Grand Theft Auto: San Andreas
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Grand Theft Auto: San Andreas | |
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ジャンル | アクション |
対応機種 | Playstation2、PC(Windows)、Xbox |
開発元 | Rockstar North |
発売元 | Rockstar Games(米国) カプコン(日本国内) |
人数 | 1人 |
メディア | PS2 DVD-ROM1枚組 PC DVD-ROM1枚組 |
発売日 | PS2 北米版:2004年10月26日 欧州版:2004年10月29日 豪州版:2004年10月29日 日本版:2007年1月25日予定 北米版SE:2005年月日 PC(Windows) 北米版:2005年6月7日 欧州版:2005年6月10日 豪州版:2005年6月10日 北米版SE:2005年9月21日 Xbox 北米版:2005年6月7日 欧州版:2005年6月10日 豪州版:2005年6月10日 ※「SE」はセカンドエディションを指す。 |
価格 | PS2日本版:7,329円(税込) |
Grand Theft Auto: San Andreas(グランド・セフト・オート サンアンドレアス)はGrand Theft Auto シリーズ第4作で、Grand Theft Auto IIIシリーズ第3弾。2004年10月26日にPS2北米版が発売された。
目次 |
[編集] 概要
舞台は1992年のアメリカ西海岸の架空の州、サンアンドレアス。州の中にはLos Santos、San Fierro、Las Venturasの3つの都市がある。(サンアンドレアスとはモチーフとなっているロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガスの都市を並行して走っているサンアンドレアス断層から来ていると思われる)本作の主人公はカール・ジョンソンという名の黒人。
[編集] ゲームシステム
乗り物としてBMXやカート、バギー、ブルドーザーやダンプカー、ミキサー車等の重機、トラクターやコンバインなどの農業機械、ホバークラフト、大型航空機、戦闘機、列車(線路上を走るため直進・後退のみ)等が追加、プレイヤーキャラは着せ替えに加え、身体にタトゥーを入れたり、床屋で髪形を変えたりすることもできる。加えて体脂肪量と筋肉量の概念が追加され、食べ物を食べたりジムで体を鍛えたりすることで体型にも変化が出る。また、泳ぐことも可能になり、道場で格闘技を習うことができるようになった。
一部の武器は使い込むことで、スキルレベルが上昇し連射速度の上昇や2丁拳銃なども可能になる。ダンスやバスケット、トライアスロンもできるようになっているしガールフレンドと付き合うこともできるのでいままでと比べると自由度が格段に増している。前作よりも中に入れる建物が増え、経営するだけではなくその物件がストーリーに影響するなどの要素、フィールドサイズは前作『バイスシティ』の5倍と広大。繁華街は勿論、山岳地帯、砂漠、住宅地、高速道路、農村が追加され、移動可能フィールドの拡大に合わせてストーリーパートも充実し、より重厚なドラマが展開される。ゲームエンジンなどのシステムが前作と異なり新規開発のシステムを採用、その結果ゲーム各部の作り込みもさらに進化。広範囲、高密度を実現した究極の『GTA』とまでいわれている。また、クリアする為の時間も前作の倍ともいわれる。因みにカジノで遊ぶことも出来、かなり本格的である。(ルーレット、ブラックジャック、ビデオポーカーなど。これによる借金もちゃんとある。)ただし殺戮ミッションなどは消えている。 ちなみにカーラジオのほうは2パックなどのヒップホップを始めオルタナティブロックやハウスミュージックその他カントリーミュージックなどが楽しめる。 PS2版は2人プレイ可能。
[編集] ラジオ局
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[編集] 登場人物
[編集] 主な登場人物
斜体 は英語名、カッコ内は声優
- カール・ジョンソン Carl "CJ" Johnson (Chris "Young Maylay" Bellard)
