製図
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製図(せいず,drafting,drawing)とは、図面を製作すること。
図面を製作する際、日本工業規格によって定められている。
目次 |
[編集] 線
物を表す用途に応じて線の太さ、種類は使い分けされる。
[編集] 線の太さ
- 太線
- 中間の太さの線
- 細線
太線:中線:細線=4:2:1
[編集] 線の種類
- 実線(連続した線)
- 破線(短い長さの線を並べたもの)
- 一点鎖線(線と1つの点を交互に並べたもの)
- 二点鎖線(線と2つの点を交互に並べたもの)
[編集] 線の用途
- 外形線
- 寸法線
- 寸法補助線
- 引出線
- 中心線
- 隠れ線
- 破断線
- 切断線
- ハッチング
[編集] 製図用具
[編集] 関連する日本工業規格(JIS)
[編集] 製図の基本的な規格
- 製図総則:JIS Z 8310
- 製図-製図用語:JIS Z 8114
- 製図-製図用紙のサイズ及び図面の様式:JIS Z 8311
- 製図-表示の一般原則-線の基本原則:JIS Z 8312
- 製図-文字:JIS Z 8313
- 製図-尺度:JIS Z 8314
- 製図-投影法:JIS Z 8315
[編集] 製図の一般的な規格
- 製図-図形の表し方の原則:JIS Z 8316
- 製図-寸法記入方法-一般原則,定義,記入方法及び特殊な指示方法:JIS Z 8317
- 製図-長さ寸法及び角度寸法の許容限界記入方法:JIS Z 8318
- 寸法公差及びはめあいの方式:JIS B 0401
- 製品の幾何特性仕様(GPS)-幾何公差表示方式-形状,姿勢,位置及び振れの公差表示方式:JIS B 0021
- 製品の幾何特性仕様(GPS)-表面性状:輪郭曲線方式-用語,定義及び表面性状パラメータ:JIS B 0601
- 製品の幾何特性仕様(GPS)-表面性状の図示方法:JIS B 0031
[編集] 機械製図の規格
- 機械製図:JIS B 0001
- 製図-ねじおよびねじ部品:JIS B 0002
- 歯車製図:JIS B 0003
- ばね製図:JIS B 0004
- 製図-転がり軸受製図:JIS B 0005
- CAD機械製図:JIS B 3402
[編集] その他各分野の製図規格
- 土木製図通則:JIS A 0101
- 建築製図通則:JIS A 0150
[編集] 図記号の規格
- 溶接記号:JIS Z3021
- 加工方法記号:JIS B 0122
- 電気用図記号:JIS C 0617
- 構内電気設備の配線用図記号:JIS C 0303