してももらえない店舗があった。 『MASTERPIECE 05』では応募者全員サービスでMASTERPIECEシリーズ全巻収納BOXプレゼントが実施された。

THE IDOLM@STER MASTERPIECE 01
2005年9月28日発売。天海春香、萩原雪歩、秋月律子の各持ち歌と、この3人による『魔法をかけて!』および『THE IDOLM@STER』のロングバージョンを収録。
THE IDOLM@STER MASTERPIECE 02
2005年11月2日発売。三浦あずさ、如月千早、菊地真の各持ち歌と、この3人による『9:02pm』および『THE IDOLM@STER』のロングバージョンを収録。
THE IDOLM@STER MASTERPIECE 03
2005年11月30日発売。水瀬伊織、高槻やよい、双海亜美・真美の各持ち歌と、この3人による『ポジティブ!』および『THE IDOLM@STER』のロングバージョンを収録。
THE IDOLM@STER MASTERPIECE 04
2006年3月22日発売。『太陽のジェラシー』(春香・伊織・千早)、『エージェント夜を往く』(真・律子・亜美真美)、『おはよう!!朝ご飯』(やよい・あずさ・雪歩)のロングバージョン、『THE IDOLM@STER』(全員)のゲームバージョンと、『THE IDOLM@STER』以外の9曲におけるスーパープロデューサートーナメントの上位ユニットによるバージョンを収録。
THE IDOLM@STER MASTERPIECE 05
2006年5月31日発売。『蒼い鳥』(千早・あずさ・律子)、『First Stage』(雪歩・真・亜美真美)、『Here we go!!』(伊織・春香・やよい)、『THE IDOLM@STER』(全員)のロングバージョンとゲームのBGMを収録。
THE IDOLM@STER MASTERBOX(7650組限定版)
2006年7月19日発売。3枚組みCDBOX。アーケード版の各楽曲(10曲)の全キャラクター(9人)分のソロバージョン、およびカラオケを収録。外装BOXにシリアルナンバーが記入されている。
このCDにはBOXのデザインが異なる「060723バージョン」が存在する。1st ANNIVERSARY LIVE会場にて765組限定で発売された。

[編集] ドラマCD

フロンティアワークスからドラマCDが6枚発売された。全巻初回版にはボーナストラックあり。EXTRA STAGEシリーズは初回版にリライタブルカード封入。

THE IDOLM@STER ドラマCD Scene.01
2005年12月22日発売。萩原雪歩&菊地真編。
THE IDOLM@STER ドラマCD Scene.02
2006年2月24日発売。如月千早&高槻やよい編。
THE IDOLM@STER ドラマCD Scene.03
2006年3月24日発売。天海春香&秋月律子&水瀬伊織編。
THE IDOLM@STER ドラマCD Scene.04
2006年4月21日発売。三浦あずさ&双海亜美・真美編。
THE IDOLM@STER ドラマCD Scene.05 EXTRA STAGE 1
2006年6月23日発売。一日署長編&温泉編。
THE IDOLM@STER ドラマCD Scene.06 EXTRA STAGE 2
2006年7月21日発売。無人島編&メイドカフェ編。

[編集] ラジオ関連CD

コロムビアミュージックエンタテインメントから『THE IDOLM@STER RADIO』、フロンティアワークスから『ラジオdeアイマSHOW!』のCDが発売された。CDの詳細は各番組の項目を参照のこと。

[編集] その他

オフィシャルグッズショップにおいて、キャラクターの誕生日企画としてCDが発売された。

Gratitude ~グラッティテュード・感謝~
2006年3月発売。2月に誕生日を迎えた如月千早のバースデー記念ボーカルCD。千早による『オリビアを聴きながら』『空へ…』『Jupiter』のカバーと、千早と小鳥によるミニドラマを収録。当初は数量限定とされていたが後に受付期間限定と変更された。
アン・ハッピーバースデー?
2006年8月発売。4月に誕生日を迎えた天海春香のバースデー記念ドラマCD。特製ケーキ皿・カップ&ソーサーセットに付属したもの。春香とやよいによるドラマを収録。
Your Song
2006年11月発売予定の、千早のCDのコンセプトを全員に拡大したカバーアルバム。収録曲は『大スキ!』(春香)、『鳥の詩』(千早)、『津軽海峡冬景色』(雪歩)、『ふたりのもじぴったん』(やよい)、『東京は夜の七時』(律子)、『You're My Only Shinin' Star』(あずさ)、『ドゥー・ユー・リメンバー・ミー』(伊織)、『仮面舞踏会』(真)、『ラムのラブソング』(亜美・真美)など。