- 主人公。愛称は頭文字を取って "CJ"。弟ブライアン Brian の死を切欠にロスサントス Los Santos を離れ、リバティーシティ Liberty City においてジョーイ・レオーネの下で5年間「働いて」いたが、兄スウィートから母ベヴァリー Beverly が何者かに殺害された一報を受け、故郷ロスサントスに戻る事になる。帰郷早々、汚職警官テンペニーから警官殺しの濡れ衣を着せられる。また、自分が所属するギャンググループ、グローブストリートファミリー Grove Street Family を立て直そうとするも、仲間の裏切りに合い逆にロスサントスから追い出されてしまう。その後、復讐を胸に各地を転々としながら徐々に権力と地位、そして人脈を獲得していく。
- ショーン・ジョンソン Sean "Sweet" Johnson (Faizon Love)
- CJの兄。愛称はスウィート "Sweet"。CJがリバティーシティーに居た間、グローブストリートを切り盛りしていた。CJと同じく仲間の裏切りに合い、重症を負って警察病院に収容されてしまう。長期に渡ってテンペニー、トリノらに人質として利用されるが、CJの奮闘によって無事ロスサントスに帰還する。成功したCJから外の世界で生きていこうと誘われるがこれを断り、CJを諭してグローブストリートファミリーを盛り上げることに心血を注ぐ。
- ケンドゥル・ジョンソン Kendl Johnson (Yolanda Whittacker)
- CJの妹。シーザー・ヴィアルパンドとは恋人関係にあるが、そのことでいつも兄スウィートと言い争いをしている。兄達にはアウトローの世界ではなく、法に則った社会の中で暮らして欲しいと願っている。ギャング間の抗争より不動産経営に興味があるようだ。
- ライダー Lance "Ryder" Wilson (MC Eiht)
- 本名はランス・ウィルソン "Lance Wilson"。古くからのグローブストリートのメンバー。身長が低いことにコンプレックスを持っている。また、重度のヤク中。CJ達を裏切った一人。サンフィエロのピア69でCJと戦い死亡。
- ビッグ・スモーク Melvin "Big Smoke" Harris (Clifton Powell)
- 本名はメルヴィン・ハリス "Melvin Harris"。ライダーと同じく古参のグローブストリートメンバー。CJ達とは少し離れた所に住んでいる。ヤク中。CJ達を罠にはめた張本人。裏切った後は悠々自適な生活を送っていたが、CJ達からの復讐を恐れ地下に潜る。ロスサントスの暴動の最中、単身アジトに乗り込んだCJとの戦いで死亡。
- オージー・ロック Jeffrey "OG Loc" Cross (Jonathan Anderson)
- 本名はジェフリー・クロス "Jeffrey Cross"。グローブストリートファミリーに所属。お調子者で、TPOをわきまえず下手なラップを披露したがる。様々な罪(車泥棒、駐車違反など)によって服役していたが、最近になって出所。現在は保護観察中で、社会復帰の一環としてファーストフード店で掃除係として働かされていた。スウィートやスモークから将来のため大学に入ることを勧められたがラッパーとしての人生を歩む決意をする。その後とある有名ラッパーのライムブックを入手し、それをもとに成り上がる。フレディという男性と同性愛の関係にあったらしい。自称「ギャングスター」だが、彼自身のラップのセンスは最低である。
- シーザー・ヴィアルパンド Cesar Vialpando (Clifton Collins)
- 混血のスペイン人で、ヒスパニック系のギャンググループ"Varrios Los Aztecas"のリーダー。また、車を改造したりレース等を行う事を趣味にしているローライダーでもある。肌の色が違う事、またケンドゥルの彼氏であるということから、当初CJとの関係はあまり良くなかったが、その後は互いに認め合い、相棒としてCJと付き合っていくことになる。
- フランク・テンペニー[C.R.A.S.H.] Officer Frank Tenpenny (Samuel L. Jackson)
- いわゆる悪徳警官。スモークやライダーなどにスウィートやCJを罠に嵌めるよう唆した張本人。汚職の隠蔽工作ためにC.R.A.S.H.のメンバーであるラルフ・ペンデルベリー "Ralph Pendelberry" を殺害し、その濡れ衣をCJに着せる。裏で様々なギャングから金を巻き上げており、また自分の保身と利益の為、スウィートを人質に取ってCJを利用する。汚職の隠蔽のため同僚のプラスキーやヘルナンデスをも犠牲にするが、後に彼の汚職はロスサントス中に知れ渡ることになり、市内で大規模な暴動が勃発。事の顛末を知るCJの始末にも失敗し、逃走するところを高所から車ごと落下して死亡。
