虞美人草
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虞美人草(ぐびじんそう)は、ヒナゲシの別名。
『虞美人草』(ぐびじんそう)は、夏目漱石の小説の題名。初出は1907年で、朝日新聞上に連載された。彼が職業作家として執筆した第一作で、一字一句にまで腐心して書かれたという。
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[編集] 映像化
[編集] 映画
この作品は二度映画化されている。
[編集] テレビドラマ
テレビドラマとしては4作品制作されている。
- 1961年 - NHK、脚本:久坂栄二郎、全1回、出演:丹阿弥谷津子、西本裕行、杉村春子、園井啓介、加藤治子、宇野重吉ほか
- 1961年 - 日本テレビ、脚本:富田義明、全1回、出演:池内淳子、小山田宗徳、田代信子、夏亜矢子ほか
- 1966年 - MBS、脚本:若尾徳平、全19回、出演:長谷川稀世、久保明、上原謙、花柳小菊、石濱朗ほか
- 1984年 - TBS、副題「まぼろしの愛に果てた紫の女!」、脚本:寺内小春、全1回、出演:古手川祐子、古尾谷雅人、藤谷美和子、小林薫、石原真理子、坂東八十助、山岡久乃、石田えり、笠智衆、綿引勝彦、村田雄浩、藤田進、津嘉山正種、中島唱子ほか
※上記の作品の他、1981年に向田邦子脚本、松田優作主演の作品が制作される予定だったが、向田邦子が飛行機事故で急逝したため、実現には至らなかった。この作品のキャストは、そのまま1982年の向田邦子追悼ドラマ「春が来た」に流用された。
[編集] 外部リンク
『ぐびじん草』(ぐびじんそう)は、大岡信の情報化社会について書かれた論文。