ONE LOVE

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ONE LOVE
GLAY の アルバム
リリース	2001年11月28日
録音	－ (CHELSEA SOUND STUDIO) (DOG HOUSE STUDIO) (HEART BEAT STUDIO) (ART WORKS STUDIO)
ジャンル	J-POP
時間	-分-秒
レーベル	アンリミテッド・レコーズ
プロデュース	佐久間正英
レビュー
最高順位1位、累計売上66.1万枚(オリコン)
GLAY 年表
DRIVE-GLAY complete BEST (2000年)	ONE LOVE (2001年)	UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY (2002年)

ONE LOVE（ワン ラブ）は日本のロックバンド、GLAYの6作目のオリジナル・アルバム、及び本作の収録曲の1つ。

2001年11月28日にポニーキャニオンよりリリースされた。

シングル『MERMAID』『GLOBAL COMMNUICATION』『STAY TUNED』『ひとひらの自由』や、CMソングでPVも作られた『嫉妬 (KURID/PHANTOM mix)』『Fighting Spirit』など全18曲が収録されている。

[編集] 解説

2000年末からニューヨークにて録音された楽曲を収録。一部楽曲ではdj hondaとのコラボレーションによって制作された。エンジニアはブラー等を手がけたジョン・スミス（『MERMAID』のみ、他のGLAY作品も手がけているマイケル・ツィマリング）。
HISASHIが作詞作曲を手がけた楽曲が、本作品で初めてアルバム曲として収録された。 ベスト盤DRIVE以後のGLAYの作品として前評判も高く、現在でも最高傑作と言われる。
『ONE LOVE』というタイトルはアメリカ同時多発テロ事件を受けて急遽付けられたらしい。

[編集] 収録曲

1. ALL STANDARD IS YOU

   GLAYのメイン・ソングライター、TAKUROが今作で思い入れのある作品と語る、オープニング・ナンバー。静かに刻まれるトラックに突如豪快にギター・サウンドが響く、ロック・バラード調の楽曲。ちなみにGLAYがパーソナリティーを務めていたラジオ番組において、TERUとTAKUROによる生演奏のアコースティック・ヴァージョンが披露された事がある。

2. WET DREAM

   2000年にロング・タームで行なわれたアリーナ・ツアー時に、その原型が演奏・披露されていたハード・ナンバー。ふんだんに盛り込まれている歌詞を早口で唄うボーカルが特徴的である。

3. 嫉妬 (KURID/PHANTOM mix)

   前曲からサウンド上で繋がった形で再生される、『口唇』などに代表されるGLAYメンバーのいう「色気」を漂わせるアップ・テンポ・ナンバー。過去HISASHIの楽曲にアレンジャーとして参加した草間敬がアレンジの一端を担っている。アルバム曲ながら人気も高く、ドラマ風のPVも制作され、「VIDEO GLAY5」に収録された。ライフ「GLAY LIFE MASTER CARD」CMソング。

4. HIGHWAY NO.5

   作詞・曲はJIROのハード・ナンバー。同年スタートしたドーム・ツアーにおいては、趣向を凝らした演出で披露された。

5. Fighting Spirit

   サントリー「ダイエット(生)」CMソング。歌詞の最後の一節はTAKUROがYUKIと電話した際のYUKIの言葉が元となっている。また、アルバムのタイトルにする案もあったようである。VIDEO GLAY5ではドラマ風のPVが収録されている。ちなみに『Fighting Spirit』がドラマの前編、『嫉妬』が後編となっている。

6. ひとひらの自由

   同年、限定生産・発売されたシングル曲のアルバム・ヴァージョン。

7. THINK ABOUT MY DAUGHTER

   曲調こそ速いハード・ナンバーであるが、歌詞は自身の娘の成長を見守る親の視点で綴られている。ちなみに当時TAKUROは独身であり、この曲の歌詞について「武田鉄矢っぽい」と冗談交じりに評していた。

8. VIVA VIVA VIVA

   2000年には曲の原型が出来ており、2001年に開催されたGLAY EXPOにおいて、先行演奏・披露された楽曲。ライヴでは曲の間奏部分でTERUがオーディエンスを煽る様なパフォーマンスを見せていた。GLAYのメンバーによると「この曲が出来た時点で『ここではない、どこかへ』がセット・リストから消えた」という。

9. Prize

   作詞・作曲HISASHIのロック・ナンバー。彼の楽曲には珍しくラヴ・ソングになっているが、歌詞のセンスは独特のものである。

10. MERMAID

    前年に発売されたシングル曲。ベスト・アルバムへの収録はなかったため、今回初めてのアルバム収録となっている。歌詞の一部がシングルにおける表記と異なっている。

11. mister popcorn

    ４曲目と同じく、JIRO作詞・曲のハード・ナンバーである。今作以降JIRO自身は歌詞を書くのを厭っていると思われる発言をしている。

12. 電気イルカ奇妙ナ嗜好

    作詞・作曲共にHISASHIによるポップ・ナンバー。ライヴにおいては映像と共に披露される事が多い。一部ボーカルと歌詞が異なる箇所がある。

13. STAY TUNED

    同年夏に発売されたシングル楽曲。ニフティ「Broadband@nifty」CMソング。

14. 君が見つめた海

    GLAYと親交関係にあるラジオ界の著名人、やまだひさしが好んでいたと云われる、一部TAKUROがボーカルをとっている楽曲。当アルバムの中では人気も高く、日本赤十字「はたちの献血キャンペーン」CMソングにも採用された。

15. 夢遊病

    GLAYの楽曲の中でも珍しいタイプの曲調の楽曲。同年北九州にて開催されたGLAY EXPOにおいて招待された海外アーティストが参加している。

16. Christmas Ring

    当アルバムにおいては珍しいスロウ・バラード・タイプの楽曲。

17. GLOBAL COMMUNICATION

    KDDI「M-UP GLAY PHONE」CMソングとしてもオンエアされた、同年発売のシングル曲。この楽曲の歌詞に「ONE LOVE」という言葉が使われている事から、当アルバムを象徴する楽曲の１つとも形容される。

18. ONE LOVE ～ALL STANDARD IS YOU reprise～

    同年開催されたGLAY EXPOにおいてエンディングにSEとして流れていた、HISASHIによるアレンジの楽曲。

前作: HEAVY GAUGE

GLAYのオリジナルアルバム

次作: UNITY ROOTS & FAMILY,AWAY

オリコン週間アルバムチャート第1位 2001年12月10日付
前作: 松任谷由実 『sweet,bitter sweet～YUMING BALLAD BEST』	GLAY 『ONE LOVE』	次作: DREAMS COME TRUE 『monkey girl odyssey』