相馬裕子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
相馬 裕子(そうま ひろこ、1970年9月12日 - )は、愛知県名古屋市北区出身のシンガーソングライター、DJである。
東海女子高等学校出身(現・東海学園高等学校)猫好き アーティストの友人に加藤いづみ、奥井亜紀、相沢友子、服部祐民子等がいる。あだ名・呼び名は姉御・相馬ちゃん・あじゃ・そうまっち・相馬社長等がある。
目次 |
[編集] 略歴
- 相馬家の末っ子として生まれる。(動物占い=小鹿 六星占術=天王星人【+】 九星占い=三碧木星)
- 中学時代にバンドのボーカルとして参加、高校卒業後は地元のライブハウスでボーカリストとして活動を始める。
- 1989年にヤマハ・ヴォーカリスト・オーディションで表現力を評価され、デビューの足がかりを作る。
- 1990年上京してザ・バードコーポレーションに所属、祐天寺駅付近で数年過ごす事になる。
- 1991年4月からKBS京都が当時東京から発信していたKBS京都はいぱぁナイト水曜日のアシスタントに抜擢され、のほほんとしたキャラクターで人気を集める。
- 1991年6月よりソニー、Ki/oonソニーレーベルで作品をリリース。
- セカンドアルバムの製作で訪れたアイルランドで自動車事故に遭遇するが、奇跡的に外傷も無く助かって本人の強運ぶりが伺える。(相馬図鑑では当時の映像が公開された。)
- 1993年未来を描く鳥が初のシングル曲として水野真紀の出演する「パパっこちゃん」の主題歌になる。相馬本人も居酒屋シーンで「ほっけ下さい」と注文する客役で出演している。
- 1994年にTVKのガールポップ94で加藤いづみ等とメインパーソナリティーを勤める。同年末一身上の都合でバードコーポレーションを辞め、パソコン雑誌で挿絵などを書くイラストレイターっぽいこともしていた。
- 1995年10月に研音と契約。
- 1996年にポリグラムから発売された「星に願いを」は江角マキコ等が出演するドラマ「こんな私に誰がした」の主題歌となる。同年にスタートしたラジオ番組「相馬裕子のCheers!」は本人手書きの新聞『週刊HIROKO』をFAXボードで全国から取り出せるという画期的な企画により地方FMなのに全国的な人気を得て彼女の活動を支える軸となる。
- 1998年に沢田聖子が所属するSMCに移籍(この事務所では客分という形で事務の代行をしてもらっている。)
- 1999年にスカパーのドラマ「進歩と調和」で病気がちな妻泉ヒロコを好演して女優としての一面も見せる。
- 2000年3月公式ホームページスタート!
- 2001年に自主的に立ち上げたレーベルWoodより「de light」を発売し、今までの作品に無い独自の世界を表現。
- 2005年10月「相馬裕子のCheers!」の10周年イベントが開催。同年11月ホームページリニューアル。
- 2006年1月からK-MIXでは本人編集の「月刊HIROKO」がポッドキャスティングでスタートすると同時にデビュー15周年のアルバム「Adam」を製作する傍らで今までリリースした各アルバムを各月で歌い尽くすライブ「相馬図鑑」も名古屋・関西・東京でスタート!何かと話題の多い興行ではあったが、特に4月は長年ベールに包まれていた94年の移籍について本人から真相が明かされてファンの間では話題騒然となった。また、4月からCheers!がポッドキャスティングに登場してエリア外で番組を聞けなかった相馬ファンからは歓喜の声が上がった。相馬図鑑最終公演の心斎橋のクラブクアトロでは本人がファンからのコールに涙を見せ、最終日の東京ではサプライズゲストに吉川みきさんのピアノと国立音楽院学生のオーケストラを迎えて大いに盛り上がり、大団円を迎えた。
[編集] 人となり
母性本能が強くて気遣いがしっかり出来る女性。語り口調が優しくて彼女に癒される人も多い。のほほんとした雰囲気だが、 自分の意見をしっかり持って言える人で「de light」の発売に関してもメジャーレーベルから企画版でのリリースを断り、 インディーズの第一弾としてリリースしている。プライベートではイメージと違ったバイク乗りでスキューバーダイビングも 趣味としてやっている他、スカイダイビング、カートにもチャレンジする快活な面もある。
また、芸術センスにも長けていてイラストの腕前はプロ並!(高校時代は慢研)特に猫のイラストが素晴らしい。
彼女の理想の男性は遠くで大きく輝く六等星のような人とのこと。(元ネタは手塚治虫のブラック・ジャックの「六等星」)
[編集] 主な作品
アルバム
- 『Wind Songs』(1991年6月21日 ソニー・トレフォート)
- 『空と海の出会う場所』(1992年6月21日 Ki/oon)
- ※上記2作品発売時は、本人ナレーションのサンプルCDがレコード店で無料配布された。
- 『永遠を探しに』(1993年3月21日 Ki/oon)
- 『愛がおしえてくれたもの』(1994年4月1日 Ki/oon)
- 『Recollections』(1995年6月21日 Ki/oon)
- 『Prism』(1996年12月16日 マーキュリー)
- 『de light』(2001年8月25日 a-net)
- ※予約者には特典のビデオが配布された。
- 『Adam』(2006年9月20日 Wood)
- 『ゴールデン☆べスト 相馬裕子』(2006年9月20日 SONY)
- 『Eve』(発売日未定)
single
- 『未来を描く鳥』(1993年4月21日 Ki/oon)
- 『恋なんてしたくない』(1993年12月1日 Ki/oon)
- 『私、泣いた』(1996年8月26日 マーキュリー)
- 『CHEERS!』(1996年8月26日 マーキュリー)
- 『星に願いを』(1996年11月4日 マーキュリー)
- 『LION in the ZOO』(1997年2月26日 マーキュリー)
※CD購入方法
メジャーレーベルの物は全て廃盤でCDショップで購入は極めて難しい。購入する術としてブックオフ等中古を扱う店を探すか、オンラインでネットオークション・アマゾン・楽天市場で探すのが賢明。インディーズ以降の作品は公式サイトで通販があるので安心。
[編集] 出演した主なラジオ番組
- はいぱぁナイト 水曜日(通 称・はい水) 1991年4月~1994年9月(KBS京都)
- 「CREATIVE COMPANY 冨田和音株式会社」(通 称・冨カン)内のコーナー番組 相馬裕子・風の祭日 1992年4月~1994年3月(CBC放送)
- 98マルチメディアステーション 1994年4月~1996年3月(TFM他でネット)
- 葉祥明美術館~風の詩 1994年10月~?(CBC放送)
- あなたとRAPPORT 1994年10月~1999年3月(FM愛知)
- SOUND DISCOVERY 1996年10月~1997年3月(FM富士)
- 相馬裕子のCheers! 1996年10月~現在もオンエア中(K-MIX)
- ギャルポップセンセーション 1997年4月~??(東北放送)
- 相馬裕子5階1号室 2001年7月~9月(Kiss-FM KOBE)
[編集] 外部リンク
- ※週刊HIROKOの過去のものや気まぐれ日記が閲覧出来る他、番組宛メールフォームが設置されている。
- ※毎週月曜日番組終了後に番組編集版がポッドキャスティング・MP3で聞ける他、本人手書きの週刊HIROKOの最新版は毎週放送終了後ここで閲覧できる。
- ※CD購入、視聴が可
- ※音楽配信サイト。マーキュリー時代以外の楽曲をダウンロードできる。