- ちなみに、"C.R.A.S.H."とはCommunity Resources Against Street Hoodlums(暴力団犯罪課)の略称である。
- エディ・プラスキー[C.R.A.S.H.] Officer Eddie Pulaski (Chris Penn)
- テンペニーの相棒。しかし、実態は子分のような扱いである。人種差別主義者であり、ヒスパニック系や黒人に対してはあからさまな差別言動を繰り返す。最終的にテンペニーに見捨てられ、CJに消されてしまう。
- マッド・ドッグ Madd Dogg (Ice T)
- 一時は大人気の売れっ子ラッパーであったが、マネージャーのアラン・クロフォード "Alan Crawford" を車ごと海に投げ込まれて殺害されたうえ虎の子のライムブックを盗まれてしまい(いずれもCJが実行犯)、仕事が立ち行かなくなったことによってその地位を失う。ラスベンチュラスで自暴自棄になって自殺しそうになった所をCJに助けられる。その後、CJがライムブックを取り返してマネージャーとなったことで再び売れっ子に返り咲き、ついにはゴールドレコードを受賞する。
- カタリーナ Catalina (Cynthia Farrel)
- シーザーの従姉妹。Grand Theft Auto IIIに登場するカタリーナと同一人物。感情の起伏が非常に激しく、侮蔑的で乱暴者。またヒスパニック系であるためスペイン語訛りの雑言を吐く。彼女達がリバティーシティではなくサンアンドレアスに居るのは、本作の時間軸がⅢより前の設定であるため。CJとともにレッドカウンティを駆け回りながら強盗をこなしていく内に恋人関係(カタリーナからの一方的な宣言による)になるが、あるミッションを境にCJからⅢの主人公クロードに乗り換え、共にリバティーシティに向かうことになる。だがその後も、電話で開口一番「このブタ!」と叫んだり、性行為中に電話してくるなど、CJに対して嫌がらせの電話を何度かかけてくる。
- トゥルース The Truth (Peter Fonda)
- フリントカウンティ郡の農場で麻薬の栽培、生産、販売を行っている老人。そういった仕事柄のため、様々な方面に人脈を持っている。時折、常人には理解できない意味不明な言動を発するが、あながち間違っていないことも。ヒッピー。
- ウージー Wu Zi Mu ("Woozie") (James Yaegashi)
- 本名は"ウージームー Wu Zi Mu"。チャイニーズマフィア"マウンテン・クラウド・ボーイズ Mountain Cloud Boys"のボス。各地で賭博場やカジノを経営している。レッドカウンティで行われている非合法レースイベントでCJと知り合い、その後は良好なビジネスパートナーとして付き合っていくことになる。盲目であるが、部下がしっかり補っている。例えばウージーが部下とポーカーをやるとき、目が見えないため、部下が逆イカサマをして、ウージーが必ず勝利するようにしている。
- ゼロ Zero (David Cross)
- サンフィエロ San Fierroでラジコンショップを経営している27歳の青年(童貞)。CJとはトゥルースを通じて知り合った。同業者であるバークリー Berkley(玩具店トップファン "Top Fun" のオーナー)とは因縁が深く、互いに本物の武器を積んだラジコンで抗争している。所謂オタクであり、電気機器に関する知識は広く深い。カリギュラズカジノの金庫破りにおいてもCJに協力したが、作戦中に意味もなくバークリーの名を連呼しCJを混乱させたため、作戦終了後にCJに殴られる。
- マイク・トリノ Mike Toreno (James Woods)
- 麻薬組織ロコ・シンジケート Loco Syndicateを取り仕切っている男。アメリカの「敵」と戦っている。正体は政府のとある機関(恐らくはCIA)の職員。サンフィエロにおけるCJとの戦闘で死亡したかと思われたが、事も無げに生存しており、服役中のスウィートを人質に取ってCJに滅茶苦茶な無理難題を押し付ける。
- ケン・ローゼンバーグ Ken "Rosie" Rosenberg (Bill Fichtner)