[編集] DVD

THE IDOLM@STER Lovable Days
2006年3月10日発売。各アイドルのプロデュース曲全10曲の映像と、ラストステージでのプロデューサーとの会話を収録。当初は2006年2月14日に発売予定だったが、プレイステーション2など一部機器で再生に不具合が生じたため、回収・延期された。発売元はエンターブレイン
THE IDOLM@STER MASTER MOVIE
2006年9月27日発売。1st ANNIVERSARY LIVEの模様を収録。発売元はコロムビアミュージックエンタテインメント

[編集] 書籍

[編集] 雑誌

  • コンプティークにて「IDOLM@STER STATION」コーナーが連載されていた。
  • コンプエースにて2005年9月発売号(Vol.3)から2006年10月発売号(Vol.9)までの全7話でコミックが連載された(画:稍日向
  • Comic REXにて「今井麻美の華麗なる?プロデューサー日記」が連載中。2007年3月号より漫画掲載予定(画:上田夢人)

[編集] ムック

プレミアムキット
2005年8月発売。CDサイズのブックレットで、ショップインバウンドによるインターネット専売品。既に販売終了している。
アイドルマスター プラチナアルバム
2005年10月28日発売。ゲーム内容の説明やスタッフ・キャストのインタビュー、衣装やアクセサリーの紹介などを掲載したムック本。発売元はエンターブレイン。(ISBN 4-7577-2500-0)
アイドルマスター キャラクターマスター
2005年12月27日発売。各曲の振り付けの連続写真や、プロデュース開始直前のストーリーなどを掲載。リライタブルカード付属。なおアニメイトでは表紙の絵柄が異なるバージョンが発売された。発売元は一迅社。(ISBN 4-7580-1046-3)

[編集] アンソロジーコミック

2006年10月現在、以下の5冊が3社から発売されている。

コミックアンソロジー Vol.1
2005年11月25日、一迅社より発売。(ISBN 4-7580-0281-9)
コミックアンソロジー Vol.2
2006年1月25日、一迅社より発売。(ISBN 4-7580-0298-3)
アンソロジーコミック
2006年3月10日、FOX出版より発売。(ISBN 4-925148-99-0)
コンセプトコミック オン
2006年4月26日、エンターブレインより発売。仕事中のアイドルを描くというコンセプト。(ISBN 4-7577-2688-0)
コンセプトコミック オフ
2006年4月26日、エンターブレインより発売。プライベートのアイドルを描くというコンセプト。(ISBN 4-7577-2689-9)

[編集] 小説

エンターブレインから斎藤ゆうすけによるノベライズがファミ通文庫で2冊発売された。

やすらぎの旋律
2006年1月30日発売。メインキャラクターは如月千早。(ISBN 4-7577-2606-6)
ときめきのSummer Days
2006年2月27日発売。メインキャラクターは秋月律子。(ISBN 4-7577-2626-0)

[編集] アニメーション

『アイドルマスターXENOGLOSSIA』(-ゼノグラシア)(仮題)としてアニメ化する企画が進行中。

バンダイナムコグループ統合後、旧バンダイ傘下のアニメ制作会社サンライズが、同社としては初めてナムコ作品のアニメ化を手がける。主に『舞-HiME』『舞-乙HiME』の各話演出・作画監督等を務めた制作スタッフが参加する。

[編集] スタッフ

[編集] ライブ

アイドルマスターのライブが2回実施されている。アイドルを担当する声優による楽曲の披露や朗読劇などが行われた。

MASTERPIECE SERIES 発売記念シークレットイベント
開催日:2006年1月21日、会場:赤羽会館
アニメイトでMASTERPIECE SERIESのPart1~3を全て購入した者から、抽選で観客を招待してミニライブが行われた。このライブには伊織役の釘宮理恵を除く8人が出演した。
THE IDOLM@STER 1st ANNIVERSARY LIVE
開催日:2006年7月23日、会場:新木場STUDIO COAST
稼働開始1周年を記念し、本格的なイベントとして行われた。シークレットイベントでは不参加だった釘宮理恵を含む全員の他、滝田樹里(小鳥役)、徳丸完(社長役)が出演した。

[編集] その他

太鼓の達人シリーズに楽曲が収録された。収録されたゲームと楽曲は以下のとおり(稼動開始日/発売日順)。

  • 太鼓の達人7(アーケード):THE IDOLM@STER・ポジティブ!
  • 太鼓の達人 とびっきり!アニメスペシャル(PS2):THE IDOLM@STER・ポジティブ!
  • 太鼓の達人8(アーケード):THE IDOLM@STER・ポジティブ!・魔法をかけて!
  • 太鼓の達人 ぽ~たぶる2(PSP):魔法をかけて!
  • 太鼓の達人 ドカッ!と大盛り七代目(PS2)(2006年12月発売予定):魔法をかけて!

