高宗 (唐)
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| 姓名 | 李治 |
| 年号 |
永徽 650年 - 655年 |
| 廟号 | 高宗 |
| 字 | 為善 |
| 諡号 | 天皇大聖大弘孝皇帝 |
| 生没年 | 628年-683年 |
| 在位 | 649年-683年 |
| 父 | 太宗(第9子) |
| 母 | 文徳皇后長孫氏 |
高宗（こうそう、628年－弘道元年12月4日(683年12月27日)、在位は649年－683年）は、唐の第三代皇帝。第二代皇帝・太宗の九男。諱は治。字は為善で、幼名は稚奴。
目次 |
[編集] 生涯
九男であったが、太宗の晩年に皇太子だった同母長兄李承乾と四兄の魏王・李泰が内紛を起こしてそれぞれ廃されたうえ、外戚に当たる母方の伯父の長孫無忌（鮮卑賀跋部）の政治工作もあって、皇帝として即位することとなった。また、隋の煬帝の外孫でもある異母兄の呉王の李恪が亡父･太宗に溺愛されたこともあり、彼を擁立する動向が見られたために、長孫無忌は強引に呉王を謀反人として扱い、呉王を自殺させ、その一族朗党を処刑した。
668年、新羅と共同して隋以来の宿敵・高句麗を滅ぼして新羅を除く朝鮮半島の領土を制圧し、その地に安東都護府を設置して支配し、唐の最大領土を現出したが、676年に新羅が朝鮮半島全土を統一するに当たって、その支配地を放棄せざるを得なくなった。
また、この頃になると国内では外戚に当たる長孫氏が高宗の皇后・則天武后の一派によって追放され、代わって則天武后（武則天）が政治の実権を掌握するようになっていた。このため、高宗は則天武后を廃そうと考えたが失敗し、後に眼病にもかかってしまい、唐の実権は完全に則天武后に牛耳られることとなった。
そのような中で、683年に崩御したのである。
また、一時的にではあるが皇帝ではなく天皇称号を使用したことでも知られている。
[編集] 宗室
[編集] 后妃
- 王皇后
- 武皇后
- 蕭淑妃
- 徐婕妤（唐太宗賢妃徐恵の妹）
[編集] 子
[編集] 女
- 義陽公主
- 高安公主
- 安定公主
- 太平公主
