行政区分
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行政区分(ぎょうせいくぶん)とは、政府などが定めた区画(行政区画)に基づいて割り振られた行政単位。複数の行政単位が集まって、より上位の行政単位を形成する。通常は、ある行政区分には上位の行政区分が1つしか存在しない。
国土の面積や人口の分布、政体のありかたによって、行政区分の階層構造、数はまちまちである。例えば、モナコやナウルのような小国はなんらの行政区分も持たない。イタリアは州の下位をなす行政区分として県を置くが、県の下位はすべてコムーネである。人口200万人を超えるローマも100人未満の村落もすべてコムーネとされている。