稲増龍夫
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稲増 龍夫(いなます たつお、1952年4月9日 -)は東京都出身の社会学者。法政大学社会学部教授。専門は社会心理学・メディア文化論。血液型はAB型。
テレビ等でのコメンテーターの活躍も多く、フジテレビの「トークシャワー」、TBSの朝の番組「いちばん!エクスプレス」、「エクスプレス」のレギュラーコメンテイターを務めていたこともある。またメディアにもよく登場し、女子アナウンサーにも知り合いが多い。ゼミ出身者はマスコミ関係者が多く、大村正樹(フリー)などがおり、数多くのアナウンサーを輩出している。
また、大学が主催する法政大学自主マスコミ講座の顧問でもあり、送り出したアナウンサーは小島奈津子(元フジテレビ)や龍円愛梨(テレビ朝日)、加藤明子(朝日放送)など数多くいる。講座からは毎年アナウンサーのみならず数多くのマスコミ就職者を出している。
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[編集] 略歴
- 1971年3月 東京教育大学附属駒場高等学校 卒業
- 1971年4月 東京大学文科三類 入学
- 1973年4月 東京大学文学部社会学科 進学
- 1976年3月 東京大学文学部社会学科 卒業
- 1976年4月 東京大学大学院社会心理学修士課程 入学
- 1978年3月 東京大学大学院社会心理学修士課程 卒業
- 1978年4月 東京大学大学院社会心理学博士課程 入学
- 1980年3月 東京大学大学院社会心理学博士課程 中退
- 1980年4月 東京大学文学部社会心理学研究室助手
- 1984年3月 東京大学文学部社会心理学研究室 退職
- 1984年4月 法政大学社会学部専任講師
- 1986年4月 法政大学社会学部助教授
- 1993年4月 法政大学社会学部教授
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『アイドル工学』(1989年、筑摩書房)
- 『フリッパーズ・テレビ―テレビ文化の近未来形』(1991年、筑摩書房)
- 『<ポスト個性化>の時代~高度消費文化のゆくえ』(1992年、時事通信社)
- 『増補 アイドル工学』(1993年、筑摩書房(ちくま文庫))
- 『パンドラのメディア―テレビは時代をどう変えたのか』(2003年、筑摩書房)
[編集] 共著
- 『洋楽 in ジャパン 68-86―日本で流行ったロック&ポップス』(1994年、学陽書房)
- 『歌謡曲完全攻略ガイド 68-85』(1996年、学陽書房)
- 『電脳社会への提言』(1997年、アスキー)
- 『有名人のデジタル書斎術』(1997年、アスキー)