- 本作でのあだ名はロージー "Rosie" 。トミー・ベルセッティの顧問弁護士であったが、1992年の時点では薬物の濫用によって弁護士の資格を剥奪されている。コカイン中毒のリハビリとしてラスベンチュラスに滞在しており、滞在中はカリギュラズカジノの管理を任されていた。Grand Theft Auto: Vice City登場時より大分禿げてきている。VC同様臆病であり、おだてられるとその気になる。とあるミッション中、一度だけVC時の相棒トミーの名を口にする。なお、Grand Theft Auto: Vice Cityは、本作より6年前の設定である。ラスベンチュラスのマフィア抗争においては中立的な立場にいる模様。
- サルバトーレ・レオーネ Salvatore Leone (Frank Vincent)
- リバティシティーでマフィアを仕切っているレオーネファミリーの首領。Grand Theft Auto Ⅲ、Grand Theft Auto: Liberty City Storiesにも登場。レオーネファミリーの息がかかったカリギュラズカジノを訪れるためサンアンドレアスへ来訪。彼の息子ジョーイ・レオーネの元で一時働いていたCJとは面識がある。本作でCJがシンダッコ・ファミリーとの抗争で手助けしてくれたため信頼していたが、その直後にCJによって自らのカジノを金庫破りされ、逆に手酷い裏切りを受けてしまう。後の妻マリアとはこのときの滞在で知り合うことになる。
[編集] その他の登場人物
斜体 は英語名
- ジミー・ヘルナンデス[C.R.A.S.H.] Officer Jimmy Hernandez (Armando Riesco)
- ヒスパニック系の新人警官。ラルフ・ペンデルベリー亡き後C.R.A.S.H.に配属されたが、チーム内では下っ端であり、テンペニーとプラスキーにこき使われている。用済みとなりテンペニーにシャベルで殴られて気絶し、気付いてプラスキーに襲い掛かったところを射殺される。
- ドゥエイン Dwaine (Navid Khonsari)
- トゥルースの友人で、ジェスロの相棒的存在。CJと知り合った後はサンフィエロでガレージ経営を手伝っている。
- ジェスロ Jethro (John Zurhellen)
- ガソリンスタンド"Xoomer"の持ち主。CJとはトゥルースを通じて知り合い、ガレージ経営に誘われる。CJが車を何台も駄目にしているのを聞いて、ドライビングスクールを紹介する。
- ラン・ファ・リー Ran Fa Li ("Farlie") (Hunter Platin)
- ウージーとは仕事上のパートナー。話し掛けても"ウー"などといううなり声や咳払いだけで、何故か喋ろうとしない。部下はその咳払いだけでリーの言いたい事が分かり、代わりに部下がCJに対して代訳を行う。
- スージームー Su Xi Mu ("Suzie") (Richard Chang)
- ウージーの部下。CJのカリギュラズカジノ金庫破りをサポートする。
- ジズィー・B Jizzy B (Charlie Murphy)
- ロコ・シンジケートで取引の仲介役を行っている人物。また、サンフィエロ一のポン引きでもあり、サンフィエロで成人向けのクラブ"プレジャードーム Pleasure Dome"を経営している。同施設内にいたところをCJに襲撃され、逃走を図るが殺害される。
- ティーボーン・メンデス T-Bone Mendez (Kid Frost)
- ロコ・シンジケートのメンバーで、用心棒をしている男。サンフィエロのピア69でCJとシーザーに蜂の巣にされ死亡。
- ジョニー・シンダッコ Johnny Sindacco
- リバティーシティのマフィア「シンダッコファミリー」のボスの息子。心臓発作で死亡。
- ビーダップ Mark "B-Dup" Wayne (Jayceon Taylor)
- 本名はマーク・ウェイン。グローブストリートファミリーの一員であったが、金のために麻薬の売人に身を落とす。薬を与える代わりに自分のアパートでビッグベアを奴隷のように扱っている。
- ビッグベア Barry "Big Bear" Thorne (Kurt Alexander, aka Big Boy)
- 本名はバリー・ソーン。かつてグローブストリートファミリーの中核を担っていた人物だが、ボーラスがロスサントスを牛耳ってからは一介の麻薬中毒者に成り下がり、ビーダップの奴隷になっている。
- エメ Emmet (Eugene Jeter Jr.)
