飛田給駅
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飛田給駅(とびたきゅうえき)は、東京都調布市飛田給1丁目にある京王電鉄京王線の駅である。味の素スタジアム前(あじのもと‐まえ)という副駅名がついている。
各停のみが停車するが、味の素スタジアムの興行開催時には特急、準特急、急行、快速が臨時停車する。 また、大型興行開催時には、興行終了時間に合わせて飛田給始発の上り方面急行系臨時列車(特急、準特急、急行、快速)を運行することがある。
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[編集] 位置
- 所在地 - 調布市飛田給1-15-1
[編集] 駅構造
2面3線のホームを持ち、グッドデザイン賞を受賞。1階部分にホーム、2階部分に改札口、きっぷうりばがある。バリアフリー対応。上りホーム(2・3番線)は島式であり、2003年12月1日のダイヤ改定から、平日朝ラッシュ時に待避線(3番線)を利用して急行・通勤快速の通過待避が行われるようになり、2006年9月1日のダイヤ改定からは、さらに土休日昼間の準特急通過待避なども行われるようになった。なお、両ホームは跨線橋で結ばれ、橋上に改札口がある。改札口から地上への出口は線路の北側と南側に1ヶ所ずつある。
[編集] のりば
[編集] 利用状況
1日平均乗降人員 23,617人(2004年度)
[編集] 駅周辺
北口は小さなロータリーになっており、下記のバスの停留所がある。また味の素スタジアム(Jリーグ J1FC東京・J2東京ヴェルディ1969本拠地)は、駅の北側にある。
- 次の駅である西調布駅とは600mしか離れていない。
[編集] 路線バス
当駅北口から、また一部調布駅から当駅北口を経由して、東京外国語大学、多摩川線多磨駅を結ぶ循環路線バスがあったが、1日4本を残してなくなり、代わりに、同様の路線で循環の復路(西側)を往復する系統となった。すなわち、当駅北口から、一部調布から当駅北口を経由して、多磨駅までの往復である。
また、この路線とは別のルートで、当駅北口から京王多摩川駅を経由して調布駅に至る路線もある。
- 飛田給駅北口
[編集] 歴史
- 1916年(大正5年)9月1日 開業。
- 2001年(平成13年)3月5日 ホームの2面3線化を含めた改良工事が完成。2001年3月10日の東京スタジアム(当時)の開業に合わせたもの。
- 2001年(平成13年)3月8日 駅名に「東京スタジアム前」という副駅名を付ける。その後、東京スタジアムの味の素スタジアム改称に合わせ、副駅名も変更。
- 2001年(平成13年)10月1日 グッドデザイン賞を受賞。
[編集] 駅名の由来
荘園制度が盛んであった頃、この地は「飛田某(とびたなにがし)」という荘園領主から給された「給田地」であったという地名から、「飛田給」と名づけられる。
[編集] 隣の駅
- 京王電鉄
- ■京王線
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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