鞆鉄道線
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鞆鉄道線(ともてつどうせん)は、鞆鉄道が福山駅~鞆駅間で1913年(大正2年)~1954年(昭和29年)に運行していた鉄道路線。
元々軽便鉄道として開通したため、軌間762mmのナローゲージを用いていた。また、同線で使用されていた蒸気機関車の煙突がラッキョウの形に似ていたため、「ラッキョ汽車」とも呼ばれていた。
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[編集] 路線データ
1954年2月時点
[編集] 運行状況
1925年3月11日改正時
- 運行本数:全区間8往復
- 所要時間:全区間48分
1950年5月12日改正時
- 運行本数:全区間13往復
- 所要時間:全区間39~41分
[編集] 沿革
- 1913年(大正2年)11月18日 鞆軽便鉄道によって開通。軽便鉄道法に基づく軽便鉄道線であった。
- 1926年(大正15年)12月19日 軽便鉄道線を地方鉄道法に基づく鉄道路線へ格上げし、社名を鞆鉄道とする。
- 1954年(昭和29年)2月28日 並行するバスが多く走っていたため、それに代替して廃止。
[編集] 駅一覧
1954年2月廃止時点のもの
[編集] 接続路線
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