金成町
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金成町(かんなりちょう)は、1955年から2005年まで宮城県栗原郡にあった町である。キャッチフレーズは、「健康で豊かな生活ができるまち、金成町」。2006年現在の栗原市の一部にあたる。
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[編集] 地理
宮城県の最北部、岩手県との県境に位置する。町の北部が丘陵地、中部、南部が平地となっている。町の南部を西から東に三迫川が流れる。
国道4号が南から北に抜ける。市街地はこの道路沿いに三か所あり、沢辺と金成は南部、有壁は北部にある。沢辺は国道が三迫川を渡る北岸に、金成はそれより北東約2キロの丘とその麓にある。有壁は丘陵中の盆地である。
- 河川:三迫川、夏川、金流川、有馬川
[編集] 歴史
縄文時代、古墳時代の埋蔵遺跡が多く発見されている。平安後期には奥州藤原氏の支配下に入った。南北朝時代には、津久毛橋城が南朝の北畠顕信の拠点になった。江戸時代に仙台藩の支配下になり、金成に三迫川流域を支配する代官所が置かれた。また奥州街道の沢辺、金成、有壁宿が置かれた。
- 1871年 水沢県庁金成取扱所が置かれる。
- 1875年 磐井県に属する。
- 1876年 宮城県に属する。
- 1889年4月1日 市町村制施行に伴い、萩野村、金成村、沢辺村、津久毛村が発足。
- 1955年1月1日 萩野村、金成村、沢辺村、津久毛村が合併、金成町となる。
- 2005年4月1日 栗原郡内全町村が合併し、栗原市となる。
[編集] 行政
- 村長:佐藤小弥太(2003年12月14日~)
[編集] 経済
[編集] 産業
[編集] 姉妹都市・提携都市
[編集] 地域
[編集] 健康
[編集] 教育
[編集] 中学校
- 金成町立金成中学校
[編集] 小学校
- 金成町立金成小学校
- 金成町立沢辺小学校
- 金成町立津久毛小学校
- 金成町立萩野小学校
- 金成町立萩野第二小学校
[編集] 隣接している自治体
[編集] 交通
[編集] 鉄道
[編集] 道路
- 高速道路
- 一般国道
- 都道府県道
- 町内を走る県道:宮城県道4号中田栗駒線、岩手県道・宮城県道48号弥栄金成線、宮城県道181号大鳥沢辺線、宮城県道182号栗駒金成線、宮城県道・岩手県道186号有壁若柳線、岩手県道・宮城県道186号油島栗駒線、岩手県道・宮城県道187号大門有壁線、宮城県道203号有壁停車場線
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 沢辺ゲンジボタル発生地
- 旧金成小学校校舎 (金成町歴史民俗資料館、現在は栗原市金成歴史民俗資料館)
- 金成ハリストス正教会
- 旧有壁宿本陣
- 金成温泉
- 日枝神社
- 姉歯の松
[編集] 祭り
- 小迫祭り(4月第1日曜日)
- 館山公園(臥牛館跡)桜まつり
- 金成町夏祭り(8月上旬)
[編集] イベント
- 金成町朝市(8月12日)
- 金成町産業まつり(11月)
- 金成町民文化祭(11月)
- ライトファンタジーin金成(12月)
[編集] 出身有名人
- 菅原法房(能面師)
- 村上世一(陶芸家)