FRIENDS II
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| FRIENDS II | ||
|---|---|---|
| B'z の ミニアルバム | ||
| リリース | 1996年11月25日 | |
| 録音 | - | |
| ジャンル | J-POP AOR |
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| 時間 | 27分35秒 | |
| レーベル | Rooms RECORDS | |
| プロデュース | 松本孝弘 | |
| レビュー | ||
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| チャート順位 | ||
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| 売上枚数 | ||
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| B'z 年表 | ||
| B'z TV Style II (1995年) |
FRIENDS II (1996年) |
Flash Back-B'z Early Special Titles- (1997年) |
『FRIENDS II』（フレンズ・ツー）は、日本のロックグループB'zが1996年11月25日にRooms RECORDSからリリースした、5枚目のミニアルバムである。4thミニアルバム『FRIENDS』の続編となっている。
目次 |
[編集] 内容
前作「FRIENDS」の延長上の作品と捕らえられるかもしれないが、「II」は全曲にストーリー性を持たせてはおらず、一曲一曲のストーリーが全て独立した内容になっている。音質はソフトになっており、フルートやサックス、フェンダーローズなどをフィーチャしAOR(AC)風のムーディーな雰囲気を出している（ex.「shower」「ブルージーな朝」）。そのため、従来のB'zから想像がつかないほどの世界観が展開され、ハイレベルな玄人向けの作品である。事実、特にB'zファンでないコアな音楽ファンの間でも評価も高かった。松本のギターサウンドに目を向けても、ワウペダルを多用したファンク風なものやジャジーな甘いクリーントーンが多く、このアルバムがそれまでのB'zとは一線を画す象徴になっている。後に、収録されている「SNOW」は、ライブでも披露された。
[編集] 売り上げ
- シングル曲なしの全オリジナル曲のアルバムでありながら、初動売上96.6万枚、累計売上146.7万枚の大ヒットとなった。尚このアルバムが日本でリリースした最後のミニアルバムである。（2006年現在）
- 1997年年間アルバムチャート12位。
売上はいずれも(株)オリコン調べ。
[編集] 収録曲
曲の解説やタイアップ等はB'zで解説しているため一部簡潔に解説する。
- FRIENDS II
- 前作「FRIENDS」の一曲目「Friends」と同じメロディを松本がギターで弾いているインスト曲。このアルバムのオープニングにふさわしい、暖かなメロディとやわらかい音色で、大人しい印象を与える。
- SNOW
- この曲のほとんどの部分を稲葉がファルセットで歌った曲。とにかく暗いバラードナンバー。非常にシンプルなバンド構成で、随所に聞かれるスライドギターや後半に出てくるエレクトリックギター以外、およそすべてがアコースティックインストゥルメントである。メロディ、コード進行や展開などB'zの王道からかけ離れたハーモニーであり、特殊な世界観を作り出している。バラードベスト『The Ballads ～Love & B'z～』にも収録された。
- 傷心
- 今までのB'zとは一味違うロックサウンドを打ち出している曲。元々は先行シングルとして作られた楽曲だったが、ただでさえ曲数の少ないミニアルバムに知っている曲があるのもつまらないだろう、ということでアルバム曲となったらしい。シングルを前提にしていただけあって、完成度はかなり高い。落ち着いた音色のギターソロや、フルートがフィーチャされていたり、リズム隊にコンガなどの生楽器が生かされているなど、それまでのB'zの楽曲とは違うアプローチが満載である。
- BABY MOON
- 短調のボサノバ。ボサノバ自体がB'zの楽曲と無縁であるためファンでない人からは本当にこれがB'zなのか？とも思えるほどの雰囲気を持つアダルトチックなナンバー。ストリングスやフェンダーローズのアレンジが絶妙であり、それらが松本の甘く暗いギターと稲葉の枯れるようなボーカルとマッチして非常にクオリティの高い楽曲に仕上がっている。
- sasanqua ～冬の陽
- 松本によるインストナンバー。ロックマンを使用していた頃からがらりと音色が変わったのがよくわかる。松本節全開の泣きのギターが聞ける。松本ソロアルバム『House of Strings』にも収録されている。
- ある密かな恋
- こちらも従来のB'zからは想像できないシャッフルのスローファンク・フュージョン曲である。ふたつめの恋をした男の心情を歌った曲。随所に遊び心が見られ、ギターソロパートではシャッフルからジャジーなウォーキングベースがなぞる、ストレート４/４にリズムが変わるなど、ロックファン以外でも味わい深い作品となっている。随所でサックスがフィーチャされている。
- きみをつれて
- 冬の名盤「FRIENDSII」のラストを飾る切ないナンバー。B'z初のレゲエを取り入れた斬新なナンバーである。サックスソロから始まり、最初は比較的ゆったりしているが、途中から曲も盛り上がりを見せ、後半は松本の泣きのギターソロが鳴り響く壮大な雰囲気になり、そして最後ピアノでしめやかに終わる。ちなみに、Bメロのギターフレーズは、同アルバム収録のインスト「sasanqua～冬の陽」のイントロのフレーズをオブリガードとして入れている。
[編集] 参加ミュージシャン
- 松本孝弘：ギター、作曲、編曲
- 稲葉浩志：ボーカル、作詞、コーラス（#2-4.6.7）
- 山木秀夫：ドラム
- 中村“キタロー”幸司：ベース（#3.5-7）
- 青木智仁：ベース （#2.4）
- 小野塚晃（DIMENSION）：ピアノ、エレクトリックピアノ、オルガン
- 土岐英史：サックス（#6.7）
- 斉藤ノブ：パーカッション（#3）
- 篠崎Strings：ストリングス
- 坪倉唯子：コーラス（#3.7）
| 前作: FRIENDS |
B'zのミニアルバム | 次作: DEVIL |
| オリコン週間アルバムチャート第1位 1996年12月9日付 |
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| 前作: GLAY 『BELOVED』 |
B'z 『FRIENDS II』 |
次作: V6 『GREETING』 |
