立冬
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立冬(りっとう)は二十四節気の1つ。11月7日ごろ。および、この日から小雪までの期間。
太陽黄経が225度のときで、初めて冬の気配が現われてくる日。十月節。『暦便覧』では、「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と説明している。
[編集] 七十二候
立冬の期間の七十二候は以下の通り。
- 初候
- 山茶始開(つばき はじめて ひらく) : 山茶花が咲き始める(日本)
- 水始氷(みず はじめて こおる) : 水が凍り始める(中国)
- 次候
- 地始凍(ち はじめて こおる) : 大地が凍り始める(日本・中国)
- 末候
- 金盞香(きんせんか さく) : 水仙の花が咲く(日本)
- 野鶏入水為蜃(やけい みずにいり おおはまぐりと なる) : 雉が海に入って大蛤になる(中国)