- CJに武器の使い方を教えてくれる老人。ロスサントスの銃器取扱業者で、Seville Boulevard Familiesの一員。
- オールド・リース Old Reece
- CJの行きつけの床屋の店主。
- ケント・ポール Kent Paul (Danny Dyer)
- 著名な音楽プロデューサー。「Grand Theft Auto: Vice City」にも登場。彼がプロデュースしたイギリスのバンドグループ"Gurning Chimps"のメンバー、メッサーと砂漠の中央で立ち往生していたところをCJに助けられる。CJがケンの元に車で送るときに気分が悪くなり、車を停めた際に外で嘔吐してしまう。ケン・ローゼンバーグとは旧友の関係。ちなみに彼の声を演じる Danny Dyer は Grand Theft Auto: Vice City においても同じケント・ポールの声を担当している。
- メッサー Maccer (Shaun Ryder)
- イギリスのバンドグループ"Gurning Chimps"のメンバーで、リードボーカルを務めている。CJに車で送られる際に尿意をもよおし、車を停めたときに立小便をする(このとき彼をひき殺すと、死体が永遠と尿を出し続ける)。人がいようと、どんな所だろうと、全く気にせず自慰行為に走るという少し困った性癖の持ち主。
- マリア Maria (Debbie Mazar)
- ラスベンチュラスのカリギュラズカジノでウェイトレスとして働いていた。飲み物をサービスする際にサルバトーレと知り合う。「Grand Theft Auto Ⅲ」、「Grand Theft Auto: Liberty City Stories」にも登場。
- クロード・スピード Claude Speed
- カタリーナがCJから乗り換えた新しい彼氏。レッドカウンティでストリートレースに参加していたが、CJにレースで敗れた後はカタリーナとともにリバティーシティへ向かうことになる。「Grand Theft Auto Ⅲ」の主人公であるが、本作でもやはり無口で、声優もいない。
[編集] ガールフレンド
本作では、6人のガールフレンドと付き合うことができ、それぞれ仲を深めることによって種々の特典がある。
斜体 は英語名
- デニス・ロビンソン Denise Robinson (Heather Alicia Simms)
- 黒人の少女。ロスサントスのギャンググループ「ヴァゴス」のアジトで暮らしていたが、CJがアジトに放火したため殺されかけた所をCJに助けられるという奇妙な出会いがきっかけに付き合うことになる。スリルのある人生を求めており、ドライブバイ "Drive-By" が趣味。ロスサントスのギャントン Gantonに住んでいる。命の恩人であるCJに対する愛情が深すぎるため、ロスサントスのどこにいてもデートの誘いの電話を掛けてくる。なお、彼女は後に「Grand Theft Auto: Liberty City Stories」において、ラジオに出演してCJに対する想いを述べている。
- ヘレナ・ワンクステイン Helena Wankstein (Bijou Philips)
- 白人女性。レッドカウンティ郡のブルーベリーにあるアミュネイションの屋外射撃場で銃を乱射している。付き合い始めると、実家の倉庫に置いてある火器を使用することができる。優男が好み。
- ミシェル・カンヌ Michelle Cannes (Vanessa Aspilaga)
- サンフィエロのダウンタウンで車の修理工(整備士)を営んでいる白人女性。車の運転が大好きで、午前中はドライビングスクールにいる。いわゆるデブ専で、付き合い始めると、経営している車工場で車をタダで修理してもらえる。
