SPLASH!
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SPLASH! | ||
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B'zのシングル | ||
リリース | 2006年6月7日 | |
ジャンル | ロック | |
時間 | 7分28秒 | |
レーベル | VERMILLION RECORDS | |
プロデュース | 松本孝弘 | |
売上枚数 | ||
累計売上33.0万枚(オリコン) |
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チャート順位 | ||
最高順位1位(オリコン) |
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B'zのシングル年表 | ||
ゆるぎないものひとつ (2006年) |
SPLASH! (2006年) |
SPLASH!(スプラッシュ)は、日本の ロックグループB'zの42枚目のシングルCD。
目次 |
[編集] 解説
今作は初回特典として、前回のライブ『CIRCLE OF ROCK』から『愛のバクダン』『パルス』『Fever』のライブ映像が収録されたDVDがついた。ジャケットの色は、グリーンが『愛のバクダン』、ブルーが『パルス』、イエローが『Fever』で、通常版はレッド。また通常版はマキシシングルサイズ、DVD付きのものはトールケース仕様である。しかしB'zとしては初のDVD付シングルにも関わらず、近年のシングルCDの売上の底上げ図るため、ファンの複数枚買いを狙ったのか、いきなりこのような通常盤含む4種リリースで発売されたため、ファンの意見は賛否両論だった。ただし、シングルの収録曲に関しては評価が高い。
リリース発表時にオフィシャルホームページで「爽快!ハジケル、極上サマーロック!」というキャッチコピーが表示されていたが、曲のイメージとはまったく印象が違ったため、発売前に姿を消した。
同週に強豪の関ジャニ∞がCDをリリースしたため大接戦になることが予測されていたが、10万以上差をつけて難なく1位となった。
収録された2曲は今までの4ピースバンド的な曲作りから離れており、この流れが15thアルバム『MONSTER』に繋がっていく。
[編集] 売上
- 初動売上枚数27.1万枚。
[編集] 収録曲
- SPLASH!
- 42枚目のシングルの1st beat。これまで長く続いてきた生音ロック路線の楽曲から離れ、打ち込み音などが比較的多く使われているダンスチューン的な楽曲。ドラムも音の重さは抑えられている。またシングル曲としては初めて松本のギターソロパートがない珍しい楽曲。メロディラインなどから9thアルバム『SURVIVE』収録の「DEEP KISS」を髣髴とさせる。また、サビに入る前の打ち込み音が印象的である。歌詞では、人間の生存現象をうまく描いているが、過激でいやらしい。元々はアルバムレコーディングの後半にダンサブルな曲がないということで制作されたが、転調の部分が途中で変わったりなど過去のB'zではなかった雰囲気の楽曲になっており、ファンからの人気も高い。
- MVP
- 生音ロック路線を完全に離れたストリングスやホーン、街中のSE、打ち込みドラムなどがふんだんに使われたいわゆる"昔のB'z"の雰囲気漂うナンバー。初期からのファンに人気が高い。「恋心 (KOI-GOKORO)」や「NATIVE DANCE」を髣髴とさせる作りとなっている。「SPLASH!」同様こちらも松本のギターソロパートはない。
- 最初のイントロの雑踏は、稲葉が曲の雰囲気にあうということで、街の雑踏の音を録音したもの。その中で、浜崎あゆみの「CAROLS」の一部分が流れていると言われているが、版権問題が絡むことを推測すると、雑踏を録音した中でたまたま街頭で流れていたものと思われる。
- また、この曲には「恋心 (KOI-GOKORO)」や、「Wonderful Oppotunity」のように振り付けがつけられおり、現在B'z LiveGYM.com 2006で見ることが出来る。
[編集] 参加ミュージシャン
- 松本孝弘:ギター・全曲作曲・編曲
- 稲葉浩志:ボーカル・全曲作詞・編曲
- シェーン・ガラース:ドラム ・パーカッション
- 徳永暁人:ベース・全曲編曲
- 武田和大:サクソフォーン (#2)
- 宮崎隆睦:サクソフォーン (#2)
- 上石統:トランペット (#2)
- 東條あづさ:トロンボーン(#2)
- TAMA MUSIC:ストリングス (#2)
- NAGATA MAKI:ストリングス (#2)
- 池田大介:ストリングスアレンジ (#2)
[編集] タイアップ
- ドワンゴ着うたフルCMソング。(#1)
[編集] 関連項目
オリコン週間シングルチャート第1位 2006年6月19日付 |
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前作: 山下智久 『抱いてセニョリータ』 |
B'z 『SPLASH!』 |
次作: V6 『グッデイ!!』 |