長崎県立佐世保北中学校・高等学校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
長崎県立佐世保北中学校・高等学校（ながさきけんりつさせぼきたちゅうがっこう・こうとうがっこう）は、長崎県佐世保市にある公立中高一貫校である。共学校。
| 長崎県立佐世保北高等学校 | |
| 創立 | 1908年(明治41年) |
| 発足 | 1949年(昭和24年) |
| 教育課程 | 全日制 |
| 設置学科 | 普通科 |
| 所在地 | 〒857-0028 |
| 長崎県佐世保市八幡町6-31 | |
| 公式HP | 長崎県立佐世保北中学校・高等学校|- |
目次 |
[編集] 概要
1908年（明治41）に、長崎県立佐世保中学校として創立。1949年（昭和24）に、長崎県立佐世保第一高等学校・長崎県立佐世保第二高等学校・長崎県立佐世保女子高等学校・佐世保市立東和高等学校・佐世保市立成徳高等学校の五つの学校を母体に、長崎県立佐世保北高等学校と長崎県立佐世保南高等学校に二分される形で発足した。佐世保市の中心部に位置する進学校。2004年（平成16）中高一貫教育を目的として、長崎県立佐世保北中学校併設。
[編集] 所在地
〒857-0028 長崎県佐世保市八幡町6-31
[編集] 沿革
- 1908年（明治41）長崎県立佐世保中学校として開校。校舎は現在の佐世保市立八幡小学校跡地（佐世保市立清水小学校（建設中））の位置。
- 1948年（昭和23）学制改革により高等学校となり、長崎県立佐世保第一高等学校と改称。
- 1949年（昭和24）長崎県立佐世保第一高等学校・長崎県立佐世保第二高等学校・長崎県立佐世保女子高等学校・佐世保市立東和高等学校・佐世保市立成徳高等学校の五つの学校を母体に、長崎県立佐世保北高等学校と長崎県立佐世保南高等学校に二分される形で発足。佐世保市立成徳高等学校・長崎県立佐世保第二高等学校の２校の敷地を引き継ぎ、それぞれ八幡校舎・福石校舎とした。同年定時制課程設置。
- ※1948年（昭和23）新制高等学校が全国で発足とともに、佐世保市内に15校あった中等学校は新制高等学校に昇格。この高等学校の再編成が大きな問題となる。佐世保市では４校設置を求めていたが、ニブロ米占領軍軍政部教育官の方針により、佐世保市内にあった５つの公立普通高校を統合して、1949年（昭和24）長崎県立県立佐世保北高等学校、長崎県立佐世保南高等学校とし、商業高校と工業高校を統合して長崎県立佐世保商工業高等学校の3校が設置された。私立高校は全てそのまま高等学校へ昇格。[1]
- 1951年（昭和26）八幡校舎敷地内に新校舎落成。福石校舎廃止。
- 1979年（昭和54）新校舎建設のため、梅田町の長崎県立佐世保商業高等学校跡地（現長崎県立佐世保中央高等学校の位置）に仮設校舎。
- 1980年（昭和55）定時制課程廃止。
- 1982年（昭和57）新校舎落成（現校舎）。
- 2004年（平成16）中高一貫教育を目的とした長崎県立佐世保北中学校を設置。
[編集] 主な学校行事
- 歓迎遠足（４月）
- 球技大会（７月）
- 北辰祭（体育祭・文化祭隔年交互）（９月）
- マラソン大会（１２月）
[編集] 主な部活動の実績
バレーボール
- 1986年（昭和61） 第17回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会（春高バレー）出場（男子）
- 1986年（昭和61） 全国高等学校総合体育大会出場（男子）
- 1990年（平成02） 第21回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会（春高バレー）出場（男子）
- 1990年（平成02） 全国高等学校総合体育大会出場（男子）
- 1996年（平成08） 第27回全国高等学校バレーボール選抜優勝大会（春高バレー）出場（男子）
- 1996年（平成08） 全国高等学校総合体育大会出場（男子）
硬式テニス
- 2001年（平成13） 全国高等学校総合体育大会出場（女子シングルス）
- 2003年（平成15） 全国高等学校総合体育大会出場（女子団体・女子シングルス）
- 2004年（平成16） 全国高等学校総合体育大会出場（女子団体・女子シングルス）
- 2004年（平成16） 第27回全国高校選抜テニス大会出場（女子団体）
- 2005年（平成17） 全国高等学校総合体育大会出場（女子ダブルス・女子シングルス）
- 2005年（平成17） 第28回全国高校選抜テニス大会出場（女子団体）
- 2006年（平成18） 全国高等学校総合体育大会出場（女子団体・女子ダブルス・女子シングルス）
軟式テニス
- 1999年（平成11） 全国高等学校総合体育大会出場（男子個人）
バトミントン
- 2000年（平成12） 全国高等学校総合体育大会出場（男子団体）
体操
- 2003年（平成15） 全国高等学校総合体育大会出場（男子個人）
陸上
- 2001年（平成13） 全国高等学校総合体育大会出場（女子100mハードル）
- 2004年（平成16） 全国高等学校総合体育大会出場（男子800m・女子競歩3000m）
- 2005年（平成17） 全国高等学校総合体育大会出場（男子競歩5000m・女子競歩3000m）
- 2006年（平成18） 全国高等学校総合体育大会出場（男子競歩5000m・男子800m）
水泳
- 2001年（平成13） 全国高等学校総合体育大会出場（男子200m自）
- 2002年（平成14） 全国高等学校総合体育大会出場（男子200m自・男子400m自・男子400mリ）
剣道
- 2005年（平成17） 全国高等学校総合体育大会出場（男子個人）
弓道
- 2001年（平成13） 全国高等学校総合体育大会出場（女子個人）
- 2004年（平成16） 第22回全国高等学校弓道選抜大会出場（女子個人）
- 2004年（平成16） 全国高等学校総合体育大会出場（女子団体）
空手
- 2005年（平成17） 全国高等学校総合体育大会出場（男子個人組手）
- 2006年（平成18） 全国高等学校総合体育大会出場（男子個人組手・男子個人形）
[編集] 出身者
[編集] 文化
- 佐藤正午 - 作家
- 白石一郎 - 作家（直木賞受賞）
- 菅賢治 - 日本テレビプロデューサー
- 堀田かつひこ - 漫画家
- 松永真理 - バンダイ取締役
- 峰隆一郎 - 作家
- 村上龍 - 作家（芥川賞受賞）
- 諸岡ケンジ - ミュージシャン
[編集] 学会
[編集] 官界
- 宇野公子 - 国連経済分析官
[編集] 財界
- 大川康寛 - リズム時計工業株式会社代表取締役社長 （2005.06～現職）
- 尾崎元規 - 花王株式会社代表取締役社長 （2004.06～現職）
- 原野直也 - アトラス株式会社取締役会長 （2000.03～現職）
[編集] 題材となった文学作品
- 佐藤正午『童貞物語』
- 村上龍『69 sixty nine』