- ケイティ・ジャン Katie Zhan (China Chow)
- サンフィエロで働くアジア系の看護婦。どういうわけかゴルフ場で太極拳の練習をしている。バルキーでマッチョな男性が好み。付き合い始めると、体力がゼロになっても武器を失わなくなり、また無料で傷の手当をしてもらえる。
- バーバラ・スクタンバート Barbara Schternvart (Danielle Lee Greaves)
- ティエラロバダ郡のエル・ケブラードスにある警察署で働いている黒人女性警察官。デブ専。付き合い始めると、警察に逮捕されても武器を没収されず、また保釈金を支払うことなく釈放される。
- ミリー・パーキン Millie Perkins (Orfeh)
- ラスベンチュラスのカリギュラズカジノの元締めの白人女性。とあるミッションでカリギュラズカジノ内部へのカードキーを手に入れるために近づく事になる。男性好きで、特に好みはないが、性癖がちょっと特殊である。
[編集] ギャング・マフィア
- グローブストリートファミリー Grove Street Family
- ボーラス Ballas
- ヴァゴス Los Santos Vagos
- マウンテンクラウドボーイズ Mountain Cloud Boys
- シンダッコファミリー Sindaccos
[編集] ホットコーヒー "Hot Coffee"
ガールフレンドとのデートを重ねると別れ際に「コーヒー」に誘われるが、このシーンで一定のソフトウェアパッチ「Hot Coffee MOD」を使用することで性的な描写を閲覧できることが発覚。加えて、当該性的描写は初めから作品に組み込まれており、MODを使用することで閲覧可能になるという仕組みであることがわかり、米国では社会問題となった。なお、PS2日本国内版は当然のことながら当該描写が削除されての発売となる。
[編集] 日本語版について
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本作の日本国内版発売は当初2005年秋の予定であった。しかし、性的シーン疑惑(後述)などがきっかけで本シリーズについての規制論争が活発となり、SCE等のハードメーカーが自主規制基準を強化と発表したため暗礁に乗り上げた。
どのハードから発売されるか未定となり、発売予定日も2006年1月末に伸びたが、予定されていた1月を過ぎた時点でも公式な発表が全くない状態が続く。しかし、2006年5月29日にカプコンの辻本憲三社長が「まだ検討段階」と前置きした上で、米国で問題となっている性的描写部分を削除し、ゲーム業界団体の審査を経た上で、2006年末にプレイステーション2向けに発売するとの見解を述べた。
2006年11月に入り日本語版の発売日などの情報が発表された。 発表によると価格は7,329円(税込)で、ハードはプレイステーション2、発売日は2007年1月25日発売予定。同月10日には日本語版公式サイトもオープン。 日本語版のみの追加要素は無い。
また、ゲームラボ12月号によるとSCEによる修正要求箇所は60箇所にものぼりロックスターゲームス社は「これじゃあZ区分を作った意味がない!」と怒りをあらわにしながらも1月発売に向けて色々と調整をしているらしい。
早期購入特典はストーリーが始まる直前の物語を描いたイントロダクションDVD。約20分の内容となっている。
このイントロダクションDVDはスペシャルエディションの特典DVD内のSAN ANDREAS:THE INTRODUCTIONに日本語訳をつけたものである。 スペシャルエディションの特典DVDにはこの他にロックスターゲームスが手がけたSUNDAY DRIVERというドキュメンタリー映画も収録されているがこれは日本版の特典DVDでは省かれると思われる。