上記の曲の演奏時のみ画面下部にアイドル達のデフォルメキャラが登場する。ゲージ増加に伴い春香・千早・雪歩・やよい・律子の5人がランダムで出現し、最大値になるとあずさ・伊織・真・亜美・真美が登場する。また「太鼓の達人7」稼動中に、過去太鼓の達人シリーズに収録されたナムコオリジナル楽曲89曲の中で人気投票を行い、上位10曲はアーケード次回作に収録するという企画が行われた。その結果「THE IDOLM@STER」が1位、「ポジティブ!」が3位となり、「太鼓の達人8」にも継続して収録されることになった。

一部の曲が通信カラオケでも配信されている。一時はCD発売時期の関係からゲーム収録のショートバージョンが配信されていたが、CD発売に伴いロングバージョンが配信されるようになった。

[編集] 作品評価

本作は上記の通り、プロダクションに所属しているアイドルをプロデュースし、トップアイドルになることが目的である。登場するアイドル達のそれぞれのキャラのファンサイトができるほど、キャラ人気の高い作品である。これはいわゆる「萌え」キャラを好むおたく層にも人気を博している。ちなみに窪岡俊之が担当したキャラクターデザインは、萌え作品に登場するキャラのようなおたくに好まれそうな絵ではなく、多くのゲームプレイヤーにも好感が持てそうな比較的大衆向けの絵になっているため、キャラクターの性格や魅力もあって女性プレーヤーも少なくない。なお窪岡氏は2002年にナムコが発売したクイズゲーム『青春クイズカラフルハイスクール』でもキャラクターデザインをしていた経歴がある。

本作は難易度が高く、簡単にトップアイドルを育てることはできない作りとなっており、他のゲームには無い奥の深い駆け引きやゲームを進める際の計画性が必要とされる。稼動当初は難易度が非常に高く、初心者がアイドルランクをD以上に上げるのは困難であった。そのため、その後数回の調整で難易度を下げていった。調整内容は、オーディションにおけるファン獲得人数の増加や合格枠数の拡大、下級のオーディションにおけるイメージレベル制限の緩和など。

アイドルランクCまでなら通常のオーディションだけでもどうにか到達できるが、アイドルランクBに上げるためには、ただでさえ1つ合格するだけでも非常に困難な特別オーディションに3つも合格しなければならない。本作において各アイドルが言う「トップアイドル一歩手前」であるCランクで活動停止に追い込まれ、それより上にどうしても到達できないプレイヤーが続出しているのはそのためである。さらにアイドルランクをSに上げるためには特別オーディションに全て合格しなければならず、一度しか挑戦できず敗北が絶対に許されない「TOP×TOP」にも合格しなければならないので、「TOP×TOP」のたった1つの合格枠を6人で奪い合う関係上、単純に計算するとSランクに到達できるのは全ユニットのうち僅か16%だけで、残りの84%はAランク以下で消えてしまうのである。つまり努力次第で誰でもSランクになれるという物ではなく、これがこのゲームの難しさ、過酷さを象徴していると言える。

本作はステーションの筐体に、同じナムコのドラゴンクロニクルシリーズの筐体と共通のものを使用している。そのため同作品からのコンバージョンも存在する。これは開発当初から『ドラゴンクロニクル』と同じ筐体を用いる計画だったため。このことは『アイドルマスター プラチナアルバム』のスタッフインタビューに記載されている。本作の稼働時に『ドラゴンクロニクル』を本作にコンバートしたロケーションも多く、その一方で本作にコンバート後、筐体を『ドラゴンクロニクル』に逆コンバートしたロケーションもあった。ただし、2006年12月に稼働する『みんなで鍛える全脳トレーニング』もまた同じ筐体を利用する上に、2007年1月にXbox360版が発売される影響もあり、『ドラゴンクロニクル』共々コンバートされて消滅するケースが多発することが見込まれる。

「THE IDOLM@STER MASTERPIECEシリーズ」PART1のCDは発売日に多くのレコード店で完売になり、当初は初回限定版はおろか通常版ですら入手が困難な事態が起きた。これは本作の人気だけでなく出荷数が元々少なかったために起きた事態である。その後は出荷数の増加が行われたため完売する事態は発生していない。

通常はゲームやアニメなどで声優が演じる際には、声優が役作りをしてキャラクターに近づけるのだが、このゲームのメインキャラクターは出演声優の性格や口癖などを参考にし、声優に近づける形で作られている。そのため声優は比較的素に近い形でキャラクターを演じている。

[編集] 外部リンク

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